「日経平均4万円(2020年)の可能性は十分にある、のである。」
と言ったのは猫次郎ではない。ドイツ証券の武者氏である。topixは5年程度で3000ポイントぐらいはあってもいいじゃね?と僕個人は思うけどね。するとみずほ銀は1200円、三菱銀4000円、平和不動産7000円、新日鉄1200円、重工2000円、小松8000円ぐらいかなあ?と能天気。帝人は2500円ですか?(笑)
ホラというものは大きいほど楽しい。中途半端だと少し現実味があって「そうかな?」と思う人がいるけれど
あまりにばかばかしいと誰も信じない。だからこそホラというものの本来の効用というものが実はあると思う。ホラとは幻想ということである。世の中というものはそうした幻想がたまには起きるからホラというものが生まれたのではないか、神話の成立過程の理解には中沢新一の本を読むと面白い。金が全能性の記号という地位を占めてしまうと不思議な現象が起きてもきっと誰もそのうちそれが当然だと思うような魔の時がやってくる。天より高く舞い上がり、その後地獄の底まで落ちる。まさにダンテの神曲だ。
前々(2011年ごろ)から彼は強気を言っていたが、はっきりと日柄と値段を明言したのは初めてかもしれない。225は算出法と銘柄入れ替えがあるので1989年末の史上最高値を現在値と単純比較しても意味は無いが、それでも彼が真意として言いたかった事とは、他の主要市場(NYやロンドンやフランクフルト)に比べて、東京はあまりに割安であるから、他の市場が史上最高値を取るのに比べて割安の東京の修正が起きないのは比較感から不合理で不自然だという意味である。理屈の通り現実比較分析は彼の指摘通りで異論はないし、そうなったほうが多くの人に取っては(直接の市場参加者ばかりでなく国民のほぼ全員が年金や不動産を通じてのステークホルダーである)お金という意味ではメリットがあることだろうと思うのだが、20年以上ずっと下がりっぱなしの市場に慣れてしまうと「価格革命」の実現を「馬鹿らしい大ボラ」と感じるという人が多数派であるのも無理からぬことだろうと思う。しかし現実というのをつぶさに観察してみれば理解出来るように、相場で大きなお金を獲得した人というのは、ごく稀なケースの大きな変化の波に乗って成功した人が大半である。結果的には全体の1%にも満たないだろう。つまり市場の過半数を占める人が考える多数決的な結論と別の事が起きた時、それにいち早く上手に対応出来た人がこの1%に当たる。強気でも(上げると思う)弱気でも(下がると思う)どちらの波を取っても良いのだが、現在の値と将来の値の価格差を取れば現金が生まれる。相場とは常に少数がそういう多数を貶めるマネーゲームであるし、参加者が多くしかも資金規模が債券や不動産の次に大きな資産市場という機能的な特性のせいもあって、すごく大きな変化(価格革命)が10年とか20年とかの間には現実に何度も起きたという事実がある。景気変動の周期は学説的には短期(2年半−4年)から超長期(60年程度)までいろいろだが、超長期波動の起点は敗戦1945年からしばらくして市場が再開した時だろう。仮に市場が正常化した1955年ぐらいだとすると既に60年が経過している。底練り7年上げが30年下げが23年。かなり高下の日柄は黄金分割比(アルゴリズム)に近い。コンドラチェフサイクルが1回転した所がちょうど現在ということになる。コンドラチェフはソ連の経済学者でスターリンに粛正されラーゲリに送られて死亡した人らしいが、皮肉にも共産主義の経済学者が資本主義サイクルの最大波動を見つけようとした成果を確認する前に、共産ソ連の計画経済は瓦解した。また周期の最後の部分でリーマンショックによる資本主義市場経済自体も危機に瀕して国家が大規模に介入するという事態になった。両体制に起きた異変の本質とは何だろう?イデオロギーの正邪などあまり僕は関心がない。そうではなくてどちらも上手く機能しなかったのは何故だろう?商品経済(物作りとサービスの経済)と金融経済(金や記号の経済)の相関関係の整合性が破綻したということが一番の原因だと個人的には思っている。つまり商品経済は等差級数的にしか運動しないが金融経済は等比級数的に運動する。ここを95%の人が恐らく理解できないか信じない最大の要素だろうと思われる。
