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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

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通過点のポトラッチ




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No woman,no cry.  ボブマーリーはそう歌った。ボラーニョならどうかな?

 暑い中、なんとか騙し騙し1200枚の月足更新を4日で終えた。歳をとったせいで昔より疲労が激しいし回復が遅い。背中の筋肉が凝って、肩甲骨の真ん中が張るのでマッサージチェアに6時間ごとに御世話になる生活だ。目も老眼だからすこし起き抜けは霞むので目薬の御世話になっている。細かい方眼紙は見づらいのでゆっくりと記入しないと間違いが多くなる。それでも7月は短陽線に陽転しているものが大半だから7月5日前後を毛抜きの3番底として反発、今後年後半は陽線中心の戻り相場になりそうなものが8割ぐらいだろうか?
一部は3月を底にすでに短陽線4本連続しているものも散見されるから、新聞報道にあるような中米の貿易戦争で暴落というようなアルカイックな脅しなどどこ吹く風で、NYに先導されて先進国の株式相場は新高値更新で威勢が良い。我が国は未開発国並の体たらくで外人が少し売ればダラダラと安値に沈むという繰り返しをずっと続けてきたがどうやらそれも飽きたということか、売っても売っても下がらない水準に到達したのかもしれない。そもそも米国に先導されて景気拡大が穏やかに続いて失業も過去最低レベル、消費も好調な事から下値は知れているという事なのだろう。低位で安定という意味では100年ぶりに名称変更になった5401=日本製鉄はコツンと来て
200円を割れずに反転した。100円下げで止まったということで、まあ6ヶ月のいつものうねりという正体なんだろうと思う。

 さてインテリなせいかここにきて現象面から資本主義の変質が目立ってきたように思う。文学、経済学、歴史学、考古学、哲学、倫理学、論理学、社会学、数学、建築学、法学、気象学、生物学、地学と様々な学問分野で
17世紀から始まった(1600年の関ヶ原の戦いの頃の西欧で、、、)資本主義の原型は、その中心と辺境をいくたの戦乱を交えながら移動して現在に至る。東インド会社のあった時代、パイレーツたちの時代から連綿と続く「より早く、より遠く、より大きく」というベクトルは21世紀を待たずに限界にぶち当たった。拡大と延長の余地のないマイナスの世界ではゲームのルールが逆転し始める。そういう競争環境に変化したと意識すると今までの常識が通用しない事態が頻発するようになる。現象面での「異常さ」や「位相差」というものはその証左なんだろうと思う。夏の異常な暑さ一つとっても今までとは異なるレベルという点で注意が必要になってきたのだ。
 アップルの時価総額が1兆ドルを超えたという報道があったがそのアップルを作ったジョブスは57歳でとっくに死んでいる。ゲイ(バイ)だったから多分エイズだったんだろうが、いくら仕事で成功しても命が無くては何も出来ない。経済的な成功は人生の成功ではなかったということだ。パソコンやスマホで金儲けをして世界一の金持ちになるよりも、そのパソコンやスマホを使用して楽しく暮らす庶民のほうが幸福を買えたという逆説に過ぎない。必死に何事かに打ち込むことも必要な時代はあるんだろうが、それも程度の問題であり、ずっとそんな緊張や集中は続かないのだから(続けるとすぐに死んでしまうから、、、)、適当に稼いだらチャランとシカとして後は流して暮らすほうが楽だと思う。その意味でもジョブスよりゲイツのほうが数倍賢いだろうと思う。


 ある地点から浪費と消尽が一番重大なポイントなるから、(その地点までは労働と倹約が美徳だから)それをジョルジュバタイユは「呪われた部分」と呼んだ。具体的な数値があるわけではない。交換が不可能化する地点から先を贈与の応酬によって戦うポトラッチ。マルセルモースが考えた資本主義の行き着く先のまた先。意識がそこにいかに到達するのかは消尽の経験によると思うのだ。結局は感覚的な判断しか妥当しないと思う。
 金利がゼロになり、あるいはマイナスになる資本の死んだ世界では、株式相場は今後どうなるんだろうか?
商業生産と減価償却の関係性はどうなるんだろうか?流通価格と製品原価の異常な偏差はどうマクロ経済学者は現象面的に説明するんだろうか?1日5ドル以下で生活する30億人の貧民にスマホを売りつける100億円のギャラを受け取るアップルのCEOは果たして民主的と言えるんだろうか?

