アマゾンでキンドルペーパーホワイトという端末を買った。アマゾンはどんな商品でも大抵プライムというのがあって、会員になると
送料が無料でなんでも送ってくる。だから田舎の山の上に住んでいる仙人や姥捨ての人にもすごく便利なサービスだ。現在外気温は零度だから、道路は凍結していてFRのでかくて重い車は滑って危ない。だから運転したくない季節には佐川や黒猫が運んでいるのは実に便利である。頼むと翌日か、せいぜい2日後にはなんでも来るのだ。カード決済だから残高さえあればなんでも1クリックで買える。アマゾンは倉庫が小田原にあるらしく、特に早い。無いものは無いぐらいなんでもあるからものぐさな人、買い物が嫌いな人にも便利なサービスで、これで随分小売店は打撃を受けてるのが想像できる。僕は昨年こういうサービスで500万ぐらいは買ったと思う。ポイントというのが溜まるとギフトカードを何万円かくれるのだ。JCBとかの奴だ。それをマダムや娘にあげると喜ぶ。伊勢丹で口紅とかパンティーとか靴下とかチョコとかそういうのを多分買うのだろう。
さっそくダウンロードして読んでみたが、バックが白いから文庫本を読むより文字が大きいし、軽いからハードカバーを読むより楽チンだ。これだと通勤とか持ち歩きが軽いので何冊でも入れておくとすごく便利な道具だなと思った。出版界もこれでまた変わらざるを得ないということだろう。読書を暇つぶしや趣味でする人、大半が僕のような老人だろうが、そういう人はわざわざ図書館に行かないでも無料で読める古典がダウンロードできる仕組みを作っている。ボランティアの人が版権の切れた名作をweb編集しているから、誰でもアマゾンにログインすれば貰える。こうやって裾野を広げれば、他の商品もそのうち買うという囲い込みの戦略だろう。だからライバルのヤフーや楽天は必死にカードを発行してポイントを無料で何千円も配って、自分の所にお客さんを引き寄せようと毎日たくさんのメールを送ってくる。消費者の財布は大抵の人が、多分毎月いくらと決まっているのだろうから、余計に買ってしまうと残高不足になるはずだが、リボルビングというメールが締め日付近にくると毎月必ずお誘いでくるのだ。今なら0000ポイント進呈しますというアレである。サラ金はほぼゼロ金利で調達して15%とか法外な金利で貧乏人に貸し付ける。直接現金を貸すのではなくて、買い物を予算オーバーにさせておいて、支払いをリボルビングにすれば払い終わるまで自動的に高金利で毟り取れるのだから、なるべくたくさんの人に薄く貸せば低リスクで大儲けできるわけだ。だから楽天とかヤフーとかカードを発行しているサイトは、実際は商品で儲ける必要がないから、小売店と比べて安売りしたり、送料をゼロにしたりしても採算にあうのだろう。こうしたカードは後ろにカード会社が提携しているから結局はサラ金が儲かるということになるし、サラ金の後ろはメガバンクだから金融が儲かるということになるのだ。
まあそれでも消費が活発になれば、どこかで増産が起きて、流通が活発化すれば自然に仕事量が増えるから、貧しい若者にも仕事ができるのだから望ましいと思われる。そもそも金融は幻想である。通貨発行は政府の任意だから、お金をどんどん流せば、誰かが金利ゼロなら借りるし、そのゼロのお金をまた為替、債券、株式、不動産、商品と様々なアイテムに交換して鞘を取るから、お金がお金を産むという現象が起きる。別に何も物は生産されていないが、実質的に通貨が増えるからGDPが上がる。貧乏な人は景気なんて一向によくならないという実感だというニュースがよく流れているが、それは当然で、貧乏な人々はこうした資産市場とか金融市場にアクセスできない人が大半だからである。ちょうど空を見上げると、大きなジェット機が空高く飛んでいく。それを眺めているしか方法のない人たちということで、あの飛行機には誰が乗っているのか?と思っているのと同じ事である。そう資産市場にアクセスするお金持ちが乗っているのだ。だからしかたなくお金を借りて物を貧乏な人が買えば買うほど、たくさんの飛行機が空を飛び回るという自己矛盾的な光景を目にすることになる。物が不足する時代は物が大切にされた。不足するから物の値段が上昇した。つまりインフレである。ところが共産圏が自由主義市場に組み込まれて、彼らが安い賃金で大量に物を作り始めると物が余るようになった。つまりデフレである。需要以上にどんどん生産して輸出してくるから値段は下がり、品質は上がる。生産性の革命が起きているわけだ。先進国のアホな労働者はそれに対応出来ないと賃金が下がるのは当然で、別に資本家が悪いわけではない。誰も安い賃金が嫌なら働かなければ良いだけの事であるし、事実僕など安いとか高いとかは無関係に雇われてまでは働かない。べつに自分で考えて対応すれば良いだけの事である。市場(労働市場、賃金市場)に巻き込まれるから影響を受けるのであって、そんなもの無視していればどうということもない。
賃金が下がれば得をする人もいるのだ。そう人を雇うのが仕事の社長さんである。それもかなり長くやっていたが面倒だし馬鹿な社員が多いので煩わしいので会社ごと売ってしまった。会社も資産だから売買すれば良いのである。株式市場はそのための市場である。資産市場で仕事をすればあの上空を飛ぶ飛行機に乗っているのと同じことになる。ただし飛行機の操縦は、地上で労働者をするよりもリスクが高い。天候が急変すれば墜落することもあるからだ。地上で調子が悪くても寝ていると大抵は直るが、空の上でトジれば墜落して死亡するのは当然である。だから飛ぶにはリスクに見合ったペイを取らないと割が合わないということになる。それを格差とか不公平とか言ってみても何も変わらないだろう。飛行機に乗るにはそれなりの能力も必要だし、そういう人は多くはいないからこれも需給で値段が決まるのだ。飛行機が墜落するとそれに乗っている人は死亡するが、落ちた場所にはそれの数100倍の労働者がいるから、その人も自動的に死亡する。まあ死亡といっても失業程度の軽いダメージだが、とにかく影響を受けざるを得ない。だから落ちそうになると政府がのこのこ出て来て落ちないように支えるというのがリーマン後に起きた事である。飛行機はもはや個人や個々の企業がどうのではなくてし政府(つまり自由経済市場しもののーつまり世界全体と言い換えたも過言でないほど)が落ちては困るという状態を作ってしまった。ブレーキの利かない流動性の過剰供与をしている真っ最中というわけだ。金と債券以外の資産市場の価格が上がるのは必然である。押せば拾う。他に手は無いと思う。
|
>
- Yahoo!サービス
>
- Yahoo!ブログ
>
- 練習用