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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

書庫日記

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村上春樹の書き下ろしが載るというので文春を2か月連続で買った。毎年ノーベル文学賞候補になるもののいつも外れる。それでも小説はあまり期待できないが、翻訳はまじめだし、彼はマラソンやトライアスロンで体を鍛えて朝に仕事をするというまじめ人間だから、その姿勢は見ならうべきものがあるだろう。だから一応新刊は全部読むが、いつもあまり面白くない。1Q84なんて最低だと思うが売れた。まあ売れるだけましなのかもしれないが予定通りという感じで、数が売れれば賞がとれるということにはなるまいと僕は踏んでいるし、多分今後の受賞もないだろう。今年はアイリスマンローが受賞した。”イラクサ”が新潮から出ているが、4年ほど前に読んだ。アメリカの女流作家でも、しっとりとした素敵な文体(といっても翻訳物だが)である。
 文春記事に”アベノミクスは有効だったか?”という討論会が載っていた。斜めに読んだが、批判的な人は全国的に調査しても景気が良い、売れているという声は時計屋のみだったと書いていた。以前少し時計を仕事で扱った時代があったので、昔は高級時計とか趣味の時計とかに多少興味があったので、ホーそんなものかと思う。今はどうでもよくて電池の時計を使っている。4台ほど現在使っている時計を見てみると、右からだんだん精度が左にいくに従って落ちて行く。右はクオーツだから正確無比で時刻以外にも気圧、高度、方向がはかれるから実用的に登山やハイキングに使っている。9割がこれを使っている時間配分というところか。お値段は右が一番安く、WEBなら2万円以下でいくらでも売っている。次は標準的な現在の百貨店の売れ線の時計でiwcポルトギーゼという自動巻クロノグラフで、ROLEXなんて恥ずかしくてできないよというおしゃれなタイプの大人に人気がある。80万くらいと誰にでも買いやすい値段だと思う。もう10年以上前に買ったが、壊れないしちゃんと動く。次の金時計はジャガールクルトというWフェイスの時計で12時間計と裏返すと24時間計に変わる時計で18金の実に重い時計である。ブレスレットも18金だとアメリカの税関で必ず足止めになるのをご存知かな?お値段は400万ぐらいだったと記憶しているが手巻きである。昔から車もジャガーが好きで(というかマダムがジャガー好きの困った女なのである)かれこれW6中心に12気筒を4台、6発を2台載っていたのでそのころはこれを使っていた。重いし肩が凝るし目立つので中国、アジアの旅行には最適で、これをしているとどこでも優遇されてすぐに席が取れる。順番待ちで100人ぐらい並んでいる所(レストランとかスパとタクシーとか)でもこれをひらひらしてドルが元を数枚かざせばオッケーである。お金の力は強い!中国は特にそうで上海の小龍包の名店で並んでいたら、ウエイターが近寄って来て特別室に案内された。こちらからなんのリクエストもしていないのにである。理由はマダムの身なりが高そうだった、この時計をしていたということだろう。有る意味目立つからリスクもあるのかもしれない。その左は売っていない時計であるから持っているのが不思議だが、実はロンドンのサザビーズの競売で落としているので値段は忘れたことにするが、左の3台を合計した数倍だったと思う。手巻きで実にエレガントなバシェロンの古いモデルだが動くには動く。一日10分ぐらいは温度で遅れたり進んだりするからキャリパーが不安定な時代に作られている。現在のバシェロンにオーバーホールを3年に一度出すが、往復で3ヶ月かかるし、メルセデスの車検より高い。だからピカピカであるが実用には難しいと思う。時計の価値はなんだろうと思うが、実用性が一番高いものが一番安い値段で流通している。安いから多分誰も欲しがらない。安いという値段は幻想がないからだろう。趣味的な商品とは幻想で成り立っている世界だから、幻想を換起するストーリーを必要としているという点で小説に似ている。正確である必要は無いし、真実を描く必要も無いという点でも相場の値付けに似ているとも言える。ケインズの美人投票の理論でもないが、みんなが投票すると思われる美人に投票するという点が値段をつり上げるコツなのかもしれない。このみんなとは株の場合は金の有るみんなということで我々庶民は大抵入らない。機関投資家でありファンドであり金があまっている人たちのことであるという事を大抵の庶民は忘れて議論をするから内田樹みたいなトンマな経済的な結論になるんだろう。意見としてあるいは論理として整合するけれども実際の金にはならないのである。別にそれでも無論宜しいと思う。金にならない価値というのは実に大切だという意見はごもっともであるから、武者と内田が噛み合うはずは永遠にないし、噛み合う必要も無いし、噛み合っても何も変わらない。
 相場でもそうだが、人気というものは理屈のようには動きはしないのである。なんで?というような意外なものが動くのが現実であると相場師は知っている。昨日は大発会の朝なりで6枚試しに買っていたFDKが上がって25万利食いした。1日に40%も上がるのをどんな理屈で説明するのか?お年玉を頂いた気分だ。指数が下がってもて低位株は暴騰するものが増えている。金の世界というのは無限の幻想で成立しているのだから、その幻想に大きな風を吹き込むのが中央銀行の使命であるとどうやら黒田は気がついたということなのだ。その意味でアベノミクスで時計屋が売れているという事実(僕は2万で安いのをアマゾンで買っただけだが)は幻想が有効に作用しているという証拠のような気もする。みなさん景気づけに高い時計を買いましょう!(笑)
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内田樹と武者陵二のブログは実に面白い。お二方とも主義主張が明瞭で歯切れが良いので、読んでいるほうはノンポリだからついつい
そうですなーとうなずいてしまう説得力がある。それぞれの主張は、左翼と右翼、贈与経済とグローバリスム、ポスト成長主義と成長主義と全く噛み合ない。その2人が岩波で対談をしたことがあった。ちょうど時期的にはリーマンショックの後で証券市場が壊滅的な打撃を受けて世界経済がマイナスに落ち込んでいたときで、武者の分が悪いタイミングだったにもかかわらず、なかなか善戦してその主張を曲げるということもなかった。金持ちの代表(武者)と元貧乏人代表(内田)という構図で対談は進むのだから、トリクルダウンが効くはずも無い。(笑)
あのロッキングオンのオーナーの渋谷陽一が、ロックの雑誌で稼いだ金を売れない政治誌SIGHTというのにつぎ込んでいるが、僕は年間購読でこれを読んでいる。他には山と渓谷、GQ、ENGINEと都合4誌を暇つぶしの為に定期購読で3年払いで買っている。車の雑誌は編集長の鈴木正文の左翼的悦楽のあきらめ方がなかなか宜しいのでENGINEのコラムだけが気に入って買っていたが、途中でGQに移籍してしまった。だから今のENGINEはひどくつまらなくなった。だって巻頭コラム以外読むところがひとつも無い雑誌なのでそれがなくなったからだ。次は更新しない。それで鈴木は内田を今度はGQに人生相談のコラムを無理矢理作って毎月書かせている。高橋源一郎と内田も仲良しで、2人とも全共闘だったからか、渋谷の雑誌ではこの2人の対談が雑誌全体の背骨を形成するような成り立ちとなっている。高橋の女好きは小説を読めばよくわかるが、3回離婚して4回結婚するぐらいあれこれ眼が移りやすい性格なのだろう。女とのリアルな生活を小説化するのだから実に骨の折れる仕事だと感心するがファンタジーに逃げない筆致は勇ましい。最初の妻との間に出来た娘と対談していたのが印象的だった。まあ男と女はいろいろ有るし、人様のことをとやかく言うつもりはないが、80歳になってこれまた4度目の結婚をするジョージソロスにしても、諦めが悪いというのは大成功の要因と言えなくもないだろう。女に対しての幻想を追っているのだろうし、離婚の慰謝料を支払うために相場を張っているのじゃないかと思えるほどだ。でもそれは誰かの役にたっているのだから相場師は金を人よりたくさん払えば役に立派にたつ商売といえるだろう。そのエネルギーがきっと需要なのだろう。

