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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

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資本主義のルシファー

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 今日はまたローストビーフを作った。クレソンと一緒に食べると美味しいなあ!無ければ大根のハッパでも良い.(爆)
作り方は実に簡単だ。肉500グラムに対して、塩小さじ1か1.5  ローズマリーかタイムとニンニクのすりおろしをすり込んでおく。1時間ぐらいたってから加熱する。無論、肉は焼く前には常温でないとダメよ。
僕は胡椒が大好きなので、粒胡椒をたっぷり肉の面が隠れるぐらいマブしておく。大瓶を買っておいてこういう時に豪快に使うと旨いのだ。コストコで1キロ1500円で売ってマス。

 さて肉は好みだが、肩ロースぐらいならそんなに高くもないし柔らかくてコクもあるから最適かな?
国産のブランドものでも100グラム500−600円からぐらいだろう。500円なら塊で3000円ぐらいで豪華なロースビーフになる。サンドイッチなら6人分ぐらいにはなると思う。一食500円ならコンビニ弁当と同じだろ?質は100倍マシで美味しいよ。つまり幸福とは「いかに男が料理を出来るぐらいに日常的に暇か?」に尽きるんだろうと思う。貧乏暇無しというのはまさに真実であると思う。(今回も愛鷹牛で100グラム950円のを使用しましたが、、)

 フライパンを加熱して 全ての面を2分ぐらい焼いて、少し焦げ目がつくくらい焼く.4面焼いて8分だ。その後アルミホイルで30−40分、そのまま保温すると中に熱が上手く入って美味しいと思う。
オードブルでも良し、サラダにも良し、僕はバケットで豪快にローストビーフサンドイッチが素敵だ。
野菜をたっぷり入れて、好きなソースで戴くともう天国の気分である。たったの3000−5000円で4回ぐらいは幸福な気分になれるのだからお金なんて全く必要がないなあと思うのだ。それより「する事が無くて困るぐらいに暇」こそすべてなんだろう。時間はお金では買えないからね。

 相場でお金を儲けても、ウン000万の小切手なんて不動産か車を買う時くらいしか使い用が無いのが身体の持つ日常生活だ。数年に1回か2回ぐらいしか頻度のないことに時間を裂くのは馬鹿のすることだろ?つまりほとんどの事は小銭で用が足る。大抵カードで事が済む。いくらあっても棺桶に入る時には持って行けない記号だから(つまり大半が幻想だから)、使い切った奴が偉いねと僕は思う。残した人は簡単な算数も出来ない「大バカでお間抜けだろ」と思うのね。爺さんも和三郎も山種もその意味では俺から見れば「大バカでお間抜け」ね。

 資本主義というけったいな怪物は勝手にさせておくと人間の大事な時間を際限なく食い潰して身体の幸福を台無しにするという特徴があるのだが、学校教育ではこういう真実は絶対に教えない。教えるのは「死ぬまで真面目に働け!」ばかりである。少し利口な男なら、「アホらしい」とイデオロギーを最初から疑ってかかるし、怠けながらも質の良い贅沢が大好きである。頭が良いと手抜きでもなんとかなるからだ。(もともと社会の統一的価値観なんて小馬鹿にしているからねえ。世間そのものを舐めているのね。)だからスローダウンすることだけに気を使う。
 仕事を極力減らして、楽しみを極力増やすというのが ポストモダンのスマートでクールな生き方の基本姿勢となる。「全ての労働価値を愚弄する!」(爆)
贅沢をなるべくするには時間が豪華に自由である必要がある。プーまたは紐が最高!夏休みは3ヶ月、正月休みは2ヶ月。春休みも3ヶ月は欲しい。都合8ヶ月は全休して残りの4ヶ月はしかたないから週に3日ぐらい、せいぜい一日3時間ぐらいは仕事をする。すると年間で120時間ぐらいで仕事は終わる。まずこれで喰える仕事しかしなければ良い。プーまたは紐!!そんな仕事は多く無いなら相場になっただけのことだ。これぐらい時間が少ないと、遊びと仕事の区別がマジにつかなくなる。一度自分でやってみたら?
周囲の眼が気になるようでは、最初から資格も才能も適正も無いと思う。「人は人、俺は俺」がノマドライフです。その上で常に「俺様、最高!」という状態をずっと保つのが猫のノマドライフなの。幻想なんて集めてどうすんの?(笑)