 それらの多くの疑問に近代経済学は何一つクリアカットな答えを導き出せていないし今後も答えの出るメドはたたない。天才エマニュエル オーラスティンが説明できないことを僕がわかるはずもない。さて死んだ21世紀の資本主義が棺桶に入りきった後に、どんな世界が僕らを待っているのだろうか?そんなことは無論起きてみないとわからない。それが起きる前にこちらは棺桶に入っているのは必然だろうと思うからだ。あと140年後なんて想像もつかない。
だとしたら残り火の資本主義の時間をせいぜい旨いものでも食って美女と楽しく過ごすぐらいしか暇つぶしと消尽の方法はないんだろう。それが面倒だから僕は涼しい場所で楽しい本でも読んでいるのだ。
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フレンチトーストにスモモは豪華だな!

プリンの味


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献上品の極上なスモモ
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昼は汁無し坦々麺

せっかくこの世に生まれてきたのだから、自分がしたいことを実現するために生きると人生が楽しくなると思う。なりたい事ややりたい事は時間、時代、環境でどんどんと変化もするだろう。それに応じて生活も仕事も柔軟に変化させていくのが良いだろう。就職して結婚して(しなくても)同居する相手が出来て、やがて子供が出来たりすると独身時代より複雑な家族の欲望に翻弄されることもあるだろうが、一般的には女子は欲望が現実的に出来ているのだから、余分な金があると実に便利なので、これが出来ないと著しく低い評価を食らって「駄目男=ダメンズ」の烙印を押される。それが理由で棄てられる場合もあるし、情けがある女子は発奮して自分で稼いで♂をヒモ化する場合もある。まあこればかりは運と相性なんで、どんどんとトライして女子受けするような生活をしたほうが一般的にずいぶんとお得になると僕は思う。
 僕は最初にマダムが「ジャグアーに乗りたい」と具体的な事を言ったから金が凄くいるなと思ってリーマンを辞めて自分で会社をやった。リーマンを飽きていたのでちょうど良かったと思う。おかげですぐに欲望は実現した。都合6台の大猫に乗ることになった。12気筒というのは実に素晴らしいが金がかかるエンジンだったと思う。

 寝太郎さんのブログからいろいろ「小屋暮らし」を実行する人のリンクを辿ってブログを見ると、当然だと思うが、女子はほとんどいない。電気、ガス、水道がないプリミティブな小屋暮らしで農業を少しするという貧乏生活は、電気がない、水道がない、ガスがない、車が無い、金が更にないから、ふんだんに湯を湧かせないし夜は暗いし食事も相当に惨めったらしい。つまり不潔で危険な可能性に満ちている。このような環境に自分から入ろうとする女子は「超変わっている」例外種である。軍隊に入りたいような変種の女だろうと思う。つまりわざわざ便利で快適な都市生活を自分から放棄するような♀はほぼ皆無であるという事実だ。彼女たちは、圧倒的な自由な時間と制約のない環境よりも、安全で清潔で便利でそこそこ自由でオシャレな都会が実は1万倍ぐらい好きなのである。
 テレビでは農業女子なんて少し虚像を宣伝のためにやっているものの、農家の嫁のなり手がまったくいないので外国人を連れてくるという話があるぐらい、女子は田舎の農業が嫌いなのである。虫がいる、臭い、疲れる、汚れる、日に焼ける、煩わしい、儲からないと資本主義的にマシな要素がほとんどない。田舎で良いのは 田舎=農業ではなくて、田舎=海、山、リゾートライフという解釈と動作と美意識の差異なのである。
1990年代からリゾート法が成立して、長い休暇は別荘暮らしというスタイルがカッコイイ、リッチでオシャレな暮らしとなったが、国内で非定住型住宅はたったの40万戸と言われているぐらい少ないのである。人口が12000万だから0.33%しかないことになる。4人家族と仮定しても100軒に1軒ぐらいしか別荘はない。無いならそれを持っている人は100軒に1軒ぐらいが上限だろうと思う。想像以上に少ないなと思う。別荘はまだまだすごく贅沢品なのである。だから成功した人はぜひこの贅沢な別荘を買って楽しく暮らそう。みんな自分で所有して体験しないかぎりわかりっこないのである。ハルトモさんが今年からさっそく始めて楽しそうだな。彼はゴルフと馬三昧という感じ。

