ここから本文です
猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

書庫日記

記事検索
検索
イメージ 1
伊豆牛カルビ丼と小松菜の胡麻和え   揉みダレがウマーイ!

イメージ 2
茸4種と比内鶏のポトフー  これ絶妙なスープが出来ます。
干し椎茸6枚とその戻し汁、生椎茸、舞茸、エリンギ、シメジとエノキ

比内鶏500グラム、塩15グラム、砂糖7.5グラムを擦り込んで3時間。あとは水からゆっくり弱火でニンニク1かけと茸を皮付きで入れて静かに似るだけ。絶対にゴトゴトやってはダメ。ゆるゆる少し鳥が動くぐらいの弱火で3時間。
これ下手なレストランで食うより数倍もウマいよ。材料はけちるとマズいのね。高い良いのを使ってね。名古屋コーチンでも良いと思うな。


 吉祥寺で高齢者の運転ミスで7人が怪我をする事故があった。アクセルとブレーキの操作ミスだろうと言う。85歳の元弁護士で、昨年の免許更新での認知機能テストは合格していたという事だから、別に認知症ではなかったか、それとも1年以内に認知症が急に進んだか?のどちらかだろう。いやはや他人様の事故とはいえ、いつ自分がそういう事をしでかしてしまうのか少し心配ではある。
 買い物に行く時に、僕はちゃんとメモを書いてそれを確認していかないと、頭のメモでは多くが抜けてしまって、あああれを買い忘れたとか、あの在庫があったけとか最近は物忘れが激しい。1週間前から昼と夜に何を作って食べたか正確に思い出そうとしても半分ぐらいは既に忘れている。エーとこのポテトサラダいつ作ったけ?と考えても正確には思い出せない。きっと日曜か月曜かのどちらかだから、そろそろヤバいので捨てるかねなんてことはシバシバ起きる。群馬だか埼玉だかの総菜屋でポテトサラダを買って食中毒だかで死亡者が出てチェーン店が廃業したようだが、自分で作ったサラダを食って腹を壊しても死ぬのは自分だから自業自得だが、運転ミスは自分以外に大迷惑を及ぼすから特段に注意が必要だ。それでも流行の自動運転とか安全自動ブレーキだとかAIを使用した便利な運転機械というのは好きではないから買う気がしない。そもそも高速道路で速度を一定に保って走行するような機能が好きでないのだ。楽チンという人もいるがなんか緊張感のない運転って運転じゃないような気がしてする気がしない。危ないとかヤバいというのがあるから運転は面白い動作なんだから、それがないのは山椒の無いうなぎみたいで味気ないなあと思う。実用よりテイスト重視の正確は直らんなあと思う。

 ベトナムさんのご子息ではないが、「肉飯」という図書館で借りた本の大半をカメラで取って携帯に保存しているのでレシピを見ると実に便利で手軽に「丼もの」を作れてうれしい。今日のブランチはカルビ丼(焼き肉丼)を作った。平井精肉店で上カルビ(100グラム850円)を買って来て豪華に200グラムぐらい使って、ご飯よりカルビが多いカルビ丼を作る。2000円弱の原価だがこれが実に旨いのである。揉みタレが勝負なのだが、林檎、ニンニク、ショウガをすりおろして、それに醤油、胡麻油、赤ワイン、塩、胡椒に七味を少し入れて30分ほど揉み込んで浸ける。肉だけじゃ医者に怒られるので、小松菜の胡麻和えを作って副菜にする。今週は5541とか8617とかを少し利食いを入れて回転させたからカルビ丼なら30食ぐらい食ってもおつり来るが、まあ金はどうでも宜しい。