こういう資本主義のルシファーがポストモダンな相場師ということだろう。雇われのトレーダーなんかじゃダメなのよ。自由が利かないなら金なと有っても100%無意味である。
さてシコシコ4日も仕事をしすぎた。身体に悪いね。更新を終えたので1週ぶりに街に降りた。(まるでアンデスの原住民だね。)少しお金を使おうという事で、本屋で雑誌を買って(8000円)中華料理屋でコースを食べて(5000円)ガソリンを入れて(8000円)ケーキを2個買った(1100円)身体の欲望なんてこんなものである。たったの3万円も使えない。毎日の一応ノルマが5万で週なら25、月なら100だが、実際はその2倍ぐらいは楽勝だろうというペースだね。だからスローダウンなのである。
雑誌を買ってきっと1週は暇が潰れる。さて次は何をしようか。
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 猫はネーチャンに優しい。特に真面目に道具を揃えて練習する人にはテキストの表現法の強弱は別として、ちゃんと大きな間違いをしないように、オツムが多少軽くても根性が多少曲がっていても平易に理解できるように、練習がこのように進んでいくことで次第に分かってくることが実はこういうことなんだというのをクドイぐらい書いているが、きっと自分で体験して(損もたぶん沢山するだろうが)やっと数年して「そうなのか?」と納得できるような異次元の感覚体験であるから、まさに処女に深いオーガスムを伝えるようなもので、なかなか根気がいるし、難しい。
だって趣味がないので、ネーチャンを相場師にするというぐらいしか残りの人生に楽しみがないからだ。野郎は何人死んでもどうでも宜しい。リーマンしながら過労死するまで資本のために働け!俺の知った事ではない.(爆)  r>gなのは猫のせいではない。マルクスだって毛沢東だって結局解決できないのである。

 さてひよこさんがしばらく消えてシホさんとゆりねさんが残った。先週、昔の弟子のLILYさんからメールがあって、このブログを紹介して「なんなら見たら?」とお電話でお話をした。猫ちゃんを4人も飼って猫のお母さんとしてキャリアブンブンで働いているらしい。最初にお会いしてからもう10年だという。「東日本大震災の週にランチデートでもするかね?」と話していたのだが、大地震が起きてデートどころではなくなってしまって、それから僕は函南ライフで音信不通だったのだ。ノマドライフなので、あっちにこっちに野良猫ライフだからメールアドレス電話番号だけは変化無しだ。だからいつだってどこにいたって綺麗なネーチャンと税務署が追いかけて来る.(爆)

 さてシホさんのサイトに「天底一致」というラングを書き込んだ。どういうことかを理解するのには、簡単な二組の折れ線グラフと僕の過去の場帳からの売買譜を確認したらきっと理解できると思う。
 アップした折れ線のパープル(上)は1357 Wインバース、 ブルー(下)は7276 小糸製作だ。

7276は9ヶ月上げて倍加して12月から見ていたが1月に見合いで純空で売り始めているが、都合5−6回の吹き値売りと押の買い落ちを繰り返している。単発に近いしアッサリだ。この時点では引っ張らない。安さんの書く「すきま風」と一緒。記憶では5−6回やって全玉利食いだったはずだ。1月から今回が3回目(一連の建てと落ちと○の後の仕掛けとして)、本玉は 2− 3−と5枚を2日で建っているが、前回と異なるのは枚数と日柄である。1− 1−かせいぜい 1− 2−が 今度の本玉では「イイ感じ」なので「強めに」「引っ張って早く」建っている。別に意識をしないでも「煮詰まって」(日柄と値段が)きたら、試しの2回と比較して強度と速度が自然に変化していくのが反射的にできるようになることが逆張りの売りの練習であり、そういうイメージを持って何度も反復的に実行する必要があるのだと思う。