 少し土地を買ったり借りたりして野菜や果樹を作ってみる都会人もいるけれど、農作物の御世話は実際すごく大変だから、とれた作物は時間とコストと労力の塊で、彼らが地場の農産物直売所の値段を見ると気が遠くなるという。とても自分ではその値段では出来ないし売れないというのだ。だからそれを必要分買ったほうが断然合理的なのは言うまでない。餅屋は餅屋なのだろうな、きっと。でも作るのが楽しいのならそれが幸福というものだろう。
金の要素は一部でしかないのだな。

 僕が40台になろうとした時に身体が不調で(胃潰瘍がひどかった)、温泉地でゆっくりと読書をして生活してみたいと思った。それで相場師なら出来るかな?と思って専業になった。それでもマダムが花屋がやりたいとずっと言っていたので都内で暮らしていた。震災が2011年に起きたので、僕の老い先はそんなにもう長くないだろうと思って(56歳の時だ)田舎にリゾマンを買った。それで温泉相場師ライフが始まった。単身赴任で週末婚という感じの生活をそれから7年やった。マダムが花屋をするのが少し疲れたようなので、昨年末に古い店を閉めて引退して、娘が新店舗を作った。それでも熱海のリゾマンをアトリエにしてまた熱海でマダムは花屋の通販やレッスン教室をもう始めている。まあ何もしないと惚けるから趣味の緩い仕事は良いと思う。
 そのせいで来客が今年は凄く増えている。生徒が毎月5人ほど来るし、叔母、義理の母、子供と孫、友人といろいろ人がくるので賑やかだ。熱海の移住組の人たちとだんだんと繋がっているので、いろいろ人がやってくる。ケータリングの人、結婚式の装花の関連の人、ホテルの人、樵夫の人、キャンプ場の人、市役所の人と様々だ。だから飽きている暇がない。運転は僕だけなので全部ついていくことになる。どこに行くのも足は車しかないので2台あると便利だなと思う。

 一人だったら無論今のようにはなっていない。人間は 人の間と書いて人間だから、他者と繋がっていると人間になるのだろう。だから僕は孤独も好きなのだが、相手がいるとそうもいかなくなるのだな。ましてや子供や孫が来るとそれはもうてんやわんやの混乱の極地になる。だから3世代同居なんて絶対に御免被るな。うるさくてかなわん。食事だって子供の好きな飯なんて食えるかと思うしね。
 20世紀は自動車の世紀だった。これがある事で人類の生活が根底から変化したと思う。資本主義的な典型的商品が自動車なのだから、若者が自動車離れをし始めたということは資本主義があきらかに変質し始めた証拠だと僕は思う。大きくて早くて高い車に乗るという事が価値ではなくなってきた時代というのは非資本主義の始まりなんだろうと思う。その意味で誰でも一度は12気筒のエンジンを搭載した自動車に乗る経験をしたほうが良いんじゃないのか?と思う。プリンの味は食った人にしかわからない。わからないまま死ぬよりは一度は食ってみればいかがかな?と思う。

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今月はドライフラワーのスワッグ

自滅する没一

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まだ暗い

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午前4時 室温  エアコンをドライに入れている。外気温は27度、湿度93%!
息苦しいべったりとした空気でエアコンなしでは気持ちが悪い。


