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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

書庫日記

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これまでの時代には、資本と労働という明白な対立にしたがって決定された歴史的諸形態の分析が、大幅な特権を付与されていた。しかし今日、労働の領域は流動的なものとなり、概念そのものが定義を失ってしまった。エリアスカネッティーが歴史について述べたように、われわれは社会的なものの「盲点」を乗り越えて、気づかないうちに資本と労働の強力な対立関係の向こう側に移行したのである。今後は社会機構そのものが一体化された循環をたどるだろう。メビウスの輪と言ってもよいが、そこでは行為者たちは契約の表と裏につねに同時に存在することになる。
 『社会の断絶」という用語自体が、資本と労働の昔ながらの客観的状態を復権させる試みに属している。19世紀のユートピスト
(空想社会主義者=シャルルフーリエなど)たちが、産業化のまっただなかで、土地と職人仕事に結びついた諸価値を復活させようとしたのと全く同じように、現在われわれは、情報化のまっただなかで、産業時代(西欧19世紀の産業資本主義の最盛期)に結びついた社会関係と対立関係を復活させるつもりなのだ。同じユートピア、同じ錯覚ではある。
 あの階級的力関係と弁証法的矛盾の黄金時代にはお気の毒、というほかはない。マルクスの分析自体がすでに、階級闘争と歴史の決定論的単純化に属していたが、彼の分析は上昇運動と決定的な否定の可能性に結びついていた。社会問題とは、プロレタリアート同様、当時はまだ乗り越えるべき定め、否定されるべき定めとしての概念だったのである。社会問題と労働の本質が実証主義の装いをとって曖昧化される現在の状況とは、何の関係もない。
 われわれの「対話型」(インターアクティブ)の社会関係で失われたもの、それはまさに否定性としての労働、客観的状況を断固として否定することの可能性である。「客観的状況」は、一般的なかたちではもう存在しない。情報の潜在性は、現実を断固として否定することの可能性をもはやて提供しない。このことをしっかり確認して、滅び去った状況を夢見ないようにする必要があるだろう。
 われわれはもう否定性としの歴史のなかの存在ではない。投機と雇用と資本と情報のあらゆる流れの合流地点で、力関係と社会関係がヴアーチャルな双方向性と冗長な集合的パオーマンスのために骨抜きにされる事態に、わわわれは立ち会っている。だが、こうした状況を未知の魅力にあふれるものとして受け止めることも可能だ。マルクスの言葉のように 歴史が茶番となったなら、今度はこの茶番が繰り返されて、茶番そのものがわれわれの歴史になることも、じゅうぶんにあり得ることなのだから。
           「不可能な交換」 ジャン ボードリヤール   塚原 史 訳  紀伊国屋書店より 転載

 半熟卵さん こんにちわ、今日は東海地方は雨です。特に僕のフラットは大雨でドシャドシャという雨の流れる音が凄いよ。視界は50メートルぐらいで外は真っ白だ。でも不思議に落ち着くんだな、誰もいない部屋でピアノを聴いてコーヒーを飲みながら読書をするのにはこんな天気もなかなか良いもんだよ。上げたのは僕の好きなフランス人社会学者で、元は商品経済の記号性についてずっと書いてきた人で、大学時代からもう30年も読んでいる人の遺作2冊前の2002年のテキストだ。
少し読みにくいし、使用言語が一般的でないからわかりずらいだろうが、彼の考えの根底にある疑問とは、現実の認識についての「一般的な認識の過誤と限界」ということなんだね。かいつまんで言うと 善と悪 とか 金持ちと貧乏人 とか 資本と労働とかいう典型的なニ項対立で物事を見るその見方ってホントに正しいかしら?っていう疑問なんです。そういう単純化した対立軸で物事を受け止めたり感じたり対処したりするだけで本質的な問題理解の解決ってあるんだろうか?って事。
彼を良く理解しようとするとこちら側もちゃんと理解の基盤を持っていないとテキストの真意を理解できないよね。だからそのための勉強に毛沢東、マルクス、ニーチェ、クロソウスキー、サド、ダーウィン、フーリエ、フロイト、バタイユ、ドルーズ、ガタリとか様々な関連書籍を僕は自分で選んで読むことになったんだけどね、それをすることで自分から読み込むと吸収がすごく早いしクリアカットな疑問も更に湧くし、どんどん自分で自分の頭の中が勝手にでき上がっていったのね。テキストというのは自分が考えているようで、実は言語そのものは過去からの膨大な知識の遺産の集合体で、僕個人のオリジナルなんてほとんど無いんだよ。アホだからゼロに近いね。全部がパクリとコピーとアレンジメントの集合なの。だから沢山の読書をして(6000冊かな)死んだ偉人(清少納言からプルーストまで?)の言葉が僕のなかで君に語りかけるから迫力を持って君の琴線に振れてきっと震えちゃうんだね。パクリなんだがそのパクリのパーツはバラバラで僕の中で組み合わせれてどれがオリジナルかは受け手にはわからない。特別に「引用」表記が無い限り全部が僕のテキストとして君に伝わる。だから本当は僕じゃない、例えばニーチェが、あるいはレーニンが、君を口説いているんだと思うと「強烈な効果」があって当然だと思いませんか?僕の中で自然に湧いて来る偉人たちの知識と真実とその言葉たちということなんだ。それは君だって同じことさ。(ネタバレしてもさ、テキストそのものの真意や説得力は減じないだろ?これが知性の不思議さなんだよ。)6000人分の偉大なテキストが僕なんだよ。すごいリゾームだろう?だからさ多数決の民主制の正義なんてこれに対峙したら「クソ」同然の無価値なんだよ。器官なき身体が僕の中で「こっちに来い」って言ってる。「こっちがお前の逃走線だ。ここに逃れて群れが全滅するのを待ってろ。」そう時々呟くね。オカルトみたいでしょ?(笑)

