内田さんと養老さんの対談はオカシイ。でもご本人が高級漫才というだけあって指摘が鋭いから暇つぶしには最適だ。爺だから好き勝手を言うが、これを素直に実行してみたら、きっと気分良く暮らせる人も多いのだろうと思う。それで老人が具体的に快適に暮らすにはどうするかなと僕が個人的につらつらと考えてみた。金持ち老人御用達という限定だが、まあ相場で金が出来たらしてみると面白いかもしれない。下手に子や孫に金などまとめて残すとロクなことにならんのは世間を見ていてそう思う。自分で作った金は責任を持って自分で使う習慣がないから「こんな日本が出来てしまった」のかもしれない。一億総無責任体質。
「元気に楽しく生活して歳を取ってそのうちお迎えが来たらポックリ逝く。」来年還暦なので当面それ以外考えて実行することはない。あとどれぐらい時間があるのかはダレにも分からないし、わかったからと言って焦って何かするようなのは普段ちゃんと出来ていない証拠なんで見苦しい。明日死んでも後悔しない今日の生き方というのが理想なんだろうと思う。だから向上心なんてものがあるうちは、ダメダメということなんだろう。いい歳になったのなら「ほんの少しでも変えたら今より全てが悪くなる」という状態にあるのが一番良いということになる。そう考えると出来ていない事ばかりのような気もするが面倒くさがりな性格は直らないから、まあそれなら不良のまま死んだほうが楽だと安易な道にハマりやすい。(笑)
健康診断のお誘いが町役場から毎年来るが一度も行ったことがない。国民健康保険料を夫婦で200万も毎年支払っているが一度も医者にかからないから意味がないと言える。家族内で所得が2000万の人が3人いるようなことが起きると無駄な税金や保険を支払うように仕組みは出来ているが、常にシステムの例外という範疇にずっといたのだからしかたがないという事なのだろう。まあ誰かが助かるんだろうから別に良いけど。もう7−8年はしていないと思うが、別段検診で癌が見つかっても何もしないだろう。死ぬときは死ぬし、がん細胞なんて毎日数万個も誰にでも出来てるのだがら、それが塊で成長するかどうかの差異でしかない。免疫力とキラー細胞が強ければみんな癌細胞は殺されて消える。だからキラー細胞が強い状態の個体は生き残りやすいという単純な事だろう。ストレスの無い暮らし、適量の運動、食事、温泉入浴、睡眠と至って当たり前のことをしていれば良いだろうと思う。田舎の1人暮らしにストレスなんてあるわけがない。ストレスがないのがストレスだ.(笑)だから反動的な事を少しブログに書いて、寄って来る鴨を待っているとごくたまには変なのが挑発的に書いて来ることもあるんだが、リンクを辿って見ても何も無いことが大半だ。自分の事は何も表現できない無能の輩がクレーマーになるという世相そのものだからこういうのが沢山増えればウハウハになるのは目に見えている。将来は黄金が保証されているも同然だなと常に思う。もう10年以上も前からこんな状態には慣れっこで、猫塾の頃はサーバーを自前で仕立てて専用回線を引いてプログラマーを雇ってやっていたが面倒でやめた。2チャンに爺さん同様すぐにスレッドが立ったりとポジショントークが姦しい。「5割未満しか当たらない」と最初から書いてるわけでそれを読まずに何タラ言ってもどうしようもないレベルなんだが、提灯つけて曲がった自分の技量と馬鹿さ加減の反省がないと、いつまでたってもその先に進まないのが相場というもんだろう思う。
それでも成金の先輩たちがした実際の生活という意味で更に歳を取るとヒントとなるようなものがある。
歳を取ると手先が滑るとか脚が弱るとか眼が見えにくいとか一般的な運動能力の低下は時間の問題で避けようがないんだろう。その対策として、 1 運転手 2 調理人 3 お手伝いさん という数名の介護とか助手がいるとかなり高度で裕福で快適な暮らしが出来るはずだ。