 「危険な暑さ」という表現がテレビニューズでは定着してきたようだ。体温(36度)より高い気温、40度に届くような気温、酷暑というよりは異常な高温だ。名古屋も40度を超えて史上最高更新。体感温度は50度だという。なんか今年の日本はオカシクないか?アスファルトが解けてしまい道路が陥没したり舗装面が歪んで凸凹になったりする。路面温度はたぶん70度近いだろう。この状況では、普通の事が誰しも普通に出来ない。呼吸が出来ないとか視野が歪む、音が聞こえないとか生命維持ができないような危険な状態が起きる。そうなってからでは遅いから、そうならないような工夫をしよう(仕事はしない、長期休暇を取る、避暑地に行く、冷房を入れて25度ぐらいまで気温を下げる、水、塩を飲んで脱水症状にならないようにする)。なんとか凌いでやり過ごす以外に方法が無い。
 仕事をしていない友人のマダムも今年は熱中症にかかった。57歳だから年寄りというほどもない。ずっと1日中エアコンを入れていたのにかかった。鬱病の薬をずっと飲んでいたせいで、体温調節が上手くいかなかったせいらしい。今年の死者はおそらく史上最多レベル、2000人規模に近づくだろう。これは先月の豪雨災害の死者200人の10倍だ。こういう水害の死者は、直接の死者よりその後の災害関連死のほうが4倍ほど多いのが通常だ。だから800名ほどは1年以内に死亡する人が増えるのが統計値だ。今回はそれに熱中症の死者が加わることになるだろうと思う。避難所の劣悪な環境では、様々な関連死の要因がてんこ盛りである。

 僕は暑い日は早く寝て(11時とか)早く起きて(4時とか5時とか)朝の涼しいうちに月足の更新をする。そのほうが楽だし、はかどる。一番暑い14−18時ぐらいは逆に外出して昨日はAUDIのオイル交換をしている間に、涼しくて広いスーパーマーケットで買い物をゆっくりとしていた。アイスクリームを買って、冷たい飲み物を買って、ぶらぶら買い物でもしていると涼しい。11ヶ月ぶりにオイル交換したら吹き抜けが軽くなった。ついでに10月の車検予約をして簡単な点検をした。22ヶ月で2万キロぐらい走っている。他にメルセデスは1万ぐらいは走っているから年間で大体1.5万ぐらいは走っているようだ。東京にいるより2割ぐらいは距離伸びていると思う。タイヤが減って、後輪の内側が減ってワイヤーが一部見えているらしいので早急に交換する予定。重量級に適合するレグノに交換予定。友人の中古車屋の社長に電話したら、ブリヂストンなら安く買えるという。オートバックスより2割ほど引いてくれるという。48000円の245VR18 40が39000円だというのを4本お願いした。懇意のスタンドに持ち込んでバランスと取り付けを日曜にしてもらう予定。この種の扁平タイヤは店頭に在庫はないのでどっちみち取り寄せになるから、少し時間がかかる。

 ここは車検をやるとガソリンが10円/L割引される。158円のハイオクが148円で買える。あとオイル交換は年間2回まで無料(工賃、オイル代は4Lまで無料、会員費は年間3800円だ。AUDI4.2はオイルが8Lだから追加で1700円。)1回4000円ぐらいで出来るのでヤナセの1/5という所。それでいくら入れても10円引きだから大食いの車持ちにはお得だ。僕は年間平均で2000Lは使うと思うので2万ぐらいは安くなる。地域で一番安い店だと歌っているせいもあって広域から客がくる。それでも僕が知っているのは環八世田谷のエッソが一番安い。いつもテレビで出ている店で、湯河原のここより更に3−4円は安いようだ。東京が一番ガソリンは安くて熱海より10%以上安いと思う。

 還暦を過ぎて、奥さんが先に死ぬ家庭の残った旦那さんを「没一」と呼ぶらしい。日本には現在430万人もいるらしいのだ。生活する能力が著しく低く、ほとんど何も出来ないので(料理、洗濯、掃除がからきし駄目)引きこもりになり、生活習慣病で鬱病になってやがて孤独死するケースが激増しているという。今週はきっと熱中症での死亡例にもたくさん含まれているだろう。死亡する場所は大半が自宅での孤独死である。誰もつながりがなくなると発見が遅れてひどい状態になることも稀ではない。
 男性でそうなる人の大抵は会社人間で、会社以外の事は何もしない、出来ない、奥さんに全部丸投げしてきた人がそのたよりになる人が死ぬとどうにもならないケースが大半だという。2、3週間も誰とも会話することがない、外出もしなくなるとやがて鬱病やアル中になっていく。着替えもしない、洗濯も掃除もしない、不潔になって感染症にかかって、次第に衰えてやがて心臓や脳、呼吸器疾患で死ぬというパターンだ。
定年後はそうなって困らないように、逃げていた炊事、洗濯、掃除、運転など生活するための最低限度の技術を身につけよう。料理教室に行くでも良いし、ルンバを買ってみるでもよし、ケルヒャーで窓の掃除をするでも良い。毎日洗濯するのを習慣化すると洗う、干す、たたむ、着るというローテーションが生まれて心が奇麗になる。ものぐさだと心が腐る。男は「没一」になるとそうやって行動の自己改善できないとほぼ総てが自滅する動物だと思う。