 6000冊の読書に投入された時間とコストがいくらになるかなんて考えたこともないけどね、人生の恐らく1割以上は時間的にはあるんじゃないかな。すごく楽しいし自由で裕福でしょ僕の人生の時間って。でもさ、そのテキストがちょっとしたきっかけで猫塾の時に「お金」という記号にたまたま変わったでしょ。楽しんで金のことなんて何一つ考えもしないで本を読んだのよ。でも好きなことを夢中でしていると無駄になんかなりませんよ。どこか知らないうちに全部その人の力になったり役にたったりするのね。意図してないからただそれがいつ役に立つのかとか幾らになるのかなんてこちらでは全く分からないんだけどね、ある日お金という記号で表記される時があるんだね。保証のない賭け。これを投機(投企)と言うんだね。賭け金は自分そのものだ。楽しいぜー。

みんなが汗水たらして安月給で働いている時に好きな読書してさ、それでテキストをパクリで(無意識でに指が動くのね)書いて1億になってさ、これ泥棒よりひどいよね。でも現行法規を一つも破ってしていないでしょ?ボードリヤールの指摘した通り、僕の心の内部で「茶番そのものが歴史」になった一例でしょ?だから自分が信じて「これだね」と思ったことや感じたことというのは一番大切だから諦めちゃダメだし、一時的にそれが社会的な評価基準に合っていないことがあっても凹んじゃだめなんだ。合っていないということはねある意味で同じことをする人が少ないでしょ?つまりライバルが少ないのね。だから凹むんじゃんなくて逆に喜ぶんです!だって風向きが少しこちらに吹いたら一人勝ちになって大儲けの大チャンスなんだよ。つまり選択肢の逆張りでしょ?値幅があるじゃない当然。これを世間はへそまがりとも言うけどね、ベトナムさんもハルトモさんも結構おへそ曲がってますよきっと。でもさ頑固か偏固かわからないけれど彼らしっかり実を取れてるでしょ。それでさ、彼らマジちゃっかりしていて、マダムはスゲー美人だったり、美女の彼女がいたり、美味しい所みんな持ってくようなスマートさがあってさ、「だってオレ頭良いから当然っす」っていう図々しさみたいなワガママがあるんだね。でも結構寂しがりやでさ、マダムとかネーチャンいないと寂しいもんだから、金なんて本人は多分どうでもいいやと思ってんだけど、その大事な人のために「全部俺が持ってくぜ、俺の通った後はペンペン草も生えないぜ。」って感じでしょ?カッコいいよねー!

 やりたい事をやるために僕たちは生まれてきたんだよ。現在僕たちがしている事は全て自分で望んで選んだことだ。だからそれが違った!と本気で思うんだったら「これだ」と思う事を堂々と修正してやれば良いだけだ。誰だって間違いはあるしやり直しをすれば良いだけだ。ただ周囲とか他人とかと自分を比較して結論を出すようなのはダメだよ。自分の人生の選択を自分以外に委ねるというのは「奴隷」の生き方だ。金とか地位とか全く関係ないよ。何をやっても良いんだよ、満足があるのなら。それがリベラルってことだろ。それが出来ないと人生はまさに茶番でそのもの 終わるぜ。そんなのは俺は許せないなと思います。

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チキンカレーを昨日作ったけれど今日はアンチョビの仕込みをした。西友というウォルマート系列のスーパーが沼津警察の側にあるが、ここは24時間営業だから便利で良く使う。レジのオネーさんがいつも疲れてる店だが、あのマスクの若い人はいなかった。やめちゃったのかな、それともシフトでお休みかな。顔色が悪く、声が蚊の無くような小さな声だったから、大資本の搾取は相当ひどいんだろうと思う。1パック30尾ぐらい入ったイワシが150円だった。2つで300円。塩を一袋で180円。これで立派で美味しいアンチョビが出来る。頭を落として、手開きで内蔵と骨を除く。軽く水洗いして水分をペーパーで切って、塩とイワシのミルフィーユを15段ぐらいガラス容器に重ねる。それを冷蔵庫で保管するだけだ。ただし完成まで4ヶ月かかるから、今日仕込んでも食べられるのは10月以降だ。発酵に3ヶ月かけ、その後1月は水洗いして容器を変えてオリーブオイルとバジル、タイム、ローズマリーをたっぷりと入れて寝かせる。するとほんのりハーブの香りがする極上のアンチョビが出来る。これをパスタ、ピッツア、マグロのアボガドのサラダ、アクアパッツァなどに塩代わりに使うと風味がとってもイタリアーンな感じになる。いわゆるアカヌケタ感じのお料理になります。だからアンチョビとハーブは自家製、特にハーブはドライはダメ。ドライなら使わない方がマシだと思います。アンチョビの使い方が上手いビオスの現在のシェフはフレンチだけど、落合さんところのイタリアンでシェフをしていた人ですから、両方のミックスというかややフレンチに近い感じのお料理ですが、主体は生野菜の美味しい食べ方ということで、実に創造性豊かな一皿を提供してくれます。料理人とかピアニストとかバレリーナとか感覚(味覚、音感、体重移動のバランスなど)を一番の基底にするような仕事は、10歳では遅いというぐらい幼児のころの感覚で決まるらしいですから、言葉と同時ぐらいに必要な感覚が幼い時に出来るのだから、子供の教育というのは今の日本みたいな全員をアホな受験勉強を詰め込みでさせるような下らない無駄を早く辞めれば良いのになあと思いますね。得意な事、興味のあること、好きな事をまず伸ばすような開発というか誘導というかそういうやり方にしたら、ステキな「高級品」を作れる国になるのに、リーマンが社長をやっているような会社の製品は、社長や役員がバカでイモだから「高級とは何かを知らない」から良い品物が出来っこ無いんですね。結局、階級社会にならないと良い品物はまず無理だと思います。男女平等はとても大切ですけど、同質ではないという所を認めないと上手くいかない。だって男は子供を産めません。これすごいハンディーだから金儲けしか結局能がないということになる。これを同じ事を女性にさせれば、お金儲けはなんでも有りの世界だから、忙しい。忙しいと子供は後回しになる。すると結婚、出産が遅れて身体が変わって「もういいかな」と思う頃には遅いということになりがちです。男はアホですから何歳までOKなのかなんて知りませんもの。子供も小さい時はやはり母親が大事だから、出来たら一緒にいるほうが良いですよ。そう言ってもうちの娘なんて男より男っぽいから23で結婚して30までに3人産んでゼロ歳児から保育園に3人ともぶち込んで、世話や家事は亭主まかせ。だから孫はみんなパパ大好きです。育メンなんですが、そういう奇特な男を見つけたのが娘の幸運で、例外中の例外だと思います。僕を見て、「親父は絶滅危惧種だ」と言っているそうで、口は悪いんだけど事実だから「妻がエレガントに子育てと家事と趣味に生きる」なんて時代は「有り得ない!」んだそうです。母娘一緒に小さな花屋をしてますが娘のほうは永ちゃんと一緒で「売上げ、イクゼ、イクゼ、イクゼ」だもんね。こっちは年でもうイイカゲンクタビレてますから「早くやめて店をあいつにやちゃえよ」と言っても、田舎の暮らしは不便で刺激が無い。買いたい商品は全くない。都市でないから所得が低いので伊勢丹にあるような品物はゼロ。みんなイオンなんです。欲しいものは一個も無い。必要なものは全てある。商品価値が記号性という欲求に変わった人には田舎は何も無いということですが、それなら自分で自分なりの記号性を作れば良いと最近は僕はそう思うようになりました。自分也の記号性とは「手作り」とか「手間をかけて欲しいものを作る、探す」とかいうことで。料理とか植物を育てるとか山に登るとかアイロンを上手にかけるとか趣味や家事の延長ばかり。金儲けはほとんどない。ブログを書くのも「手作り」の記号性の趣味というか楽しみということなのでしょう。