 年金というのは偶数月に2月分が振込になるらしいが、毎度通知がくるのだね。65歳からの国民年金も面倒だから62歳から早めに貰うことにしたが、減額は月に1万ぐらいらしい。3年先に貰い始めると180万ぐらい先に貰うからこれを12で割ると15年。つまり62足す15で77歳以上生きたら65歳まで生きた方が得だということらしい。まあ俺の場合は70歳ぐらいでコロリと死ぬ予定なんで早いほうが得だろうね。第一そもそも俺が77歳まで年金がちゃんと支給されると考えるほうが間が抜けていると思う。あと数年で多分年金制度破綻だろうから、そうすると大きく減額されて半分とか1/3とかになるんじゃね?と思いますね。
 すると破産する老人が激増して生活保護世帯が激増するかもしれないが、これも資金が無いので支給不能で見殺しということになるんだろう。その前後に個人の債券、不動産や株式の投げ売りが始まるんじゃないかなあと思うが、それは団塊世代の大部分の死亡が急増しはじめる2025年ぐらいだろうと僕は予想している。僕が70歳ぐらいの時に団塊世代は78歳だから、男のちょうど平均寿命くらいだ。

 山内マリ子が「2030年 アカルイニホンノミライ」という短編を書いているけれども、決してミライは経済的には明るくないだろうと僕は思うな。人口急減世界というのはそういうものだろう。1965年には10人で1人の老齢者を支えていた国が2030年には1.2人で1人を支えることになる。無理に決まっている。まず支えきれるわけがない。医療も福祉も年金もすべての老人給付がゼロになって、それでも現金がある人しかサービスを受けられないような国になるとして、さてそんな国がマジにアカルイかね?

 来月ぐらいは浜松にトンカツとうなぎを食いにドライブに行こうかなと思う。昼は幸楽のトンカツ、夜はあつみのうなぎ(2段重ね)翌日は島田の薮で蕎麦、そんな暮らしはコレステロール満載でどんどんと中性脂肪が蓄積されていく。それでそのうち心臓がドカーンといつかは来るね。運転中だと人迷惑だから70歳で返納するかね?
イメージ 1
肉うどん  これも簡単で旨そう!   肉飯より転載

イメージ 2
ビーフカツ  これもサンドイッチに挟むと旨いよね。

イメージ 3
滑稽さが際立つ暴露本   アマゾンで1円、送料250円で売ってマス

 老齢の両親を助けるため、という口実で帰郷したころにはピンピンしていたその両親が、数年のうちにふたりともあっけなく亡くなり、生家で一人暮らしの身になって、もう二年がたちます。わたしがいま寝起きしているのは、かつて自分が子供部屋として使っていた六畳の洋間。本棚には高校時代の英語の参考書や古語辞典がいまだに並び、片付けても片付けても、どこからともなくサンリオのファンシーグッズが転がり出て来て懐かしさで悶絶させられる、そんな部屋です。本当は東京で、それなりに趣味のいい部屋で暮らしていたし、海外旅行先で買い集めたアンティークなんかも持っているけれど、混沌とした実家でそんなものを広げてもぜんぶ嘘っぽいだけで逆に虚しいかなと思って、段ボールにしまいこんだままにしてあるのでした。それにいきなり帰ってきたわたしが突然自分の趣味を振りかざして、「アルミの窓枠なんてありえない。北欧みたいな木のやつに変えようよ」などど実家のリフォームに手をつけたりしたら、両親が積み重ねて来た生活を遠回しに否定していることになりかねない、と遠慮した部分もありました。
 じゃあなぜ両親が亡くなったいまも、そんな時間が止まった部屋のままにしているのかというと、両親が健在だったときの気配がなくなるのが、さびしくてたまらなかったのでした。両親とはそれなりに衝突もしたけれどーーーその理由の多くはわたしが独身で、子どもがいないことでしたーーー自分の親がこの世から退場し、時間が経てば経つほど、わたしは彼らと話しをしたくてたまらなくなりました。腰が痛いとか目がかすむとか、白髪が次から次に生えて来て手に負えないとか、肌がくすむとかたるむとか、老後が心配でときどき眠れないとか、昔が懐かしくてたまらないなんて話しをしてみたかったなあと。じめじめした台所、どっしり重たい食器棚に囲まれ、ビニール製の花柄テーブルクロスには父親がまだタバコを吸っていたころに焦がした跡が残る。居心地がいいような悪いような、よくわからない家。
 洗面所に行き鏡をのぞきこむと、すっぴんの自分がほとんど”おばあちゃん”に見えるのにぎょとしました。日焼け止めクリームと化粧下地、リキッドファンデーションをべたべた塗りかさねてお粉をたっぷりはたき、眉毛を描き足してアイラインをうすく引いて、濃いめの口紅をつけたらどうにか”おばさん”に戻ってほっとします。だだ、少しでも気を抜いたら背中が丸まって、おばあちゃんに見える。それが五十歳の自分に対して抱いた感想でした。
 まったく想像していなかった未来がここにあります。わたしはいまや独身で実家ぐらしの、五十歳の女なのです。