日本の現在の論壇を引っ張るのはこうした団塊の全共闘世代が多いようだが、武者は孤独なグローバリストとして奮起している。
アメリカの大学を出たせいもあるのだろうし、ドイツ証券という外資証券会社にいるのだから、堂々と資本主義の正当な論陣を張っている。世の中には比率で考えれば、このようなグローバリストに分類されうる人はごく少数で数パーセントいるかいないかだから多数決では賛同者はほとんどいないと思われるが、多数というのは大抵愚劣な迎合主義に陥りやすいという民主主義の典型が多いし、グローバリズムは金融資本の自然な変化でそうなってきたから、これに対しての対抗主義といおうか、何らかの価値あるオルタナティブを示さない限りどうしようもないのだが、それを具体化できないところが左翼の弱みである。左翼に経済が展開可能ならロシアがああなるはずはないからである。
内田の言う贈与経済にしても、贈与する側は贈与するだけの資産(金であれ知恵であれ物であれ)が必要だが、その資産を贈与される側が有効に使用できる保証は無論無い。どちらかと言えば有効化できなかった人たちが贈与される側に掃き溜めのように常にいるというのが実情に近いだろう。危険な考えかもしれないが彼らの数が半減しても世界はちっとも困らないだろう。勢い、物事は贈与する側の論理をもって進むということになりやすい。それが政治的な現実なのは、べつに日本だけのことではなく、世界中が似たりよったりという所だろう。それでも武者のように株が死んでいる状態の2012年頃から強気を言って、それを信じて株をこつこつ拾っていた人はたくさんお金が儲かったという事実が残るのだから、文句ばかり言って具体的な方法を持たない左翼の心地よい言葉(朝日新聞なんてこれだけで戦後70年以上食っている厚顔無知の典型だ)よりは人を具体的に豊かにしているはずである。さて左翼を転向して右翼化した西部慂が最新刊を黒鉄ヒロシと出した。”もはや、これまで”という劣化列島の頂きで絶望を朗らかに語る真剣な冗談である。
こういう本が出るころは、事態は最悪を大抵は過ぎている。だから相場は激しく上がると思うし、事実上がってる。アメリカのウォール街の有名な格言がある。  "強気相場は心配の壁をよじ登る”