森と海を見下ろす生活




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・アパートを借りた

今年に入ってから都心にアパートを借りた。家賃32000円、洗濯は手洗い、給湯器があるのでシャワーを自作した。
自分の自作小屋は、社会の物語とは切れている。だから、小屋という日常生活がそのまま自分一人の脳内である。したがって、自分の中で時間が止まれば生活全体の時間が止まってしまうし、自分が悲しければ生活全体が悲しくなるし、邪魔がない代わりに逃げ場もない、そういう場所である。何かを根詰めて考えたときにリフレッシュすることができるような「日常生活」がない。
では、都会の暮らしはどうかというと、空虚である。小屋で暮らしている時よりもずっと空虚である。確かに多少の逃げ場はあるかもしれないが、逃げれば逃げるほど自分が自分であるという感覚がなくなる。何から逃げるのか。「自分の死」と「他人の悲しみ」である。逃げている限り、何をしていても他人事のようである。心ここにあらず、現実感なく、ぼんやり生きている。つまり、第一に、自分自身であることは苦痛であり、第二に、自分自身でなければ虚ろである。そして、第三の選択肢はわからない。


・バイトを始めた

部屋なんぞ借りてしまったので、仕方がないからいくつか不定期のバイトを始めた。
清掃のバイトは最も自分に合っている。清掃は、無心でできるわりに同一工程の反復のような単純作業でもない。また清掃は、金持ち相手のしょうもない商売ではなく、食糧生産や医療と同様、かなり原始的なレベルで必要とされる仕事である。他に、ストレスしかない仕事もある。会社というのはなんにせよ、営利追求集団である。あの笑顔も、あの情熱も、あの言葉も、全部「ビジネス」が背景にあるのだ。ビジネスマンと付き合うのは虚しく、そして心底疲れる。そもそも自分は「こんな仕事必要ない」から始まるので、仕事も人間関係もうまくいくはずがない。それでも顧客や関わる人々が喜んでくれればと思ったが、自分は人間にモテないし、自分には他人に分け与えられるような熱量はないのだと思い知った。今は何も期待せずにやっている。


・年齢が進んだ

自分には、いわゆる青年期、中年期、あるいは壮年期というものがほとんど無かったようにも思う。少年期が終わるかなと思っていたら、老年期の入り口が見えていた。自分は昔から、周りが妙に大人びて見える傾向にあり、つい最近までは20歳以上の人はみんな自分より年上に見えたものだが、この頃は外見においても内面においても、ああ自分はもう若くないのだと感じることが多くなった。そんなことを思っていたのも束の間、もう若くないどころか、60代くらいの人はみな、僕よりよほど自分の心身に自信を持っているように見える。年齢が進むにつれて自分ができることの可能性が狭まり、若い頃のように「なんでもできる可能性」に惑わされることが少なくなった。これとこれをやってきた、したがって、これとこれをやって生きていくしかない。数論を一から習得して何か定理でも証明できればただ生きるだけではない素敵な人生になるかもしれない、というような馬鹿なことを考えることもなくなった(実はかなり最近まで気が付くとそういうことを考えていた)。老年期とは何かと言えば、そうした衰えや、可能性の狭まりや、虚無感などに抗っていた中年期をこえて、それらと一体化していく過程だろうと思う。