「歴史は繰り返す」こうした措定が仮に正しいとすれば、原点まで下げた株価はどうなるのか?あるいはどうなりうるか?という視点で60年というサイクルで冷静に値動きというモノを見る必要性が少なくとも市場参加者にあるのでないか?というのが技術論からの僕の見る長期的な相場的視点である。だからリズムやうねりという日常的な価格変動を分割技術で取るという職業的な難しいやり方が上手く出来ない人でも、この大きな波に上手く乗るということで大きなお金を作ることが可能なチャンスが60年ぶりにやったきたかもしれない?と一度ぐらいは疑ってみたほうがきっと良いだろうと思う。
1965年からの50年間の長期月足グラフというのを僕は相当数書いている。それは主体となっている1983年からの30年のグラフ1200枚とどこかどう異なるか?50年グラフはなぜ2005−7年の相場は中折れしたかという反省と疑問に答えているように思われる。だからか一度、希望者を限定して50年グラフ閲覧会というのを久しぶりにやってみるかなと気まぐれな気になった。暇だし、もし若いネーチャンが来るとすれば目の保養にラッキーだし、、(笑)当然、女性中心の選別になると思います。
参加資格 年齢40歳未満 あまり年取って金が出来ても意味が無いから(退蔵資金など意味無し)
月足グラフ保有数 100銘柄(1年以内に到達すれば可としよう)
資金量 200万円以上
ただし過去の猫塾塾生は年齢規制対象外でどなたでも参加を認めます。あのうるさい猫節をまた聞きたい人は誰でもどうぞ。この人たちには質問等、時間は割りません。若い人のための講座ですから以前と言う事は多分同じだよ。
あまり条件を厳しくすると一人もいないだろうし、若い人の給与が下がっているから投資資金が出来にくいというのも僕の時代と比べると事実だろう。でも相場は資金が絶対に必要な商売なのはいつの時代も変わらない。これは商売のための講座である。
若い人に絞るのは、若い時のほうが体力や時間に無理が利くからであるし、若いうちにお金が人より何千万か出来れば人生の選択可能性の幅が広がると体験上で思うから。会場の関係から1回当たり10名程度が限度かなと思っている。根性のある若い非正規の人が10年後にランボルギーニかフェラーリ乗って工場長をオチョクルそういう事をしたいというような若い元気な人が増えると楽しいなと、、革命好きの左翼の猫は思うのね。化ける人=相場師だと思うから化け猫発掘講座かな。
参加希望者はメールしてください。具体的な日時は7月の毎土日の昼間11−16時ぐらいのつもり。
毎日1回12時ぐらいに僕個人のやり方の具体的な説明をしようと思う。なお熱海ーべラビスタまではタクシー以外に交通手段がないが、シャトル便11時熱海発16時べラビスタ発なら一人500円以下で利用可能。事前申し込みのみ、キャンセル不可です。(通常メーターだと片道6000円ぐらいはかかると思います。)
講義内容 1 酒田場帳の書き方、見方、リズム取りの分割玉操作の基礎の基礎
2 折れ線グラフと鞘
3 月足グラフと線組
参加費 無料 宿泊希望者は別途実費負担10名まで(多分ゲストルーム使用2000円?プラスリネン
(代、おふとんは自分で引いて上げること、大広間のごろ寝です。)
持参品 1 筆記用具
2 参加証(日程確認後本人宛後日郵送します)
3 玉帳、自分が書いている手書き月足、折れ線グラフ3枚程度
4 お弁当持参してください。食事をする時間と場所がありません。飲料自販機はある。
予定数 10名を数回の日程で予定(総員20−40人ぐらいのつもり)
予定日時 7月の土日数回 候補は 12、13、19、20、26ぐらいのうち数回(参加希望の多い
日を選びます。)
予定場所 静岡県田方郡函南町平井1753−1630 べラビスタ南箱根 ゲストルーム20名収容可能
最寄り駅はJR熱海かJR函南(東海道線)
メール記載事項(漏れがあると参加を認めないので注意してください。)
1 氏名、住所、年齢、電話番号 メールアドレス
2 参加希望日、時間 3つぐらい順番で優先する日にちの希望を書いて下さい。
3 月足グラフ筆記枚数、場帳の銘柄数
4 簡単な相場歴と自己紹介
ブログでは質問は認めないし面倒だから答えないが、各人15分程度時間を取るので質問がある人は
あらかじめ内容をメールに書く事。(あまりに程度が低い質問だと足切りします。見込みが無いから)
メールの宛先 nekojiro612@gmail.com
猫塾の塾生だった人は申し込みの必要なしですが、シャトル便タクシー希望の人は日時をメールでお願いします。1台片道1000円を3−4名で割算です。