おっかないスポーツ

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”謹賀新年、おかげ様で、アホな私でも6割トレました。この波に上手く乗っていきたいものです。ブログ楽しみにしております!!”という賀状をガールフレンドのA嬢から頂いた。有り難いことである。山の一人暮らしはさぞかし寂しいことだろうというお気使いに感謝したい。もともとガールフレンドへのLOVELETTERは書くのが好きな方で、あることないことなんでも有りでたくさん書くのだが、最近はストーカー法というのが成立したらしく判例を見ていないが、しつこいのはどうもダメらしい。このしつこいという現実的な頻度がどんなものかよくわからないから、長いLOVELETTERはリスクが高い。別段訴えられてももうこの歳だからどうということもないのだが、それでも監獄では相場は出来ないだろうから不便である。ちょうどシャガール展に出かけて絵葉書を買ったので、それでお返事を今日は書いている。ハガキなら長いものは書けない。それにしても生徒の中にも6割で回した女がいるのでホットした。アホでも取れる相場だと書いているから誰か僕以外の人が取れていないと嘘になる。これでちゃんとやれば出来ることが証明されたわけである。おっさんたちもねーちゃんに負けるのがいやならせっせと基礎をやってほしい。

シャガールの幸せなカップルは空を飛ぶ。鳥と馬と魚と一緒にふわふわ空間を漂っているような暮らしがシャガールの幸福の構図なのだ。具体的なイメージというのは実にわかりやすいから重要である。シャガールの絵を見るとマルセルプルーストの”失われた時を求めて”のスワン家のほうへのこんな一説を思い出す。
”世には無精のためと言おうか、あるいは社会的地位の高さに由来する義務感からある河岸に釘づけされたことにたいする諦めのためといおうか、せっかく現実が提供してくれる快楽を、死ぬまで守りとおす彼らの社会的地位以外では、あえて享受しようとせず、ついにはそれに慣れてしまうと、周囲にある平凡な気晴らしが我慢ならぬ退屈を、しかたなく快楽と呼んで甘んじる人間がたくさんあるが、スワンはこういう人間とは違っていた。スワンは、一緒に暇つぶしをする女だから美しいのだとは思おうとはせず、はじめから美しいと思った女と一緒に暇をつぶそうとするのだった。そして相手は時にはかなり月並みな器量の女だった。というのは、自分では気がつかなかったが、彼の求めていた肉体的特質は、彼の好きな美術家たちが描き、彫刻する女性にたいして賛美する特質とは正反対だったからだ。表情の深さ、物思わしげな顔は彼の感覚を凍らせたが、これに反して健やかな豊かな薔薇色の肉体は彼の感覚を目覚ますのだった。” 淀野隆三訳 新潮社版 失われた時を求めて 1974より引用)

