リゾートソリューションの株価(旧三沢リゾート)
グリーンでベラビスタ購入、赤で熱海スコーレ購入。
現物価格は赤が最安値だった。目先高値2007年をほどなく抜くだろう。
熱海がちょっとした観光と移住ブームに湧いている。駅前に30階立ての高層マンションが竣工したり、去年は熱海JR駅ビルが新築されているので、街全体が明るくなった。以前は午後9時過ぎると人っ子一人いない街だったのが駅前だけだが午後10時過ぎでも人がいるようになった。観光客が増えていること、移住組が増えていること、特に50歳以上のシニア層の移住が増えているから、6のつく日のスーパーは亀さんDAYと言って65歳以上の人は年齢確認カードを年会費500円で作るとほとんどの商品が1割引きになるので、激混みで駐車場に入れないぐらいの混みようだ。この日だけみんな山のように食品のまとめ買いをしていく。老人がコストコで買うような量を買っている。 老人に付き添う人も1名限りで全品1割引きだから、両親を連れた人が多い。
投資用リゾートマンションも新築物件で最高値段は4億円で中国人が即決で買ったらしいが、一度も使用していないということで転売目的だろうと思う。一方で、中古物件は坪単価が最安値の2015年の26万円から2017年は29.2万円に13%上昇しているという販売会社の統計がある。一方で売り惜しみなのか販売数は15%ほど減少気味で在庫が減って回転率が上がる傾向にあるらしい。市内を車で動くと古い物件を壊して整地し、新築の別荘やマンションの建築がいたる所で行われているから、熱海の景気はすごく良いという事だろう。
上げたグラフは、旧三沢リゾートの月足だが、これだと最安値は2011年の震災時だ。そこからもう随分と株価は上がっている。僕がベラビスタを買ったのは、震災の年の7月だから、底値買いだったと思っていたが、実際の不動産の現物価格の底は2015年だったということで、これは現在住んでいるスコーレを買った年(2015年)である。
つまり株価は地方都市の現物不動産より先行して底入れし、先行して上がり天井するという証拠なんだろうと思う。株価の底は今回は4年も現物価格に先行していたというのが事実なのだろう。そこからすでに株価は7年上げている。さて現物はどうなるんだろう?今のところは不良在庫処理が完了して順調に取引価格の上昇が見られるようだ。引っ越しが多すぎて、引っ越便の見積もりを受けないという運送会社が現れている。ほどなく賃金上昇がはっきりしてくるのだろう。インフレはっきりしだすと資産価格の上昇がそれを上回る場面が何度か出るだろう。黒田再任はバブルOK
というサインだろう。10%への消費増税前にバブルを演出したいということだろうと思うな。
建築業は人手不足で賃金の上昇が激しい。原材料価格も高騰しているので、都内でマンションを買うと現在70平米で7000−8000万くらいが平均だ。頭金が5000万も用意できる人はほとんどいないだろう。普通の企業のリーマンでは融資が通らないので無理だろうと思う。だから買い替え層が親が金を出す相続する層以外はもう買えない値段になってきた。ここでも階級化がどんどんと進んでいる。土地代は別で建築費が鉄筋で坪100万なら販売価格は坪300万近いだろう。
80平米の兎小屋を7000−8000万で買ったらそいつの人生は終わりだろうなと思う。それが人口減少で20年で2000万ぐらいに今後は下がるからローン金利を入れたら1億は損するだろうな。稼ぎが少ない人が人生でそんな大きな損をしたらマトモに暮らせるはずがないのだが、人間は困ってみないとわからないんだろうなあと思う。2億の物件でも需要がないと1000万でしか売れないのが現実で、その1000万に叩いて買う人と大損して投げる人の2種類がいるのだね。なんでもそうだが、商売のコツは高く売って安く買うことに尽きる。 |
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