 さて下手な相場師はやる事がほとんどないから、ザラ場は暇だ。3時20分にならないとその日の仕事は基本的には無いから、暇つぶしに昼風呂、昼寝、昼料理、昼読書が4本立て興行が定番だ。右翼がロックンロールするヤンキーがマスなのは、運転しているとよくわかる。箱形の軽自動車とかワンボックスタイプの車に「YAZAWA」と白いデカールを貼付けて窓を黒いシールで張った車が静岡県はかなり多いのだ。きっと永ちゃんのコンサートで、タオルを投げている白いスーツのオッサンとかオニーサンみたいなサングラスの人だろう。見た目は怖そうだがきっと僕と同じで「人畜無害」のタイプなんだ。家に帰ると偉い奥様の尻に敷かれて小さくなっているようなタイプだろう。それに比べると最近の日本のオネー様は凄い!サッカーでも世界一になるし、スケートもレベルが高い。相場でも凄いオネーチャンを見つけて僕は嬉しくなった。チキンハートさんという美人なんだが、スイングを綺麗にこなす。なんか酒田の逆張りを覚えたいらしいので、月足と折れ線グラフを書けとおせっかいを言っている。トレードのインターバルが3手ぐらいで蓋をする癖がスイングの利確の基本ポジションのようで、ゆるゆると10枚ぐらいにスーッと増すのが上手い。そして蓋をして外しての反復だ。ピアニストらしくリフレインがとても綺麗に決まるからそれは良いのだが、音節が変奏した時に○になるから根玉が残らない。だから利が薄くてお小遣いから外の世界に出られないという繰り返しという壁に当たってると思う。立花さんの本を良く読んでいるのだから、フルヘッジを彼があまりしない理由を深く考えてみたらいいのになと思う。アンテナの売り玉をリフレインする。これをせいぜい1/3で売りは止める。買い落ちは早めてクロスは振らないように我慢する。振ったら利でも相場は負けだと思え。根玉をいかに増やすかが低位株の資金増加の本質だから、最後のデカいオルガスムに最大量の根玉維持が出来るかが利のポイントです。数ヶ月後のオルガスムに向かって兵隊を増加していくためのアンテナという意識で操作してみたら一皮が剥けるかなあ?と絶滅危惧種は思うんだけど、、。
 大きなお世話(御免ね)を承知で少し書くと、僕の4022の折れ線を1年ほど掲載するから本数を見て、指数との相関の無いことを確認して「ノイズの排除」をまずすること。
グラフの最上段の黒線は1311 topix core30, 最下段黒は4022だ。ほぼ連動性は無し、ピーク、ボトムとも大きくズレている。4022個別の動きだけ見て動くのが「合理的」ということを折れ線を書けば一目でわかるはず。
このような並行グラフを3年分ぐらい一度書いてみると、リフレインのインターバルが現在のスイングのようにならないのが理解出来ると思う。こんな事は僕に指摘されるまでもなく分かっていると思うけど。
4022は突飛高をするヤンキーネーチャンだ。9月は114円から酒田7本で269円まで3週で大化け。その後売られて30週で行ってこい120円まで突っ込んだ。新値(終値ベース)で30本30週だ。コツコツ安値で溜を作って、吹き値で分割で売り上がる(7−8本から新値ごとに) 1−1− 3− 5−ぐらいで値幅が出た時だけ蓋。2週見て数枚買い落ちで(大きな−5 −3ぐらい)利食いを押しで−1現物を増す。すると買い落ちの売買の利食いごとに −1 −1と根玉が増して行く。平均は少し上がるが、総玉は肥る。アンテナの1−が煩わしいのなら損切りで良い。渡すなよ、痩せちゃダメなんだよ。わかるね?肥っていくのが練習なの。ベトナムさんを見てよ、痩せないでしょ上手いから。