 同時に1357を仕掛けているのは、7276の3回の天と1357の3回の底がぴったりと一致して新安値に突っ込んだ(指数は青天井で上に抜けたことになる)からである。この状態が「天底一致」なのはグラフの日柄を上下で見れば明白だろうと思う。

1357は10月の天から16週で昨年来新安値32本を数えている。つまりどんなものでも片方に30本も出ればそろそろが多いのだ。低位株の現物買い玉を1億ぐらい持ちながら、先駆している225を天でドテンする。バランスのタイミングと量をどう分割していくのか?それを補強するために7276を使っているという事でもある。

 二重、三重の因数を使って「逃走線」を微分する。ドルーズ流に言うとすれば、相場師の仕事はこんな感じで成立するのだね。だからすぐに上達することはない。あせっちゃダメで最低10年は基礎の修行が必要だと思います。ゆりねさん分かった?
クドイが道具と基礎が一番大事なんですね。月足100枚はまず最低1年で書きなさいね。僕の言葉の意味がマジ拾えないのよ、ケーススタディーが少なすぎるとね。

当たるも八卦?三羽鳥

鏑木さんや林さんの罫線本を見ていると、酒田の線組という図表が目につく。
日足の複数の線組のことで、出る位置や日柄によって線組の意味が変るから、罫線を自分で相当期間、手書きして覚えるのが早いんだろうとか思う。折れ線グラフではわからない事が線組によってはっきりとするメリットがあるが手間がかかる。PCの画面では見過ごすことが多いから使い物にならないのだ。

とにかく「数をこなす」以外に操作に慣れなどというものは身に付かないのだから、それを道具として使いこなすには時間と経験数以外に手が無いというのが芸事の全てである。
芸事に「型」があるのは当然で、定型の反復体験のうちに感覚に応じて動作の個人の差異が自然に生まれるから一番重要な部分なんだが、学ぶ前は自分が何をしようとして、また出来るようになるのかさえ程度が低いので想像もつかないから「信心」が無いと長くは多分続かない。石の上にも3年というのはそんな戒めなんだろうと経験則から思うのだ。

 さて3日前ぐらいから、上値が重くて寄り天でじり安が続くものが多い。(SP500とか8306とかいろいろだね)高値で値が伸びないという減少で、いわゆる相場が買い疲れてもいるんだろう。相当期間(3ヶ月、半年と)上げて来た相場が、上げが詰まって鞘が減少して動かなくなる。そんな時に2−3日連続して高値で小陰線が並ぶのを二羽鳥、三羽鳥と読んで典型的な「売り線」と呼ぶ。この線組が出ると、その後相場は大きく崩れることが「経験的に多い」という線組で、売り屋はニヤニヤしながら乗せるタイミングということで、ここまでに売りの本玉は無論建て切った状態にある。
 売り玉は建てて担がれながらも、買い玉は吹きを売って手仕舞いしながら、クルクルと逆張りで吹きを売って、その後の押しを落として、また再度上伸したら売って増して落としての繰り替えしを1月とか2月とか続けていくとその途中でこんな線組が出たら乗せの急所ということでにわかにチャンス到来という事でそれ以降は売り玉はしばらくは寝るということになる。無論3手5手でリズムで落として乗り換えしながら売り続けるという器用な人もいるのだが、まあそれは好みということなんだろう。
 買い玉も寝て、売り玉も寝て「いったい何時起きるんだよ?」と思うかもしれないが、起きるのは天底の手前のドテンの時間だけということになるんだろうと思う。長っパリの相場師の建玉の特徴はそんなものだろうと思うが、そんな張り方をする人はほとんどいないのだろうと思う。時代が忙しくなったせいもあるのだろうが、別に忙しくしなくても相場で十分に豊かに自由に生きて行くことはできるのだ。「一年を十日で暮らすいい男」ということだ。爺さんの先生だった安サンはそんな人だったんだろうと僕は想像している。