  50歳−2  山内マリ子      日本のアカルイミライ より転載

=======================================
  現実の山内マリ子は1980年生まれだから、現在は37歳。そのおばさん突入真っ最中の彼女が、屈折した非婚子無し女子の生活を想像して50歳の婆ちゃん突入の時間と人間性存立危機について想像をたくましく働かせて書くのがこの郊外型ロード小説である。あのジャックケルアックから始まった、伝統のロード小説が日本で変質するとこうも変化するわけか?と驚愕の想像力ではある。ここで失敗するといわゆる躁鬱病になるんだろうかとも思われる。(つーか臨床的なことはまったく知らんが、病は気からというのはそんなもんだろうかとも思われる。)

 そのケルヤックの映画(ON THE READ)を僕が5年ほど前に浜松までメルセデスを180キロで飛ばして見にいったのが懐かしい。1300円(割引があった)の映画を見るのに何も往復4時間、470キロ、交通費で1万円近くを支払うのはあまり経済的とも無論思えないが、人気のない映画だから東海地区では浜松の変な名画座でしかやっていなっかったのである。でもあのケルヤックの世界(マルセルプルーストの「失われた時と求めて』=ここから20世紀現代文学が開花したと言われるから)は、アメリカ文化が若者中心主義に変節する狼煙のような時代だったと僕は思う。

 さてその僕は、この週末は2册の暴露本(ユニクロ帝国の光と陰、ヤクザと原発)をさらっと斜めに読んで、昔いた同じような業界でああ日本で一番金持ちになった成功者の生活と仕事と思考はやはりスゲーもんなんだねえ、それはそれはすごくストイックに大変でご苦労様なことで、彼の一途な努力でこんなに安くて高品質の衣料品を僕らは買えるんだね、どうもありがとうと頭を下げたくなるのだが、果たして自分がそういう人になりたいかといえばとんでもないご免被ると言いたい。
 「なじみの料理屋とかはないんですか?」という素朴なライターの問いに「無いですよ。時間がない。昼は秘書がコンビニか弁当屋で弁当を買ったきます。朝は家で食べるし、、とにかく僕には時間がない。」とまんざら嘘でもないような答えだった。売り上げ2兆円、個人資産8000億円という富豪でも暇がないと毎日500円のコンビニ弁当を食っているような侘しい暮らしなのだろう。マジ御愁傷様と言うほか無いが価値観の相違だからどうしようもないようねえ。いくら金なんてあっても個人的には無意味なんだねえと思うから、所詮金なんて暮らしていくぐらいあればいいじゃねえのと思います。(爆)月並みだけど「足るを知る」ってことだろ?
 そうそうごちそう好きで有名だった邱永漢が書いていたんだが、彼は食うのが好きで香港から若い有能な料理人をスカウトして自宅で家族用に毎日3食いろいろ作らせていたそうだ。月末になると来月の1月分のメニューを料理人と90食分考えて作る。それで材料や器具の買い出しをさせていたそうである。世界中の3星レストランを一緒に廻って、それを再現させていたんだろうと思う。その結果食い過ぎで糖尿になって、運転手を雇って散歩のためにロールスロイスを買ってローギアでハザードつけて転がさせて、その前をよたよた散歩したそうであるから、まあ人迷惑で渋滞したのかもしれんが、ロールスロイスにクラクション鳴らすような車も少ないだろうから、使いかたは上手かったという事だろうと思う。頭の出来が普通人とは異なるからああいう物が面白く書けていたのだろう。れっきとした東大卒の台湾人の芥川賞作家である。
 金持ちでも台湾人(中国人)と日本人ではこうも思考と行動が異なるんんだよねえ。これを比べて僕は台湾人のほうに近いかなあと肌合いで感じるんだなあ。柳井を豊とは全く僕には思えないからねえ。ワーカホリックの成れの果てだろ?新卒大卒離職率57%というのがその証拠だから、電通でも同じなんだろうねえと思う。アホな日本人病なんだね。無限の同質化圧力から列島は病気なんだろうと思います。もっとおおらかに大陸的に生きようと思いませんかねえ?
そういえば邱永漢が1980年代に株式コラムを書いていて、大阪のOKK(6205)という旋盤機械メーカーを強く推奨していたねえ。当時も100円台だったがその後1000円以上に化けたっけ。現在も1235円(併合前は123円)だから、そろそろ買い頃だねえと思う。指数はこのごろ強いが、こいつは逆行して現在は押し目だから100円(併合後は1000円)メドに拾ったらとも思います。
 俺は臍が180度ぐらいひん曲がっているから、人の欲しい物はあまり好きじゃないんですね。で不人気なものがすごく好き。不人気で不当に低評価なものが特に好き。昔からそうなんですね。老人のアカルイミライって単純な快楽の反復の暮らしだと思うな。