映画“ON THE  ROAD"でメリールーが男2人と車内で乱交するシーンがあるのだが、この時の小道具として監督が選んだのだが、プルーストの”スワン家のほうへ”のペーパーバックだった。この蓮っ葉さ、少し暗い眼をした熱い血の16歳の少女が金に困り亭主と喧嘩をすると目の前で売春をしてバス代を稼いでとっとと一人で帰ってしまう自立性、そのくせ遊びと薬に飽きると今度は家と子供が欲しいという女のわがままを平気で口にする矛盾。相場とはつまりこのメリールーそのものである。だからプルーストが相場好きであったかどうかは知らないが、スワンの視線を通して語られる彼の自意識は当時のパリ周辺の知識人たちのシュールな現実に対しての醒めた感覚を代表しているとも言えるのだろうし、サルの眼を通して語るケルアックにはシカゴの街並みのなかで頂点に達した若いアメリカ人のエネルギーが都会を捨てて道に飛び出すノマドロジーは、現在のオレオレ詐欺を実行する若者たちのエネルギーとの同質さがあるのかもしれない。退蔵された金が回転するという純粋な経済的な意味ならこれもまた有効である。タンス預金よりフェラーリを買う浪費のほうがGDPは上がるだろう。誰が買うかなんてどうでも良いのだ。(倫理を僕は語らない。)
良いも悪いもない。運動とはそういう現象のことのだ。同様に株価の上下運動に良いも悪いもないのである。ただうねるという現象でしかないからこちらは理屈を言わずに合わせる事。そうBEDの上でGIRLFRIENDと一緒にやるあの運動の波とコツは一緒だ。うまくいくと気持ちがよい。相場とは気持ちのよい運動でないと破産するおっかないスポーツであるとも言える。(笑)

祝祭の空間

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パリオペラ座の天井壁画を描いたのはマルクシャガールだ。ドゴールに提案したのは3枚の下絵候補があったのだという。
静岡市美術館でマルクシャガール展が始まったので友人夫婦と4人で出かけた。休日最後の日曜日、静岡の街はかなりの人手があるようで、中心地付近の大型タワー駐車場が常に満車の混みようだから、お正月の地方景気はとりあえず順調といえるのだろう。ディーナーの予約も前日だと3軒満席で断られたのだから少しはお金を使って楽しい事をしようという気分が出て来たものと思われる。お金は交換手段なのだから売買をしないとちっとも回転しない。回転しないということは有るところから無いところに移動しないという事だから、無いところは実に困ったことになるのだろう。困ったことが無いから困った人の気持ちもよくわからないし、わかりたくも無論ないのだが、売買は頻繁大量に行うほうだから多分一般のリーマンの100倍や200倍は売買するのが仕事なので、売買の残り滓で消費をすることになる。だから生活費は売買誤差にも満たないというのが実感であるがその誤差でも使うほうが景気には多分プラスだろう。ガソリンを入れて高速を走って、お茶を飲んでチケットとお土産のはがきとノートと図録を買って飯を食って7万円ぐらい多分使っただろう。一人2万円弱だから、これが大人4人の半日のデート代として高いのか安いのかよくわからないが、こんなもんでも少しは役に立つのだろうか?
シャガールの主題はダフニスとクロエに代表されるようにカップルの恋人を描いたものが圧倒的に多い。しかも色彩と光が華やかで見る者の心をパッと明るくする魔術がある。この展覧会の集積は圧倒的な量の絵画、彫刻、タピストリー、陶芸、ステンドグラスとよくこれだけ集められたというほどの規模と質で、静岡でこれが見られるのは実にラッキーな体験であった。近所の人は是非ご覧あれとお勧めしたい。この絵の前にいる短い時間だけでも至福の時を堪能できることを保証する。

