9722 藤田観光 きれいにうねる
昨日は9302の三井倉庫を書いた。おかげで結構首が痛い。今日は9722藤田観光を書き始めている。48年分というと膨大な量なので(ローソクで576本)、紙のつなぎ目に苦労する。特に2000円とか欄外になった時に、用紙本体が切り替わる時が重なると、糊張りのコツが難しい。糊は縮むので張る時に手早くやっても歪んだり、30センチで1、2ミリは縮んだりするので三枚を同時に上手に張るのはかなり難しい。それに時間がかかって手間取る。素描するだけなら容易なことだが、欄外(上下どちらにも)が生まれるということは、想定外の値動きがあったという証拠であり、相場は思ってもみない値が出来ることがあるから、多くの人が殺されるということなのだ。
どんなに経験がゆたかで、どんなに技法や感覚に優れていても、想定外の値がいつ出るかは予想できないのだから、結局は究極の相場技法とは「地味に張る」「曲がれば損切りする」という2点しかないのだが、調子良く何億も稼ぐのが簡単に出来るようになるとついつい調子に乗って深追いし居過ごすことになりやすい。そして最後にカウンターパンチを食らってオケラになる。まあ歴戦の相場師でも最後に殺されるのはそういうパターンが大半である。だから満玉張るなになるんだね。
地味に張っているうちは、金は大して増えないし、どうしても欲との葛藤になって力以上に張ってそういう時に限って曲がる。その繰り返しで何度も痛い目にあっても生き残れるかどうかに職業としての相場師の存在意義がまさにかかっているわけだ。
細かな技法云々よりも資金管理と心理のコントロールのほうが難しのだ。だから常に地味な基礎の反復以外に生き残りの具体的な方法論はないのである。これがアマチュアは甘くて出来ないのね。100人いて99人が出来ないねえ。億なんて通過点で少し当たりが続けば馬鹿でも取れるのだが、ツキはずっとは続かないのだ。曲がった瞬間に即破産というパターンが多いのである。
林さんの著書を読んでいると、彼は人生で4回もしくじって破産すれすれまで負けている。理由は張り過ぎた時に曲がるという月並みな失敗だ。当たる、曲がるは誰でも5割を超えないのだから、時間の問題でどんなについていても曲がる時は来るのだから、それを予想して資金を分散できるかが結局は生き残りの秘訣だろう。
そして年がら年中張っていれば曲がることが多いのだから、大半を休んで「ここだ」という自分の出番という場面でしっかり出て大勝ちする。それであとは休んで金を使って人生を楽しむという時間割が一番重要であると思う。
猫が18歳で相場を始めてここまで50年近くも生き残るのが出来たのは、人より仕事嫌いでやらない時間が長かったせいだろうと思うね。暇な時はグラフだけ書いていればいいんだよ。休んでいれば損はしないのだから。
その意味で、生き残って相場で生きて行くのには、上手に浪費して時間を潰す技術が大切である。そういう事を正面から書いてる技術書は皆無だから、あえて僕が書いておこうかと思うな。相場の目的は蓄財にあらず、過剰消費に実はあるのだと思うね。
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