イメージ 1
肉飯のトップレシピ  ステーキ丼

イメージ 2
姫の沢公園の鳥のオブジェ  なんか汚れて悲しい

イメージ 3
5210    これから噴火しそう?

 その日の朝、一杯目のコーヒーに口をつけながら、スマホに表示された祝福の通知を見てはたと気がつきました。
 ーーああ、誕生日か。そっか、今日で50歳になったんだ。わたしが生まれたのは1980年、もう半世紀も昔のことです。ざっくり計算すると、ミレニアムを20歳で、東日本大震災をだいたい30歳で、東京オリンピックを40歳で迎えていることになります。
 十年前に開催された東京オリンピックのことは正直もうよく覚えていません。もともとオリンピックに興味がないのと、感動を煽ってくる報道にうんざりしてしまう方だから、あの時期はろくにテレビをつけなかった。でも、2013年に東京オリンピックの開催が決まったときのことはなぜだがはっきり記憶していて、IOC会長が『TOKYO』と読み上げたときの、発音の感じまで耳に残っています。あのときはみんな、7年後の自分をあれこれ想像したものです。わたしだってそう。40歳になった自分はどういう女性になっているか、どんな人生を歩んでいるか、都合のいい妄想をしてはニヤニヤしたり。まだ若かったのです。
 たしかにわたしは、こんなふうに想像しました。少なくとも、結婚して子供の一人ぐらいはいるだろうな。その時点でまだ結婚相手に巡り会っていないにもかかわらず、です。なにしろ7年後でしたから、人生がどう転んだっておかしくないほど、可能性があったんです。わたしは高騰が予想される東京のマンション価格の心配さえしました。子どもを授かっていないうちから、保育園のことや仕事と家事育児の両立のことを考えて暗澹とした気持ちになりました。
 けれど、そんなのは全部杞憂に終わりました。わたしにおとずれた未来はこうです。結婚を考えられるような男性とは出会わず、長年仕事をもらっていた雑誌社が潰れたのを機に東京を引き払って、40代にしてすごすごと親元へ帰ったのでした。(続く)

   山内マリ子「50歳」−1    日本のアカルイミライ2030  より転載
============================================================ 
 朝8時の外気温は16度、雨。熱海も東京も今朝からぐっと冷えているようだが、寝室の温度計は24度で気持ちがよい。エアコンも入れていないから、外気温との差が+8度あることになる。鳥の声が聞こえて目が醒めるというような映画のような暮らしをしている自分が不思議な感じ。リビングのガラス窓に貼付けている温度計は20度。これは外気温+4度だが、実際は外気温は14度ぐらいだろうと思う。海より250メートル高いと2−3度は低いのが平年の平均だと思う。断熱ガラスというのはよくできているなあ。一番快適な季節が今なんだろう。箱根の山は霧と雲で煙っているが静かで心地よい。20年10ヶ月ぶりの高値を8日連続更新という威勢の良い東京市場だが、個別を見るとまだまだエンジンがかかっているようにも見えないから、金融株などを見ればやっと底が入ったの?というぐらいのぼんやりとした状態だ。神戸製鋼祭りでにぎやかな売り物満載の大型株なんだが、130円から売られて50円ぐらいまでツッコンだら拾ってもいいかねとも思うが、東芝、シャープ、日産とナンバー2の巨大企業の不祥事が目立つなあと思う。フォルクスワーゲンの嘘から始まった兄弟企業の不祥事問題は止まる事が無いというのも、資本主義の断末魔を見ているようで切ないねえと思うが、まあ資本主義的人間のすることは世界中同じでこんなもんなんだろうねえ。