 さて今日から2014年の相場が始まる。納会の少し前に大半の玉を落として軽くしていた。休み中に月足グラフを更新して玉帳を締めた。折れ線グラフも更新して準備に抜かりなしという休日だった。というか今日から僕はしばらく休日である。グラフが終わるとしばらく疲れが取れるまでは売買はあまりしない。買いはゆっくりというのが良い結果になりやすいというのは本当である。だからあわてて売買する必要など全くないといってよい。特に休み開けは値が飛びやすいので慎重に行く事が重要だろう。2012年から強気だったのはドイツ証券の武者氏ほぼ一人という状態だったが彼の描くシナリオ以上に株価は反応した。今年も彼の強気は継続中で、22000円を今年中につけるというシナリオを書いている。まあ指数はわからないが僕は1996年の株価ぐらいに戻るものが低位株では増えるのじゃないかと月足を書いていると強く感じてしまう。それは2005年の戻り高値を倍返しした位の値位置のものが低位株では大半だろう。劇的な上昇(3−5倍の上昇)が起きないとそれは達成しないが2013年でも不動産、証券などはそういう上昇が起きた。その裾野が多分広がっていくのがこの数年の低位株の動きになってこよう。だから押し目(月足陰線でも逆行の酒田陰線新値でも)を分割で買うという以外に操作の基本は当面ないと思う。それ以外は利食いの吹き値売りを月末付近に実行して、ものぐさな人でも年間で資金全体が2回ぐらいは最低転がるぐらいはした方が良いと思う。2013年は大半の低位株は5月に年間高値をつけて調整に入ったものが多かった。それから日柄で7ヶ月が経過して切り返すものが増加中である。定石通りの値動きであるから操作も基本通りで宜しいかと思われる。下手な人の特徴は玉が動かないという玉帳に必ずなる。利食いでも損切りでも下手なうちは年間2回転を強制的にしたほうが、感覚も技術も磨かれるし上達が早くなると思う。損切りが出来る、利食いが出来るというのはド下手脱却のキーポイントだからだ。自由と希望というシャガールのイメージそのものだ。固まらないということは意地になって値動きに逆らうという愚劣な操作をやめるという事である。損が切れれば一人前という意味がわかるということでもある。売買は利食いと損切りのトータルであり、悪い玉(感覚的に)を素早く落とすというリスク回避でもあるからだ。もっと上手い人ならもともと悪い玉になりそうな玉を建てない。(団子の玉を建てるなということ)相場を売買空間として三次元で捉える感覚、そういう相場師はおそらく祝福されるのだろう。呪われた人は必ずと言って良いほど、悪い玉を抱えて僕に相談にくるという事実だけを見ても上手くなる方法は損切りの上手い下手というのが証明されよう。さて余談だが僕の言う下手とはつまりこのブログを読んでいる相場だけで現在は食えていない人全てを言う。カチンときた人は確実にド下手だろうと思う。(笑)上手いということは売買の型がきちんと固まっているから下手なノイズとなるようなものはもともと最初から読みはしないからである。

不可能な交換

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古いタイプの相場師は温泉が好きが多いようだ。是銀は熱海のマンションにすんでいたし、ヤマタネは熱海の山に別荘地を開発して豪邸で温泉三昧の老後だった。牛ちゃんで有名な佐藤和三郎も箱根の強羅花壇を買って温泉料亭を作って遊んでいた。温泉に入ると長生きできそうだから長い相場生活を堪能できると踏んでいたのかもしれない。縁があって僕も温泉三昧3年目である。山頂の部屋から駿河湾と富士が見える景色が素晴らしく良い熊谷組の不良債権億ションを捨て値で買ったがなかなか快適な暮らしである。