     寝太郎さんのブログより転載   http://mainennetaro.blog.fc2.com/
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>他に、ストレスしかない仕事もある。会社というのはなんにせよ、営利追求集団である。あの笑顔も、あの情熱も、あの言葉も、全部「ビジネス」が背景にあるのだ。ビジネスマンと付き合うのは虚しく、そして心底疲れる。そもそも自分は「こんな仕事必要ない」から始まるので、仕事も人間関係もうまくいくはずがない。

 
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巨大なスモモ
甘くて美味しい。

昨日から 寝太郎さんのブログにハマっている。自分の息子より年下の青年が実に老成しているなあ、これはほぼ63歳の僕の年齢の男の心理に相当肉薄しているんじゃないのか?と不思議な気分になる。会社という営利集団のビジネスの意味するものの無意味さ、それから必然的に生まれるストレスフルな生活。こういうバカらしい資本主義生産の決まり事のために貴重な人生を無駄に浪費して良いものかという疑問への身体的な回答が「労働拒否」というお答えというのも、僕やKEYさんに近いものがきっと少なからずあるんだろう。前提として家族持ちか否かというのは結構大きな現実的な差があるから、ある人はまず金を作ってからそれをした、無い人は金などに頼る必然性がない方法を選んだというわずかな順番の差異があったのだろうか?と自問してみる。僕たち老年などは思考が保守的だから、まず家族や周囲の迷惑にならない範囲で実現しようとする半端な社会性があるのだが、青年にはしがらみは無いので一気に直行可能である。つまりそれが小屋生活という事なんだろうと思う。彼はメルセデスなんてきっと乗りたくもないのだと思う。この点がやはり一度は大きく贅沢の限りを尽くしてみるかという老年たちとの欲望的な差異だろう。資本主義の汚染の度合いと言い換えても良いかもしれない。

 40歳ぐらいからこの種のグータラ生活(労働をまったくしない生活)に入った僕を外側から見れば、「あいつはたまたま金があったらそういう選択が出来た」という人がいるんだが、単に金があるだけならそういう選択をするのか?と言えば大半の人(きっと99%ぐらいの人)は実はそうはしないのである。更にもっと金を増やそうと働く人がすべてだ。彼らは働いて金を増やす事そのものが好きなのである。この点で僕とは正反対だ。僕はそんなものには全く興味が無い。もう100%無い言える。金があると無責任にその金の範囲内で自由に物や時間が買える。その便利さを使ってグータラ生きることが可能だ。目的はグータラ好きに生きる事=あるいは死ぬ事だから、それ以外の事に時間やエネルギーを当然ながら取られたくない。この取られる事が社会的な搾取だと感じているわけだ。だからサボるのは大好きである。時間を盗むというのは才能だろうと思う。
 生まれてから死ぬまで生命がかかさずすることは 1呼吸  2食事と排泄 これに尽きる。つまり生きることは1と2である。それを邪魔するものを排除すること。人生とは、いや生命とは全きそれに尽きると思うな。

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陽転する8411
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台風ハイという病気がある。自然災害があるとそれがすごく見たくなる病気。台風、高波、津波、地震洪水、火山噴火とか実は三度の飯より大好き。だから地震、雷、火事、津波、台風と国営放送の特別臨時番組にはかなり忠実にかじりつくほうだ。民放は熱心にやらないのでほとんど見ない。だから広告を見る機会がないので何がはやりで売れるのかよく知らない。他人の事は無関心だ。すべてネットや現物を見て買うから宣伝効果はあまり無いと思う。
 直接被災された人は気の毒だなあとは思うが、身近な人が被災しないかぎり「文明が崩壊する様を見たい」という衝動はとても強く子供の頃からの憧れである。毎回義援金を少し送って終わり。まあ免罪符だね。Indipendent Day とか 日本沈没とか ノストラダムスの大予言、パンデミックや人類滅亡ものは無根拠に大好き。そういう怖いもの見たさみたいなものがある。ボランティアなんて絶対行かない。行っても邪魔になるだけだろし、悲しい気持ちに別になりたいわけではない。群衆との親和性はほぼゼロなんだな。どちらかというと襲う側に心理的共感があるんだろう。匈奴とか異民族の侵略とか宗教的な虐殺のほうが興味があるのだ。頭が文学しているせいだろうとも思う。
 日曜日は熱海にもついに台風が来た。いつもなら135号を経て西湘バイパス経由で藤沢に湘南T-Siteに本を買いにいくとか天丼を食べにいくとかいうのが普通の日曜のルーティンなんだが、マダムが訪問販売の特別なオーダー靴が欲しい、それの場所は沼津駅前の雑貨屋ということで、雨の中、逆方向に25キロ走って靴を2足買った。僕は入場不可(予約した人しか入れない店)なので近所のユニクロでショートパンツを2枚セールで買った。マダムが4万円使う間に僕は2300円だ。男は経済的であると思う。頂戴した1万円のワインをマダムがさっそく飲んでいるが僕は3円ぐらいのウーロン茶を飲んでいる。(自分で紙パックを買ってボトルに入れて冷やしているから)その差異は3300倍、9990円!!バランスが良いとマダムは言う。(爆)