 『ここは退屈迎えに来て』という優れたロードサイド小説があるのを僕は先月知った。少しお勉強のできる地方都市(富山)に住む文科系女子が大学に入って東京に出て来て挫折するそんな日常のライフスタイルのリアルが眩しいショートが8編。是非、子どもがいる還暦付近のおっさんは読んでみるほうが良いんだろうと思うね。16歳で処女喪失に血眼なこになって奔走する女子高生とか、売れ残りの男子としぶしぶ寝る二十三歳とか、地方都市でどこまでも続く日常を倦んで生きる8人の女の子。居場所を求める繊細な心模様というのがテーマといえばテーマなんだろう。
男子と比べて時間の貴重さに敏感な20年(妊娠可能年齢の20歳から40歳までの)をどう生きたら勝ち組になれるかを考え抜いて、結果的に負け犬になっった7割の真面目な女子たちの滑稽なディストピア。少子化の要因はきっとここにヒントがあるんだろうと思うが、フェミニズム文化に敏感な世代には、このような隘路のハマる不幸なケースが後をたたないんだろうと思う。

 反面、ヤンキーになって16歳で妊娠してシングルマザーになっても、美貌と根性で成り上がる安室や林檎ちゃんみたいな怪物だっているんだろうから、日本の未来は思考ではなくって衝動と行動にあるとも思える。

 ここ4回ほど、図書館に行くと文芸書を5冊、料理本を1冊必ず借りている。料理本は貸し出し期間2週間のうちに2−3度、新しいレシピを試すことになるが、大抵うまくいって、新しい料理が食卓に並ぶことになる。今回は「肉めし」というがっつり系の肉料理の本で、とくに丼ものが素晴らしい!若い人、スポーツをやるような人、ガテン系の体力が必要は人にはうってつけだろう。いくつかレシピを無断で揚げておく。セブンイレブンが独り勝ちの決算を発表しているが、理由は利益率の高い弁当や総菜の売れ行きがダントツということらしい。怪しい化学物質満載のあんなもんをよく食うぜと思うが、まあ大衆趣向とはそんなもんだろう。
ほんのちょっと時間を作って、自分で良い食材を選んで上手に調理すれば実に美味しい食事が出来るのに、大衆はそれをしない(たぶんできない)。理由は無知、怠惰、貧窮。山内マリ子の短編を読んでいるとそれが透けて見えてくる。大事なことは絶対に学校では教えないということに気がつく人がきっと少なすぎるということだろう。