 自分の型が一応出来て10枚かそこいらの小枚数を自在に値動きの強度、速度に応じて
ちゃぶつきながらも本玉をゆっくり作っていって反転を待つというのは、うねりとりを始めて数年すると出来るようになるのだろう。片張りの相場師は、そうやってゆっくり少しづつ売りと買いのバランスを動かしながら現金を作って行くのが定石だと思う。
どうやらNYもそろそろ崩れそうな感じも強い。久しぶりのショータイムが始まる?

1357 wインバース
2/20    3400   −1
2/23    3345   −1
2/27    3235   −1
        3229   −1
3/3     3250   −2

大体2週で6枚建った。買いに見えるが純空で指数を売ったのと同じなんだろう。
5%に6枚は少し詰まり過ぎの感じもするなあと思うが流れで運試しということだ。
当たるも八卦(爆)

最後の函南ライフ

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 山に春が来た、梅が綻んでいる。さあ新しい季節と新しい生活がまた始まる!

一見と馴染みの客では相手は対応が随分と変るものだ。最初の取引というのは誰でも同じ「建前」価格だが、その取引を通じて相手がこちらの事がわかると2度目3度目になると上客だと思えば取り込みにかかる。商品が何であれ、法定価格で縛りがあるものは例外として価格に自由度があるものは随分と相手によって値は変る。
相手も商売だから値引きをすれば利益は落ちるのだから、「叩いてばかり」の客は嬉しく無いだろうと思う。自分が売る立場だったこともあるから、大した量も買わない客が豪快な値引きなどを要求すれば「あっちに行けよ。」と言いたくなる。商売で重要なのは金払いがきちっとしているか、ちゃんと常識的な約束を守れるかの2点が一番欠かせない。不動産でも車でも「後のある商品」に関しては売ったほうも買ったほうもその後の様々な商品やサービスが付帯する事も多いのだから、あまり「値段」ばかりを言うと嫌われるだろう。僕は端数ぐらいは落とせよぐらいの挨拶程度の値引きは一応言うがほとんど断られた事がない。いつもニコニコ現金払いはかかした事がない。クレームもあまりひどい事がない限り言わない。すると相手は売りやすい客だと思うのが、次の商売に良い話を持ってきてくれたりするし、その際のサ−ビスや価格は必ず初回と比較して値引きになっている。別に頼みもしないのだが、取り込んで次回も取引するメリットがこちらにあるような価格に落ち着くということが起きる。これは市場で「成り行き売買」でつく値と同じことなんだろうと思う。成り行きなら出会いの自然な価格形成であるから売る方も買うほうも納得している。
 どんな商売でもそうだろうが、売り手が追い込まれて焦った時の価格は叩かれるのが当然だし、自分の希望なんて甘い夢の値付けをしていれば100年たっても物は売れない。場で指値はダメよというのは出来るものも出来ない事のほうが多いからに他ならない。成り行きで商売にならないのから自分の仕入れが甘かったと反省するべきなのだ。商売の自然な流れを疎外するほうな値はなんであれ御法度である。

