袋閉じ、猫次郎特選 割安株パック(笑)折れ線グラフ30ヶ月
1570は新安値9本目で緩やかになってきた。他のグラフもコツンと戻り始めているものがいくつかと、止まりそうなものも出ている。まあまだ3週目だから日柄が浅いが、そろそろ週末ぐらいには早いものは戻りが始まるかもしれない。投げが出切ってしまえばあとは自然にスルスルと戻る、相場というものはそういうものである。そのスルスルの前に下値に買い玉を這わせるのが短期利食いには効果的である。
1570を今日は午前中の戻りを5−と返して、後場また崩れたので引けの前に−5と買い戻した。昨日書いた玉操作の基本操作通りにクルクルしたわけだ。こうやって下値に突っ込んだら拾って、戻れば外すという動作を数回実行していると、段々と下値が固くなってくる。この固くなるというのも感覚的なものであり、自分でやってみないとわからないのだ。プリンを食ったことの無い人にプリンの味を正確に伝えるのは無理である。それと同じで、経験こそ全ての感覚を作るのだ。だから変動感覚が欲しければ、自分でリスクを取って動く他にないし、最初は下手だから(というか何をしているのかのよくわからないでやるから)失敗して損を出す。それで良いのである。自分で損を出して、ああ相場は難しいと思えば、出動も仕切りも慎重になるだろう。
少し高級な哲学の話しをするが、情動と感情の差異とは何か?情動とは刺激に対して身体が起こす反応を言う。例としては、恐怖で汗が出るとか叫び声を出すというかいう身体の動作を指す。一方で感情とは刺激に対して精神が引き起こす感覚的な発露である。ベビを見て恐ろしいと感じるとかパンダを見てカワイイと感じるとかである。
さて株価の変動は何によって起きるか?それは大衆全体の欲望と恐怖によって上下動が起きる。他の要素はその副次的な動因でしかない。「儲かるぞ!」とみんながグワーっと買うと株価が上がり、「不況がくるぞ、逃げよう」そうみんなが感じて売るとドスンと株価が下がるということだ。でも大衆行動は基本的に誤ることがシバシバ起きる。
買ってしばらくして、買値よりかなり値段が上がって今売ればすごく儲かると思えば、かなりの人は利益を懐に入れるために株を売る。売る人が買う人より多ければ株価は下がるから、それを見てより多くの人が慌てて売ると今回のように急落することもある。でも実際に売る人がもういなくなって、株の値段が下がると、この値段なら買っても良いという人が新たに現れて株が買われる。するとまたスルスルと元の値段に向かって戻し始める。相場というのは無限にこうやって上下にうねりながら動くものである。
永久に上がり続けることも無いし、下がり続けることもない。どうなるかは長期の月足グラフを見れば誰にでもよくわかると思う。上がると言っても正しいし下がると言ってもある部分は正いから値動きの予想をしても意味が無いことで、要するに上下動するという事実があるだけだ。だからその上下動の値動き中で自分の取れる所を取るというのが商売としての相場師の仕事である。
たくさんのグラフを終値をとって1日2ミリで2年半ぐらいの長さに渡り、全紙版のグラフ用紙を縦に使用して13銘柄ほどの折れ線パックを僕は作っている。割安株だけに絞って書いて、実際にこの銘柄をクルクルと分割売買の練習用に使用している。一部、見本を紹介しよう。自分で下手な人は書いてみると良いと思う。少しは腕が上がるかもしれないから。
数名に昨年分の玉帳を配ったが、65回出動して101枚売買して1枚以外は全て利食いで終わっている。予想の的中が100%なんてことは神様ではないので僕には無理で、僕の過去のケースだとせいぜい予想は当たって2−3割なら上等という所だと自覚している。当たりが3割、曲がりが6割だとして、それならなぜ全部65回の出動が利食い100%で終わったのか?
KEYさんでも誰でもその答えはなんだと思うか?解答してみよ。自分とどこがどう異なるか、比べて見よ。 |
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