イメージ 1
ロベルトボラーニョ 2666  ガルパス リョサ  つつましい英雄

イメージ 2
美味しいものは油と糖でできている。
マロンパフェ  972円   ララポート  ビスケットにて

 田舎の山のてっぺんで暮らしていると、都会のことは全くわからない。それでも毎日の暮らしに大きな不便はないから、誰が困ったとか何が起きているとかニュースで一応は聞いているものの切実感からは無縁で(もっとも都会のど真ん中で住んでいた頃だって切実な事なんて何もなかったような記憶があるが)選挙なんてどうでも良い。誰に入れても入れなくてもこの国のダメさに大差はないだろうとは思う。もともとアナーキストなのだ。それでも日本には正統なアナーキストの政党はないのだから、少しはリベラルのほうが子孫のためには暮らしやすいかなあと思ってそういう政党にずっと入れてきたが、入れても何も変化がないのは当然で12000万分の1ではどうしようもない。もっと効果的な方法は、政治を捨てて、自分の力で物事を変える(買える)ようになることだねと思う。でも相当面倒だし第一それは儲からない。だから政治はしない。
 でも買うものがないほど全てを所有して豊かになってしまった人は、もうこれ以上進歩することがないだろう。努力の余地も成果も期待できないとすると、寝ている他に暇つぶしがない。ゴルフをしたりスキーをしたり競馬をしたり酒を飲んだりするような個人的な楽しみがある人は暇が潰れて良いが、こちらはマシな趣味を持たないのだから、ホントに困る。でしかたなく当てもないのに60キロ走って大きな本屋に行って、何か買ってマズいカフェ(スタバとか)でマズい珈琲を飲みながら、もっとマシな豆を使えよと文句を言いたくなるんだが、まあしかたない。旨い珈琲が飲みたいのなら自分で良い豆を買って良い焙煎を選んで自分で落とすほかに方法が無いと思う。(良い喫茶店が近所にある好運な人以外はそれしか具体策がないからだ。)
 厚生省の100年後の人口推計というのを見たが、人口数は5000万人で今よりマイナス7000万人になる。これは日露戦争当時と同数だということで、都心部以外には居住困難地域が激増したディストピアが出現することなる。ある過疎地の調査では現在200戸の住居で暮らしている村で子供がそこに残るのはたったの2戸だけという驚くべき減少が明らかになった。つまり人口減小は今後なだらかに起きるのではなく崖から落ちるようにある時点でゼロに向かって減ることになる。現在の人口のボリューム=団塊世代の死亡が完成した後、あっという間に誰もいなくなるということが起きる。だから僕はそれに8年ほど遅れているがその最初の徴候を長生きすれば見る事ができるかもしれない。毎年100万人ぐらい人口が続けて減ると、どこだってスカスカになってくるだろう。空き家だらけというか空き家しかない廃村、廃町、廃都市が激増するのだろう。不動産はマイナス資産で固定資産税を払う人が誰もいなくなる。所有者不明とか所有者行方不明の土地、家屋が激増するから家なんてタダになる。だからローンなんかで家を買うのは大バカのすることだが、未だにそんなことをするリーマンばかりで湾岸は埋め尽くされている。きっと十年もしないで破産者続出地域で有名になるだろう。2億が1000万でも売れないというのはバブル崩壊後の不動産を見ればわかる。行政が現在実験しているコンパクトシティーというのはそういう予測に基づいて居住地域を行政的に制限をかけてインフラの最低限度を護るという方法論だろう。それ以外の地域に住むのは自由だが、上下水道もなし、救急医療、警察もなし、役場もなし、電気も通らない、店舗もないし学校もないという未開の土地に戻る場所が激増というモデルだ。現在の7/12相当が不要なら当然コスト配分としてはそうなるんだろう。なのに阿部はのんきにリニアとか作っている場合か?オリンピックとか浮かれている場合か?とマジ思うが、この国は馬鹿だからいつまでもそんなことをやっている。ボスが馬鹿だと国が傾く。
そんな無駄使いする金があるのなら、年収200万以下の貧民層を少し助けてやったらどうかというのがリベラルな考えだろう?でも阿部のしていることは真逆だね。何回選挙をしても変わらんもんなあ。


 そうそう昨日はまた本を買った。昼はマロンパフェで済ませた。夕飯は天丼だ。身体に悪いものばかりが旨い!好きな本をたくさん読んでそれでいつの間にか死んでいたらいいなあと思うな。

認知症予防対策

イメージ 1
3連休最終日の熱海の花火  けっこう人出がありました。

イメージ 2
昨夜は牛丼  シェフご飯というサイトのレシピ
これは隠し味に赤ワインと味噌を少し使った伊豆牛の牛丼です。肉は100グラム600円ぐらいの肩ロース。150グラムぐらいですので原価1000円ぐらいかな?
吉野家のほうがずっと安いですが、僕のほうが美味しいです。甘いのは嫌いなんです。