銘柄の選択について相場戦略研究所のプロは”グラフの型の良い物”を選ぶと書いている。この型の良い物というのは一般的には次のような前提に立って選ばれている。目先天井から3−4年下げてW底を形成したもの。下げから底練りを経て上げ基調に変わるか、変わろうとしているもの。短い6連続陽線は上げの始まり。兆し陽線が出たものはその後2本陰線を待って買う。などである。(以上FAI投資法のルールより抜粋)
 僕は1200枚ほど月足グラフ書いている。期間は1983−2013年の30年間が基本で360本の4本値のローソク足が書いてある。コクヨホ11Nというグラフを2枚張り合わせないと足りないので、巻物にすると凶器になるくらい重い紙の筒になる。長い期間だから、大きな上げ(1983−1990)と長い下げ(1990−2002)短い戻り(2003−2005)その後のダメ押しの下げ(2005−2012)というような波になっている低位株が多いだろうと思う。その中から自分の好みあった銘柄を業種を散らして適当に250ぐらい選ぶ。それを毎日場帳を書いて値動きを受け止めるということを唯一の仕事にしている。場帳は4本値の酒田新値の入った場帳でゆっくり万年筆で買くと2時間半ぐらいかかる。だから3時頃から書いて6時前に仕事は終わる。売買は月に多くても数回だから書いた後、あれば翌日の朝の成り行きで注文を出しておく。仕掛けは個別だが手仕舞いはあまり値に関係なく連休前と年末の高いところで一気に全玉かそれにちかい割合を落とす事が多い。高値を狙って売るのも面倒だし、またどうせ同じ物を買い直すことが多いから(8−9割は同じ銘柄に結果的になっている)意識的に休みを入れるためだけに落とすという事なのである。それでも上げ相場というのは、必ず月足が陽線の連続になる(3−6本)ことだから、落とすなら月末になるのが基本である。そして年間の最安値から大体6−8ヶ月後に目先の高値(あるいは年間高値)が出やすいというグラフの特徴などがたくさん低位株を長期間書いているとわかるようになる。観察というのはそういう細かなことが現象的にどれぐらい起きているのかという事を認識することであり、これを分割の売買法にどうなじませるのかという実行面の課題にすぐに結びつく。株価変動を現象として見るから、材料や需給などはいっさい考えないし、新聞や雑誌の記事も全く読まない。値動きにすべてが反映されていると僕は感じているから無駄なノイズは必要ないのである。こんな単純な売買法でも年間に2回転して資金は倍加してしまう。2013年の指数は225で60%、topixで50%を切るぐらいの上昇率だから僕の低位株の選択法はベンチマークの2倍の上げを取ったことに現在はなっている。250日間で625時間働いて5000万円取れば時給換算では8万円である。医者より効率がよいのだ。波が少し大きくなって玉数が増えると上げの3年目は初年度の4−5倍の利食いになることが大半で、前回の上げの利食いは2003年が1500万で2005年は8000万だったと記憶しているから、仮にこの10年で操作がド下手に戻っていないなら、再来年ぐらいは多分2−3億は年間楽勝に利食いになるんだろうと思っている。すると時給30万のプータローだがこんな金は普通の暮らしでは無論使い切れない。使い切ろうとすると確実に病気になると思う。無理をして実験で毎月200−300万小遣いを使ったことがあったが(車とか家とかじゃなくて旅行とかデートとか単純な飲み食いと遊びだけである)8ヶ月目で胃を壊してひどい目にあった。そんな思いはもうこりごりである。だから最近はハイキングで金時山とか近くの低い山に登る事にした。ハイキングのお金は1回せいぜい5万ぐらいしかかからない。友人の飯代は僕のおごりにしている。月に4回上っても20万だから利食いの誤差にもならないのである。金の蓄財には全く興味がない。僕の死後、妻が遊んで暮らす数億の金があれば十分である。あとは必要ないし子供に金は残さないで使い切る。等価交換が不可能な時代に入っているという認識があるから奢侈による贈与しか均衡への解決法は相場師には恐らくないのだ。浪費機械、ジルドルーズならそう呼ぶ現代の動物(ノマド)たちの事である。

さて一旦底を打った相場というものは天井するまで上げ続ける(無論押し目を入れうねりながらだが)のだから、上げ途上は天井をいつするかだけを考えて押し目で玉数を極大化する操作をすれば良いだけの単純なゲームなのである。長い下げ相場が7年連続が大半だから最低でも3−5年は上げが続くのがグラフからは自然だろう。無論、つなぎの代わりに目先は純空で数枚売ってみるという操作を暴落後の戻り天井でやってみたり(今年の7−9月は少し売って少し取った)はするが、本気で売ってはいない。売り玉が少しあれば買い戻しの時間を引っ張れる、値ごろを待つ根気が続くという現実的な効果もあるからだ。丸が長いとだれるから、暇つぶしに売っているだけである。基本操作を踏まえて(上げ相場の分割の押し目買い)自分なりのスタイルを波に応じて変化させていくということを自然にできるようになるわけだ。片張りの相場師のスタイルというのは、こんな感じで固まっていくひとつの例だろう。
 さて良い型のグラフが12月の足を書いたら増えている。いわゆるフラッグ形成の型である。無論上に離れる火柱高直前のものが低位株に実に多い。コードを書いても良いのだが、ものぐさでグラフを書かない奴らが多いのでやめておく。自分で書いて確認して欲しい。お金儲けのネタを人に頼るような了見のやつには運は多分巡ってこないと思う。


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