この4年ほどの間にべラビスタは30戸程度の部屋が回転している。坪30万程度というのが回転の相場であるから、これを大きく越えた値段では売れない。僕の部屋と同じ面積の部屋を1700万(坪60万)でもう5年前から売り出している女性がいるのだが内覧する人は誰もいない。4000万(坪130万)で16年前に買ったものが相場は現在800−900万だから2倍で買う馬鹿はいないという事だ。
歳を取ってそれ以外にめぼしい資産が無い(所得や仕事がないと年金だけではどんどん預金は減って行くのが普通だろう)人は、なんとか高く売ってその後の死ぬまでのお金を(実はお金という名前の安心を)確保したいという欲求が強いのだろう。70代も中頃になると一人暮らしで運転が出来ないと山暮らしは辛い。重い買い物を運んだり、灯油のケースを運んだりは徒歩では無理だ。だから実行してみて思ったのは、体力のあるうちしかカントリーライフは満喫できないという事だ。定年後のスタートでは実は「遅い」のである。個人差があることだが、運転が支障無くできる視力、体力が無くなれば無理である。すべてのコストが数倍に跳ね上がるからだ.最寄りの駅まで毎回片道タクシーで5000円、国立病院までだと2万円がかかるのなら、通院するのも辛いだろう。毎月最低でも10−20万もタクシー代を払える高齢者はほとんどいないだろう。会社経費ではないのだ。だから都市のように公共交通機関がある場所か徒歩で生活圏に必需品や病院、役所が揃う場所でないと不便きわまりない。つまり都市部のマンションで駅まで近いというのが老人向けという事である。だから東京や横浜に老人が増えるのは当然なのだろうと思う。
 新居を熱海にしたのは、熱海は気の利いた贅沢な店はひとつもないが(商店街の人、御免ね)、普通の店は腐るほどあるのとバスとタクシーがたくさんいることが大きい。僕自信は必要ないが、マダムが運転をしない女だから、僕がいなくなると脚がないとどうにもならないのである。それに友人夫婦が住んでいるから何か特別な事が起きたらお願いすることが出来る。もう30年も前からだから「お互い様」なのである。
もう少し相場で大きく勝てるほど上手ければ、インド人の運転手とフィリピン人のメイドと中国人のコックを雇えれば豪邸で優雅な老後となるのだろうが今の所予定はないし、僕はマジに働きたくないので甲斐性なしだから諦めてと言ってある.(笑)
このたびマルエツとマックスバリューが合併したが、熱海はこのマックスバリューが日常の消費の中心である。ここに行くと質は別として必要品は大抵ある。ここにないなら新幹線で横浜か東京に行く手しかない。1時間でコストは別にして着くので通勤圏でもある。病院はたくさん良い場所がある。あと宅配のお弁当配達サービスが充実している。たくさんの旅館用の仕出し屋が完備しているせいなのだろう。友人の93歳の母親が一人暮らしでそれを使っているらしいが、500円ぐらいでかなり質が良いらしい。(冷凍ではない毎日メニューが変るお弁当サービスだ)函南ではこんなことは無理で、鹿とイノシシしかいないのだ。別荘地だから店が一つもないのだね。(パン屋が3キロ先に1軒、コンビニが4キロ先に1軒ある、いずれも往復徒歩で2時間かかる)だから自炊の出来ない人や嫌いな人は悲惨な食生活で直ぐに死ぬ。酒の飲み過ぎになってしまうのである。アル中がたくさんいるという事が自然に起きるのは独り暮らしが増えるせいだろうと思う。奥さんが先に死ぬと大抵残された男も1−2年でくたばるのが相場であるという感じだ。「やはりね」といつも思う。
 反面、相場をしたり、温泉に入ったり、散歩をしたり、読書をしたりするのにこれほど素敵な環境は今までなかったから僕はとても満足しているし、このままあと10年ぐらいは続けても良かったと本気で思っていたのだが、運は向こうから来た時に掴むというやり方が常であったし、それで悪い方向に転がった試しが一度も無かったという経験から今回も別の運に突然乗ってみた。直感、山勘であるが多分大当たりになるんだろうという気がする。「人生は運である」と常に感じる。努力なんて要素はほとんどないと思う。良い運を嗅ぎ分ける感覚というのだろう。遺伝かな?身体的な事(原始脳の働き)の比率が大きいなと感じる。

底練りが終わる時

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仕事がのろいので、まだ2月の月足更新が終わらない。途中で4時間かけて特製カレーを作ったり、今日はフランス田舎料理のポテ(キャベツと塩蔵豚肉のポトフーのこと)を作ったり、寄り道ばかりするのではかどらない。それでもゆっくり作業をすれば少し気がつくこともあるのだなとは思う。