 売買は場帳と折れ線で。一日1回 朝成りだけだ。ザラ場を見るのも禁止。これはきっと辛いだろうが、見ると君は身体が反射で動く癖がついてるからすぐにいっちゃいますよ。でかいオルガスムまで我慢するの。だからもうひとつの低位を手仕舞いしてからするほうが良い。混乱するからだ。2つを全く異なったタイミングでやるのは、手が4本あるピアニストでも辛いだろうと思う。強度を感じる脳は一つしかないからね。普通のアメーバには反射がないので無理に動かせることを教えるのだが、君は特別に敏感だから利口でスケベでお尻が軽いのね。誘われたら必ず寝る。寝てもいいんだけど行ったらだめよ。だから「動かない、いかない」練習をするということだ。ロングスカートに着替えてパンツを見せるな!という地味な練習だから、ストレス溜まりまくりにしばらくはなるね、と思います。買いの感じ、売りの感じを3−5手、7−8手を意識して溜める。その溜の分が新たな利の世界なんだね。○は8本−13本までダメ。逃げない行かない渡さない練習です。以上、雑ですが猫から見たチキンさんの練習の基本設計図。質問あるのなら板に書いてね。

 ブログを書いていると不思議に上手い人が見ているなんだあ。足跡見ると400−500人いて1%ぐらいが上手い人だ。上手い人は西高東低の気圧配置で関西の人が上手な人が不思議に多い。東京は僕もそうだが理屈っぽくてやらせると下手という林サンに似て来る。「愚図」な玉操作になりがち。関西の人は仕切りはアッサリなんだけど仕込みはたっぷり。東京は仕込みはほどほどで欲が無いが動作は緩慢で理想的なオルガスムまで仕切らない。ベトナムさんがいう「へんこもの」と東京の「頑固者」のニュアンスの差という感じかな?偏り方の癖があって相場師も地方色がきっとあるのかも、。きっと書いていることを「くだらねえなあ、、」と分かっている1%には無意味だし、意味不明の90%にはそれこそ文字通り意味不明の象形文字。中間の4%ぐらいの半熟卵には受けるかと思うのでクドイことばかり書いている。

黒く塗りつぶせ!

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  俺のハートはGet No Satisfied
      いつも Get No Satisfied
  飛ばす ハイウエイ ハートは Over Heart
      いつも Get No Satisfied
  シャクな 世界だぜ
  みんな 黒く塗りつぶせ

  惚れたあの娘にいったぜ I love you
      君に捧げる All  my love
      だけどスマしたあの娘さ Bye-Bye-Boy
      しけたオイラに Bye-Bye-Boy
      シャクな恋の夢など
  みんな 黒く塗りつぶせ

  そうさ 朝から晩まで Night&Day
      いつも働きっぱなし
  まるで犬コロみたいさ Night&Day
  なのに文無し  Night&Day
  シャクな金持ちどもを
  みんな 黒く塗りつぶせ                
             西岡恭蔵 作詞  矢沢永吉 作曲「黒く塗りつぶせ」より転載