天丼を食べたくて伊豆屋に寄れば台風接近天候不良、河川増水で臨時に閉店、しかたないので西友で刺身を買って戻った。21時のニュースで、熱海のアカオというホテルのラウンジの巨大ガラスが破損でケガ人、藤田観光のホテルが浸水、車が10台ぐらい破損、135号でパトカー、救急車が波で破損、通行止めという全国レベルのニュースがあった。熱海は今日は被災で有名になったなあと感慨深い。全国区のニュースでは観光客がたくさん戻ってきた、混んで来たというのしかなかったので久しぶりのマイナーニュースが流れた。

 数カ所、被災場所があったが、僕はまったく通常通りで少し帰りの山道がガスって視界5Mぐらいという程度、速度を落としてハイビームで帰った。翌日は家でマダムがレッスン。僕は引きこもり。先ほどまたマダムを駅まで落として帰ってきたが、今日はまた暑くなって観光客で平日でも人がたくさん歩いている。多分、高潮の影響で海岸は遊泳禁止、海の家(伊東と湯河原、真鶴など)は完全破壊されて使用不能、危険な状態だろう。道も135号は混んでいる。11時で駅のソバで31度、僕の家付近で29度とまた暑くなってきたようだ。

 静岡で目立ったのは「停電」4万戸というのが今回最大だろう。停電は誰もが困る。この7年間で3回停電があった。函南で2回、熱海で1回。その困った状態は以下だった。

1 トイレが流れない
2 パレット、シャッターが動かないので車が出せない
3 冷蔵庫が冷えないので、数日止まると腐って食料が減る

いずれも数時間だったから回復したら普段と同じ生活が出来たが、これが数日から数週になると深刻な状態になると思う。僕の災害対策は以下

1 風呂の水を張っておくとその水で手動でトイレを流せる。30回ぐらいは可能だろう。
2 水は2Lのペットを50ほど買って保存している。
3 カセットコンロのガスは10個買った
4 米、パスタ、ラーメンなど湯だけで調理できる食料を最低1か月分ぐらい買った。
5 肉類は合計 5キロぐらい常に冷凍している。解凍したものから焼き肉で食えるだろう。数日は保つかな。

家が潰れなければ熱海は冬でも凍死するような気温ではない。ダウンのシュラフを買っている。降雪はまず無いから安全。津波、洪水は無し、火事さえ出さなければ家は安全だ。箱根のカルデラ噴火以外では即死はないかな?
一番あるのが停電だ。
ソーラー式パネルと大型バッテリーを買うかなと思っている。これだとテレビと冷蔵庫ぐらいは動くらしい。
照明はヘッドランプ3個と懐中電灯3機、ランタン2機の在庫と電池たくさん。スマホ用のバッテリー、車のバッテリーからスマホに蓄電が可能だからガソリン満タンなら数週は大丈夫だと思う。

そうそう、「寝太郎」さんという人のブログを読んだら実に面白い。東大哲学科を出たインテリが、いかに資本主義の外側で労働をなるべく避けて生き延びることが可能かという実験ライフを公開している。山梨の山の中で3坪も小屋を自分で建て自給自足をしている。これ実に楽しい。時代がこういう方向に次第に行くんじゃないかと思うな。

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娘と孫は富士ロックでノリノリ
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