 アップしたグラフは5261リソル(旧三沢リゾートの月足)のバブル崩壊後のグラフだが。赤いペンの左がべラビスタの分譲時である。初売りは13000万円だった。2割がなんとか定価で売れたが残りは熊谷組が住友不動産販売に捨て値で丸投げした。潰れそうなゼネコンを住友銀が救ったということである。中央の赤いペンの時点(2007年)で最初のオーナーが転売している。火星人に聞いたら2500万程度の販売価格が当時良く売れて回転していたらしい。住友の再販価格は4000万程度だったから10年で約半値の原価割れになったことになる。最初のオーナーは1000万の借入で銀行の抵当がついていたが、完済して売ったということで、父親から息子に途中で名義変更が起きていたから死亡で相続後に転売という「普通のケース」が起きたと思われる。
僕の前の2番目オーナーだが、FXで失敗して大損をして僕に投げたのが一番安い値段のグリーンの時である。850万だったはずだ。右のグリーンが現在で僕がこれから売るとするとこの時間という事で、グラフの通りならこれから上がりそうでもある。どうでもいいけど。(笑)

 株価は現物に先行して動くというが、不動産のようなものでもそれは言えるんだろうと思う。震災時点が株価が上場来安値の100円割れ、現在260円だからどん底から2.5倍、実質は2倍ということだろう。ここで買えば誰でも株なら倍加したことになる。一方現物のフラットの価格は買値と比べてほとんど上がっていない。つまり株価は先行しているということである。現在現物は2番底なので、僕は新しい熱海のフラットを買ったということになる。
 発売価格は坪単価で当時のべラビスタの2倍の坪単価だったが、現在は同じになっている。熱海は管理費が2倍する分、新しいフラットのほうが坪単価は8%ぐらいは低いぐらいだから、リゾートの価格というのは管理費や維持費に大きく左右されるという特徴がきっとあるんだろうが、そんな額は誤差の人に取ればかえって割高のほうがある程度の金持ちしか住めないという事になって、安全で静かで暮らしやすいということになる。価格による選別はその意味で実に正直であると思う。貧乏な人は消費の習慣上で割高を買えないのだ。だが贅沢な気分を味わうなら割り高が実はお得なのである。メルセデスのほうがクラウンより少し高いが安全でお得だというのと同じ事であると思う。歳を取ると不愉快な事はなるべく避けたいというのは人情だから、それには「金」による排除という方法は自然だから、アメリカでは「ゲートシティー」のようなものが出来るんだろうと思う。
 消費税が上がって、現物不動産の販売はそれ以降芳しく無いという統計になっている。都内のマンション販売戸数は前年比で3割減ということで、発売戸数の減少、建築コストの上昇、面積の縮小化など複数の要因がきっとあるんだろう。あと3年で更に税が上がるのは決定済みだから、ここからそれまではまた販売が持ち直しになってくるのは自然な流れということになるだろう。株が上がったり、連続で春闘で賃金が上昇して購買力が少し高くなると多分持ち直してくるんだろうと思われるのは、それが起きる前に突っ込みを買ったということに僕の場合はなったようだ。僕は全く現物不動産取引には興味がない(商売としての)が相場は別なので、不動産株は大好きだ。大京とか平和不動とかヤバ系が特に好き。ということでいつも僕はそれで倍加を戴くのを習慣としている。不動産株は前回の相場(2012−2013春)で花形だった。900円台で買った8803を半年で2450円で売って儲かった。だからベラビスタは実質的にはタダだったことになる、今売れば900万ぐらいらしい。タダで買ったものが900万になるなら泥棒と同じだね。リゾート物件はジャンボ機の後輪と同じで着地は先で離陸は後である。その意味で現物はまだ間に合ったということだ。この間のインターバルは3.5年だ。相場の周期が3年というのと同じでリゾート不動産の現物市場は「底練り」がだいたい終わりそうなタイミングという事なのだろう。
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