陰線が多い月は、永ちゃんの「黒く塗りつぶせ」がノリが良い。今月は陽線が多かったからサザンのほうがハカドルなーと思って書いた。それでなんとか月足グラフの更新を終えた。今月はゆっくり料理をしたり、途中で買い物に行ったり、猫を久しぶりに風呂に入れて洗ったりと(おかげで随分と引っ掻かれて傷だらけだ)余裕をかまして書いていた。とにかくこれが終わると新しい月が始まるという儀式みたいな習慣である。歯磨きと同じだから、新しい時間が始まるというのは、なんか気分一新で気持ちがよい。お正月にみなさんが初詣をして一年の健康と幸福をお祈りするが、酒田の相場師は毎月、グラフ更新が祝詞みたいなもんだから毎年12回もお参りが出来て幸せ者だと思えば多少の肩こりや目の疲れには笑っていなす余裕もできるだろう。なんとか今まで生き残ったという証拠である。だから儀式が終わったら僕は料理を作るとかマダムと外食をするとか具体的な区切りの行動をする。この具体性を習慣化するとなかなか楽しい。「またがんばろうね」という気持ちになるからだ。今月はマダムが1週間、鹿児島県にご出張中である。したがってお世話をする下男の役割はない。久しぶりの年季奉公開けの自由な独身時間だから、いつものように特製激辛猫カレーを作っている。(安上がりな猫だね!300万持って三島のキャバクラ一晩貸し切るなんてベトナムさんみたいな華やかな事は気が小さいので出来ません、、ケチだし、、酒飲めないし。)
 道具の重要性は何でも同じだと思うが、50を過ぎて初めてキッチンに立ったというような元ボンボンのおっさんがまともに「ウメーじゃん、これ!」と友人に言われるレベルのカレーを一つものにするのでも、それなりの調査と苦労はいる。2000ドルするカレーディナーというのを僕は30年ほど前にNYのGというインド人富豪の経営する会員制レストランで食べた経験があるが、ここのオーナーは70歳ぐらいの爺様でJFKやニクソンの友人だった。黒檀と紫檀のテーブルや椅子、天井や腰板の内装のまさに金色を排除したマハラジャの超豪華内装で、タンドーリチキンを2日かけて炭火のグリルでじっくりと焼くような店だ。メニューとか値段とかがそもそも無いのである。薄衣のサリーを纏ったぞくっとするような神秘的な瞳のインド美女が一人ずつ客についてサーブする皿を食べるしかないが、瞳に吸い込まれそうで味がわらんない!どれも今まで食べた事の無い夢のような味でまあミシュランなら三ツ星だろうが、非公開だから紹介がないと入れない。それ以来、そういう世界がやはりあるんだなあと思った。僕の「贅沢はステキ!」の始まりだ。支配階級とか特権世界というものはどこにでもあるのだ。金を払っても買えない世界ということである。はやりステキな事にはそれなりのとても大きなお金がかかるのねとその時も思ったのがなつかしい。
 カレーが手頃な所では御徒町や渋谷、六本木の有名店とかパリのRとか様々食べてみて、結論はソースに尽きる。つまり家庭用のルーを使っている限り、ボンカレーの延長を抜け出せないのだ。「カレーとはどうやってソースを物にするのかに尽きる。」これが結論だった。教科書があったので、タマネギをオイルで(バターならファットになるが)60分は最低炒めるというポイントに結論が至った。しかしフライパンや鉄鍋でツキッキリはド下手にはきつい。飽きるし、下手だから焦げ付きやすい。それを解消したのがストーブというフランス製の鍋である。アランデュカスが推薦していたと思うが、タマネギを細く切って(3−4つ)オイルを入れてかき混ぜてタイマーを60分にして弱火で蓋をして炒めると20分間隔ぐらいでかき混ぜるだけできちんと焦げ付かないでカレーベースができ上がる。そこに、唐辛子6本、セロリ、ショーガ、ニンニクをみじん切りで加えて炒めるのだが、このみじん切りが面倒だ。そこでVITAMIXというアメリカ製のジューサーを使うと下手でもみじん切りが10秒で出来る。下手の部分を料理なら道具で代替できるのである。両方ともマダムが僕に与えた。(というかお金は俺にいつも払わせるが、、)だから場帳とかグラフとかの作業の合間にちょこちょこやれば特製カレーベースが出来るのだ。マダムは猫使いが荒い。命令にNOは有り得ない。言ったら、その途端「首」になるからリーマンよりきつい。
 鶏肉をモモ2枚、オリーブ油と塩小さじ3をまぶして1時間置く。それをフライパンで焦げ目を付けるまで加熱する。
出来たベースに、カレー粉(これまた特製 ORGANIC BOMBAY SWEET CURRY)大さじ5と小麦少々を入れて焦げ付きが少し出るまで炒めたら、チキンスープを1L投入する。そこに手でちぎったトマトとミキサーにかけたリンゴやキウイ(好きな果物で酸味があるもの)とチャツネ、ベイリーフを入れたら60分弱めの中火で蓋をして煮る。肉は食べる20分前に投入するぐらいが良いだろうと思う。
隠し味は各人好みだろうが、僕は岩塩、コーヒーの粉(マンダリン5グラム)ウスターソース、醤油を少し入れている。
鍋一杯に出来たカレーは、一人で食べると7−8回分はあると思う。材料費なんてきっと1000円か1500円だろう。細かい事は計算しても意味が無い。美味しいかどうかだけが重要だ。道具や材料をケチるとマシなものが出来ないのは何でも同じだろうと思う。
いろいろな食べ方で再調理が可能で、手抜きには実に便利だと思う。
6割ぐらいは冷凍して必要に応じて使うから一回作ると毎日の料理の手間と時間の短縮になる。3時間ほどトータルの調理時間を要するが、実質の加工時間は20分ぐらいだろう。あとはタイマーとネベが仕事をする。だからグリルも重要で、僕はハーマンのガラストップというのを使っているが掃除が楽で良いし魚を焼くのも火加減が素晴らしい。上代25万ぐらいだったと思うが、友人がそれを8万に値切って売ってくれた。(一級建築士でたくさん会社で買うからだろうと思うが、、)
 夏は暑いからバテる。そういう時はカプサイシン満載の野菜カレーが美味しい! ナス、オクラ、カボチャなどをオリーブ油と塩で軽く焼いて乗せるだけで野菜カレーが出来る。これをジンジャエールかなんか飲みながら、テラスで富士山見ながら食べていると「金なんか面倒だからどうでもいいわな、、」という気分になるのだ。事実、こんな単純な幸福があればそれ以外あまり必要ではないのだ。
「寝る場所と上手い食い物と出来れば美女が側にいたら他になんか必要なものが人生にはあるのかい?」と猫は感じるのだが、、
という事で、18歳でネーチャンにフラれたことで「黒く塗りつぶせ」と思って始めたような相場だが、40年たってもやはり陰線を黒く塗りつぶす習慣は同じだ。進歩ないねえ?

マンピーのGスポット

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猫先輩
アドバイス、ありがとうございます。
本当は、師匠とお呼びしたいのですが、もし自分だったら、アメーバ以下に師匠なんて呼んでもらいたくありません。
ですので、林先生に教えて頂いた先輩と後輩ということで、猫先輩と呼ばせてください。
月足3000枚書いた時、細胞分裂が火星人ではなく、人間に近づけていた時にはお嫌でなければ師匠と呼ばせていただければと思いました。
 
私が月足を3000枚書いても、先輩やベトナムさんの足元にも及ばないと思っています。
バカなので、仕方がありません。
もしかすると6000枚くらい書けば、少し何かわかるのかもしれません。
だから、月足、日足、場帳をたくさん書きます。
値動きの感じ方が皆無に等しいので、たくさん書きます。
今はたくさん書かないと怖い、という表現が正しいかもしれません。
値を見て、感じて、感じて、安さんが「猫をかわいがるように」と言ったように、値段を感じて、練習してみます。
 
私のマダムは、グラフ書きについてはある程度理解はしてくれているようです。
ただ、子供の世話を手抜きしたら許さない、と言われました。
マダムの理解が合ってこその株売買、理解を損なわれないように、また自分も息切れしないようにがんばります。
 
実は、ラインとかフェイスブックとかやっておらず、そもそもスマートフォンすら持っておりません。
でも、ブログ、やってみます。
書いた銘柄、感じたことなど、今まで勉強ノートに書いていたこと、全部ブログに書いてみます。
 
先日の猫先輩の奥様のお誕生日、素敵でした。
奥様の素敵なお顔、いいですね、私もマダムにそんな顔させてあげたいです。
相場の先輩として、男の先輩として、人生の先輩として、猫先輩のように近づけるように頑張ります。
 
ありがとうございました!
 