1 実際に邱永漢は、ロールスロイスを買って、運転手を雇って、ロールスを1速で左車線を最低速度でころがして都内の車道を散歩している。渋滞で迷惑な話だがロールスに追突する馬鹿はいないから誰も文句を言わないからだろう。どうせなら前後2台に挟まって散歩するほうが更に安全かもしれないが、無駄な金の使い方としては人を小馬鹿にしていて洒落ていると思う。運転手とボディーガードは兼務させているんだろう。アメリカでも女優がボディーガードを信頼して雇っているのは有名なお話だ。安全を金で買う必要が日本よりも強いという証拠だろうと思う。最近は日本も無差別殺人が起きるようになってきたが、銃の保有は原則禁止だからまだ数量的には脅威の頻度はそう多く無いけれど、金持ちほど当然狙われやすいというリスクは避けようがない。田舎はニュースそのものが少ない。交通事故で婆さんが引っ掛けられて1人死んだだけでも6時のニュースに出るのだ。だから犯罪はアッという間に知れ渡る閉鎖社会である。その意味で不思議な事が起きるには、事故と事件だから、危険ドラッグ絡みが最近のトピックスだ。沼津のシャッター商店街でドラック販売店があったらしいが、そこに買いに行く途中でラリって交通事故が起きたらしい。今は店は潰れたが、ネットの宅配に切り変えているという。1日20人には売るという話だから、結構普及しているのだろう。ドラッグ使用の緊急搬送が6000軒発生というからその5倍や10倍は使用者がいると見た方が良い。中国が供給元でドンドン出しているのだから、逆アヘン戦争と言えるかもね。「やるなあ、、共産党!」
2 これも邱永漢は小説家で当たってから香港で中華料理の若いシェフを住み込みで雇った。毎日の献立を二人で3食分ずっと考えるらしい。当然素材は凝りに凝っているんだろう。金をかければ切りがないが、4本脚は椅子とテーブル以外は全部食べる国民性だから喰うことには無限の金を使うというのが大陸的だなと思う。以前、杭州で満干全席ツアーに参加したことがある。党認定の一級調理師というのが数十名いるのだが、共産党幹部の晩餐会などを作る人が過去の宮廷料理を再現するのだ。僕が喰ったのは、蒋介石が毛沢東に追われて逃げる最後の晩餐のメニューの再現だったが、1人バーゲンセールで20万だった。通常なら80万だそうだ。一級シェフがツアーボスの舎弟だったから大安売りだった。延々14時間、途中でお散歩に4時間の休憩を挟んで128皿が出て来た。ワシントン条約違反の食材がごっそりだ。こういう飯を食うと栄養過多で早死にすると思う。思い出しただけでゲップが出る。
よく介護用の弁当宅配なんてサービスが最近多いようだが(コープ静岡のチラシに出ていた)、見た目あまり旨そうには見えない。一番良いなと思う対策は、京都のマンションに住むのはどうか?カウンター割烹の質が京都は日本一高いから料理人を雇って煩わしい思いをするより、一流の割烹の大将を月に10回雇ったと思えば良い。30万で済む。あとの20日はステーキでもイタリアンでもフレンチでもお茶漬けでも適当に組み合わせると便利だろう。自分で料理するのが出来なくなったら京都に住むのはいい選択枝かなと思っているのだ。
3 これはメイドということで、移民法が変らないと今の所は実現は無理だろう。日本人でしたいような人はいないだろう。だからアジアに行くしか方法は無いか?それでも資本主義というものは辺境を作り出して、外延的拡張を本義としている。世界にはもうアフリカ以外に市場の外延的拡張は地理的に無くなってしまったが、不思議な事に今度は貧窮を作りだして内部に拡張を開始している。先進国の貧富の拡大というのは、この資本主義の本義を内部的に作り出している「変態系」であると僕は理解している。だからそのうち困った人が「お手伝いさん」になるのかもしれない。
ここで日本人は村意識が強いから、失敗して落ちた人に救いが無い「恥」の文化が災いしている。理解力もあるし、器用で頭が良くて礼儀正しい人が日本には多いのだ。だからそういうサービスの質をメイドとして商品化する企業が何で出ないのだろう?多分経団連の社長連中はみんなリーマン出身でそういう発想を持てないという事なんだろう。だから落ちた人はみんな「村八分」にしてしまう。有効利用を考える頭がないのだろう。官僚がアホなせいもあるだろう。メイドを制度的な職業に仕立てることが可能なら、福祉予算は減額され税も少なくなるし、良い事ずくめなんだろうが、そんな発想が民主党にはないんだな。
「枝野、少しは頭使え!」と言いたい。
カズオイシグロの「日の名残り」という小説がある。ここの執事のお仕事をする人がいると日本は変るだろうと思う。中間層が没落減少して階級化が進むと次の世代にはそんな動きも出るのかもしれない。