 選挙が始まった。自民党の長老議員の引退がいろいろ報じられる。多くは70代で病気になる、怪我をする、体力と気力が衰えるという老齢化した結果だが、きっとその選挙区では地盤を息子とか親戚が引き継いでいくことが多いのだろう。それでは若返りとはいっても何もほとんど変化しない。変化がないだけならよいが、質が低下して何も出来ない指示待ち人間がどんどん議員になって、行政の独断独裁が強まるというのが昨今の保守政治の構図なんだろうと思う。なんとかファーストという反乱は、そういうのをやめたいという小池さんのアピールなのだろうし、3代続いた都知事の老害に嫌気が指した都民に受けた。
 一方ニュースを見ると、認知症の70代の男性が埼玉新交通のモノレールの無人駅から線路に侵入してひかれたとか高速道路を逆走して衝突したとかブレーキとアクセルを間違えて突っ込んだとか認知、判断、操作のミスによる事故が毎日報じられている。加齢による脳機能障害というのは今後高齢化が進むに連れて激増するのが予想されるから、自分だってそうなる可能性はかなりあるわけで、人に多大な迷惑とならないような暮らし方というのを健康なうちに少しは考えておく必要があるのだろうと思う。自分の親が最後は認知症になって徘徊をした経験があるのだから、いくら施設に預けていても目をかいくぐって夜に抜け出すような事が実際には起きるのだから、そうなったら自分ではどうしようもない。

 老化を遅らせる具体策とういのは実に地味だから、まず「歩く」ことが脳と神経には一番良い予防訓練だというニュースを見た。これはきっと末梢神経と脳の経路に電気がよく流れて繋がりやすいという訓練を常態化するには都合が良いのだろう。だから足と手、指を頻繁に動かすと脳の機能の退化が遅れるということなんだろうと思う。歩くとか書くとか打つとか、そういう動作が良いのだろうと思う。
 その点ではかなり大量に場帳とかグラフを書くというのは、間違いをすればすぐに分かるから、自分の脳と神経の機能の状態を再認識するには好都合だと思う。およそ1200枚ぐらいの月足グラフと100本ぐらいの折れ線グラフを僕は毎月とか毎週更新して書いているのだが、その98%ぐらいは実際には必要がない(直接の売買には関係がない)。
でも還暦を過ぎた老体で1200枚の月足をえっちらおっちらと4日ぐらいかけて更新すると、とくに今月のような株式併合で単価が2倍、5倍、10倍などど変化する月は疲労が何倍にもなる。
だからへろへろになって岩盤浴に行ってマッサージをして貰うことになる。まあ気分が変わるから老化には良いのだろうが、対策には疲労はつきものということだろう。
 株価のサイクルの再現性を重視すれば、10倍になったものは、100円が1000円だから、同じ紙面に書くとすると900円のギャップとなるから不自然だ。だから紙面の目盛り取りを100円を1000円に買えて端数を切り捨てる。86円が併合して865円になったら、5円を切り捨てて860円として同じ場所に続けて書くとサイクルの再現性は担保される。900円のギャップをつけたグラフと再現性を重視したグラフの2種類を書いてしばらくは比べてみるということを僕はしている。再現性に大きな変化がないなら、切り捨てで端数カットの目盛りを換えたほうを使用することなる。ただし2倍や5倍ではこれは無理だから、再現性は担保されない。つまりあと5年とか十年とか経過して一応の大きなサイクルが新たに描けないと売買対象とはできないという事だ。

 先週の5541など10倍に単価がなってやりにくいと感じたが、安値を取ったので反射的に成り行きで買って、翌日に戻りを売るという動作(いつもと一緒の試しの試し)をしてみて、違和感があるかどうかを見ている。利食いだろうが損切りだろうがどちらでも宜しい。値動きと建玉の感じが重要だということである。戻れば売り、突っ込めば拾うという動作に毎度何ら変化はないのだし、分割ということは玉を重ねた感じの善し悪しということで、個人的なことなのである。
5541の後に、6675を−0.1と買ってみたのはまだコツンときていないものに乗り換えて、こいつはまだ下値があるようで、2050円ぐらいまで押した。次は2000円ぐらいで200株と厚く買って行くのだがあるのか無いのか?待っている。低位株の循環物色が続くようであればいずれ時間の問題で順番が来るのだから、ボヤーっと買って待っていれば宜しいかと思う。
友だち
白猫次郎
白猫次郎
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(16)
  • ラブレス
  • ひよこ
  • pka
  • まっちゃん
  • タートル
  • hir*5*321*7
友だち一覧
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

開​設日​: ​20​13​/1​2/​21​(土​)

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事