S
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2014531 10:37 
おはよう、猫です。
若いんだからね、慌てないで確実にひとつひとつこなしていくと自然にわかるし、出来るようになるんだね。
1月で10枚書いて3年で360枚書けるでしょ。そうしたら今と少し変わると思うよ。継続するのが大事だよ。
運転と同じでさ、最初はぎこちないけれど、練習していくと大半の人は安全に運転できるようになるでしょ?
相場も同じだから、(というかブレーキとアクセルがバカにはどこにあるかわからんから)すこしずつ上達するものだろ?
いきなりブレーキなしで250キロまで踏んで、きついカーブが来たらどうなるの?
一発で死ぬでしょ?胴はそういうふうにさせたいから、いろいろネタを流すのでしょ?
グラフは「値」しか表さない。僕らは鞘を取るだけだ。他のことは見ないのね。(日柄も値のうちなのね)
だから書くということでしか、感じは醸成されないでしょ?アクセルやブレーキは書いていないとどこで踏むのかわからないでしょ?
30年で見るのと50年で見るのとどちらが有利かな?ゼロサムの世界で喧嘩して、君と僕とタイマン張ってさ、どっちが有利かな?と考えてみてくだい。
だから僕が1200なら君は2000も3000もしないと逆転の可能性が生まれないでしょ?と思いません。

まあ最初から飛ばすと、息切れするし、ご家族の評判が悪いでしょ?そこは上手くやりなさいね。かみさんの理解が無いとつらくなるからね。
出来たらブログを作ってご覧。何を書いて、どう感じたのか、メモ代わりにするとよい。
後で自分で読んで結構勉強になるからね。それと「先生」はやめてよ。俺は教師には向いていないのね。

頑張れ



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On 2014/05/31, at 3:57, S

猫先生
ブログで貴重なご指導ありがとうございました!
不快な思いなんてとんでもありません!

先生にご指摘いただいたことを読んで、あまりにもショックが大きかったです。
自分はなんてバカだったんだろうって、大バカだったんだって、そんなことに12年も気が付かなかったし、今も気が付いていると思っているだけで、結局バカだから気が付けてないんだと思います。
月足グラフ70枚程度で、自分がどんなにバカかなんて分かるわけないんです。
自分で自分が情けなく、先生にメールした質問が恥ずかしく、今日は一日放心状態でした。

林先生の本をはじめ、猫先生のブログ、総長のところにある猫先生、バカラさんの過去ログを読んで、ああ、相場とはそういうことか、少しは分かってきたかな、とか思っていました。
これで少しはミーハー投資家から卒業できているのかな、なんて。
とんでもない、何も分かっていませんでした。
ミーハー投資家以下でした。

立花先生の本に、押したら買って、また押したら買って、吹いたら売り、やればわかるから、と書いてあるのに、押しって、酒田の2本目?吹くってどの程度吹いたら?
理屈をこねてこねてこねまわして、一番大切なこと理解しないで何も身についていなかった。


山種の売買練習をされている方のブログに猫先生がコメントされています。
彼が練習売買をやめ、グラフ書きに専念すると言ったとき、猫先生のアドバイスはみんなが見てるから頑張って練習売買続けてよってコメントされた方がいます。
私も同じ考えでした。

でも違います。
技法なんて、バカが聞いたって分かりっこないんです。
そのコメントした方も私と同じで、自分がバカだって、アメーバ以下だって自覚してないんですよ、きっと。
だからいくらやったって駄目なんです。
その方は月足グラフ書いてないんじゃないんでしょうか、と思います。


今日は本当にショックでした。
このバカは一生治らないんじゃないかって。
だから月足グラフたくさん書きます、日足グラフたくさん書きます、場帳たくさんつけます。
自分がバカなんだって自覚させてくれることはそれ以外にないと思いました。

結局は猫先生、バカラさんがおっしゃっていた、月足グラフ、日足グラフ、場帳をたくさん書け書け、それだけのことだったのだと思いました。
そのアドバイスをこれでもかと頂いていたのに、分かっていなかったんです、バカだから、自分がバカだということにさえ気が付いていなかった。

結局月足グラフ、日足グラフ、場帳を書く、それだけしかないと分かり、悩むことが無くなりました。
今はものすごくすっきりした気分です。

本当にありがとうございました!


今日は1867 植木組を書き終わりました。


失礼いたします。


S

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芥川龍之介がスライを聴いて
「お歌が上手」とほざいている
僕はベッピンな美女を抱いて
宴に舞うばかり

Come On!! 情熱や美談なんて
ロクでもないとアナタは言う
たぶん本当の未来なんて
からっぽの世界

悲しい男と女が
今日も暗闇で綱渡り
Ah Woo 浮き世は舞台
待ち人は来ない

あれはマンピーのGスポット
GスポットGスポット
マロニエの味が染みる
孤独でBlueの場所                桑田ケイスケ
                   「マンピーのGスポット」より転載

暑くなると頭がボーッとしてグラフの更新がなかなかハカドラナイ。そういう時のために僕は通常はピアノ(キースジャレットかイアンラングレン)を聴きながら場帳やグラフを書くのだが、5月ぐらいからはサザンに変える。PCのi-tunesは起動しっぱなしで、古いCDをたくさん読み込んでいるのでラブソングで一杯だ。マンピーのGスポットはノリが良いがロクデモナイ歌詞でご婦人には顰蹙ものだろうが、男にはわからないGスポットに関しての妄想と憧れと願望を歌にしたのはなかなか偉い男だなと僕は桑田君を賞賛したい。面と向かって男が女にいいにくい事を早口で[適当にイントネーションとアクセントをズラして歌う]から、聴いただけではよく意味がわからない。でも歌詞をテキストで見るとかなり言いたいことをズバッと言っている。
この見た目一見おちゃらけ男は 楽曲を作り歌い「売る」という事に関して、命がけの努力をしているのだろうし、そのためには「なんでもする」というタフな根性の持ち主だろうと思う。同性代のスーパースターだが、息子や娘の世代も聴くぐらいだから、どこか世代を超えた人間や愛や性や時間の本質を感覚的についているから、その楽曲が長い間大衆に受け入れられるのだと思う。これは文学と音楽にしか出来ない芸術で、文学は言語と思想が基底にないと理解できないインテリの世界だが、音楽の汎用性は偉大で、どんな人にも伝わる「感覚世界」の表現だ。だからミュージシャンのギャラは常に作家のギャラの数倍、数十倍あるのは当然だろうと思う。何か一つの仕事を何十年もしている人の仕事という意味で、プロというのはそういう「持ち味と特技と感覚」を常に鋭く磨いている。その桑田君にしても、最初の「勝手にシンドバッド」ぐらいは、早口で歌うというコミックバンドだったのだし、黒柳徹子が司会をしていたMステーションで短パンとタンクトップで走り回って歌っていたのが懐かしい。当時は青学の学園祭のノリだったのだ。それが30年もたってから「津波」でレコード大賞を取ったが、その売上げはバンド設立以来のレコードだった。一発屋でない実力だ。この売上げレコードは何でだろう?と冷静に考えてみてほしい。彼はリアルなビジネスマンであるという事である。
「彼(プロ)の特技」とは何か?を考える。そして冷静に見るというのが観察ということだ。商売人の目というのはそういう視線になるという事である。趣味的な事では「お金」にならないことを、どう趣味的でない視点や視線の位置、視座という部分で見るのか、しかもそれを身体の感覚として、ライバルより切実に感じて受け止める方法論として、片張りの相場師は月足グラフ、折れ線グラフ、場帳などを長期間(30−50年分)書いて、それを毎月必ず更新するという身体作業をするのは、時間的にも肉体的にも容易ではない。困難と言っても良いだろう。100人いて3−4人しか統計的に出来ない事実なのだ。それがわかっているから、こちらはそれをしたらマシになりますよという当然の事を何度も何度もクドイが書いている。彼が猫であれ、ベトナムさんであれ同じ事だ。
 あまり個人のメールを出すのは良い趣味とは思えないが、Sさんは過去に何回も僕の記事を至る所で読んでいたはずである。林事務所が出す相場関連書籍の大半で僕と同じ本を読んでいるので、僕の言う内容は言語的には理解はしているはずだ。でも実行力が欠けている。その点を指摘されて気がついて少し取り組みの姿勢が変わったと思われる。Sさんはきっとブログの若い読書の平均像だろうと僕は思う。何が大切か「知る」ことは出来ているのだが、自分で「実行する」に至っていない。つまり行動が本気でないし、趣味的という事だ。だから結果はダメに決まってる。そこから抜け出すには自分自身が「実行する」以外にどんな方法論も存在しない。それをする人の中からしか「プロ」というものは絶対に生まれない。プロになれなければ、それは即座にいずれは敗残者になるという意味である。統計はそうなっているのだから逃れようはないのだ。
だから僕の指摘やメールには新しい事は何一つ書いていない。だが彼は自分の失敗(ごめんね、12年かけて成長できなかったという自省)の理由に初めて気がついて僕にメールをくれたのだろうと思う。相場で成功して「ああいう華やかな世界」を経験したいという若者の自然な欲望を僕は多いに歓迎したいと思う。沈む日本を明るく生きるには成功して金を使う以外にいかなる方法論も現実には無い。奢侈こそ日本の未来を救う。超過需要を作るには他に方法がないのだ。自分の昔がそうだったから。だからこそ、そのために「具体的に何をまずすべきか』という事だけに絞って僕はブログを相場に関しては書いている。斜めに読んでも意味は無い。そのものズバリ、言われた事だけを愚直に確実に実行することでしか彼の「学び」は起動しないのだ。学ぶのはアナタであり、受け止めるのもアナタ以外に無い。それが出来るようにまずなる事が一番の近道なのである。きっといつか実行した彼らは思うだろう。『俺はなんてバカな質問をしたのだろう?」そう本気で思う時、おそらく彼はすこしだけ物事がわかってきた(仕事をする頭になってきた)ということである。
 作業を慌ててあせってしても意味は無い。数日や数ヶ月ででわかることでは無論ない。10年必要だと最初から言っている。だから10年の時間を無駄にするリスクを負うという事だ。そういう覚悟がある人以外にはプロにはなれないだろう。別に相場に限らない。いかなる職業の世界でも技芸で食うというのはそういう取り返しのつかない個人の時間を投じる覚悟なしには成立しない世界(投企の世界)なのである。リーマンと決定的に異なる部分がそこであると思う。銀流しの安サンが教えてくれたことを林さんが本当に出来たのは20年後だった。1988年に買いを仕舞って休んで(周囲から林は大バカだと言われて)1年後、89年5月に5401を売り建てた。たったこの1回の「空売り」をするのに20年が必要だったのである。その後、見事に林サンは売って売って崩れを2000年まで取り切った。大勝負に勝ったということだ。相場師の値打ちが金の量の問題だとは僕は思わない。この相場の波に綺麗に乗ったということこそがプロとしての林輝太郎の偉大さの真骨頂だったろうと思う。
ベトナムさんがハワイの旅行で好きでもないスカイダイビングを無理矢理してみたのは、彼の深層心理のどこかに「墜落する相場」に身を投げるという夢が潜んでいたのだろうなあと僕は読んだ時に感じたのだ。「ゲロを吐きながらもそれがしたい、」それが彼のマンピーのGスポットなんだろう、とスケベなおっさんの同僚として猫もそう想うから、、。



相場の目の付けどころ

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旭化成
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東レ
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帝人
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帝国繊維

人にも個性があるように、不思議に株にも個性がある。当たり前のことだが、株式は株式会社の分割所有権の事であり、市場でいつでも任意の値段で売買が可能な証券だ。だからいろいろ優待とかオマケまでつけたり配当を支払ったり会社は株価に魅力を付けようと努力してる。ド下手の変なやつは大体これを貰って喜んでる。下手=ケチ臭いは同義語と言って良いだろう。金持ちはそんなもん関係ないのだから、価格にバイアスがかかった時点で「負け」という自覚が無いのだ。
株価の高下は「人気」の高下であるから、高い株は「買い人気」があるから高いし、安い株は「売り人気」があるから安いとも言える。それを評論家はなんだかんだと後付けの指標で説明しようとするが、過去の財務諸表をどういじくってみたところで、それは過去のテータであり未来の指標とはなり得ない。傾向ぐらいは類推可能かもしれないが、傾向が継続する保証はないから意味があるとも思えない。予想はこれまた当たらないのである。そんなもの見ても意味は無い。ノイズになるだけのことだ。良くなりそうなら株価がそれを織り込んで先に上がるのだ。アマチュアは常に物事を考える順序が間違っているが、自覚がないのでつける薬は無い。だから死ぬまで間違いをわからずじまいなのだ。(まあイイか、それのが俺ら助かるしー  笑)
株価というのものは、すごく利口な生き物のようなもので、材料(業績、金利、需給の関するあらゆるニュース)を3日もすればすぐに織り込んで新たな株価の水準を作リ出すということを毎日繰り返す。だからいかなる材料も即座に織り込むのだから、材料を探して売買するのはナンセンスだというのが技術論の立場である。だから新聞は読むなとかテレビは見るなとか、とにかく株価を刺激する材料に関するものはあえて全て無視する。「そんなバカな」という反応のアマチュアが多いので驚くが、大抵の上手い人はノイズになるような事に近寄らない。材料は即座に相場に織り込まれるということは、「場帳」の値動きだけ見ていれば良いと考えているからでもある。だから場帳を毎日書くのが重要なのである。
同様に終値の折れ線グラフは値動きを図形の線描で示すし、ローソク足は月の動きを示している。アマチュアの多くは、この折れ線やローソクの見方や使い方を知らない人がほとんどだから多分勝てないのだろうと思うのだが、そんなことを胴(証券会社)がわざわざ教えてくれることは絶対にないから、「ただぼんやり」と不定期に漫然と見ているということが一生続く。その結果一生でトータルで1円でも勝ち越しが出来る投資家は恐らく5%未満ということになるんだろう。負け越す95%以上は最低でも数百万、数千万の損はマシなようで数億負ける人がゴロゴロいる。毎年20万人以上が、相場の損を埋めるのに不動産を売って処理しているがそんな報道はされない。新聞はスポンサーに不利なことは絶対に書けないからである。広告が取れなくなるからだ。だから中古不動産は、相場の損を埋めるための売却が実に多い。事実僕の現在住んでいる元億ションも2007年の高値で買った元オーナーがFX取引で失敗して大損したので2011年に売りに出したものだ。売ったお金で損の穴埋めをして、残りのお金で伊豆の更に山奥の小さなマンションに移ったそうだ。実にリアルなゼロサム世界であると感じる。都内でも電車が人身事故でよく止まるが、全部自殺である。自殺という報道をすると更に増えるからしないだけで、このうちの多くは相場の失敗である。相場の失敗は「自己破産」が効かない。債務は死ぬまで全額残る。それを失敗するまで知りもしないひどい無知な人が相場をしているのが現実だ。だから安易な気持ちで相場に手を出してはならないし、準備も知識も技術もなく相場をやるのはまさに「自殺行為」である。と今夜は説教から始まった。30−60代の男性の死亡原因のトップは自殺なのだ。相場の失敗によるそうが大きな比率を占めるのは想像に難しくないと思う。まさに「生きるか死ぬか」という世界である。
  株の奥手と早熟のお話をしようと思う。グラフは 旭化成、東レ、帝人、帝国繊維の繊維株4銘柄の月足グラフである。全社とも古い歴史があり、業績もあまり大きな需要変動もない業界でも、これぐらいダイナミックに株価のうねりが起きるし、値位置が10倍にもなっている。早熟は帝国繊維、次が旭化成 一番奥手は帝人である。3401をベトナムさんが仕込んでいるのは「出遅れ」でまだ底練りの終わり頃(?)と感じて、8803を手仕舞いしてから手をつけたネーチャンである。現在230円ぐらいをチョロチョロしているがきっと2−3年後に1000円狙いで根玉を増しているんだろうと思う。(違いますかア?笑い)
 相場でお金を儲けるのは、通常の商売と同じで、「安く仕入れたものを高く売りつける」のと『高く売りつけていたものを後で叩いて安く買い戻す」という2つが片張りの相場師の方法論だ。彼らはこの組み合わせを使って商売をする。でも上手い人は技術的には決して難しいことはしない。頭が良いので失敗しそうな場所や時ややり方を避けるという慎重さがあるのだ。だから「買う」なら安いものを安い時に沢山買って、上がるまで気長に待つ。実に単純だが、これが一番簡単に儲かるのだが、アマチュアは不思議にしないのだ。彼らは高いものを高い時に買って(天井で)引かされてその後投げて損をする。この繰り替しをずっと死ぬまでやっている人が大半である。つまりド下手のドアホだが、そういう人が大半であるから僕たちが美味しい思いをしているので「どうもいつもすみませんねえ、毎度ありがとうございます」と感謝している。感謝するのはタダである。(笑)どこかのド下手が投げたお金で僕は大きなメルセデスやジャガーやポルシェが何台も買えるし、リゾートマンションも買えるし、高いイタリア製のドレス、フランスのシルクのパンティー、バッグ、靴、時計、ダイヤモンドが買えて、豪華なスイートルームで旅行が出来て、3星のレストランでごちそうが食べられる。子供二人も大学に行ったがそれも相場のお金である。マダムが花屋を居抜きで買ったがそれも相場だ。全部が全部、相場で取ったお金である。ベトナムさんなんか美人のネオーちゃんをその金でお囲いあそばされている。実に羨ましいがこれが相場の現実なのだ。誰かの負けた金である。反対側で大きく負けた人がたくさんいるから僕らのような奴が個人でごくたまにいるのだが、勝つ金額の大半は無論「胴」が取っている。だから胴が「これが上がりますよ。」と言って来たら本当はチャンスなのだ。それをチャートでチャックして帝国繊維のような高値にあるものなら他の証券会社に即口座を開いて「買えといわれた銘柄を空売りする」のである。きっと3−6ヶ月で大儲けになると思う。頭の使い方というのはそういうスマートさが相場をするには必要なのである。
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