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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

書庫日記

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山の寒さも少し緩んできた。朝でも外気温は5度ぐらいはあるからこの1か月で5−6度上がっていることになる。日中は天気の良い日は日差しが強く少し熱いぐらいの陽気の日もある。春になると部屋から富士山が見えなくなるのだが、今年もそんな季節がやってきた。富士山は休火山だが、江戸時代には大噴火しているから、地球の時間にとっての数百年などほんの瞬きのようなものだから、またいつ活動を始めるのか誰にも予想がつかない。それでもあとせいぜい10年かそこいらしかここに住むこともないだろうから、今のうちに雄大な景色や自然を楽しんでおこう。静岡県というのはどこからでも富士山が見えるというのを引っ越して来て始めて知った。温泉が多いのも伊豆から富士にかけての火山帯のおかげだ。日本は火山列島だからどこに言っても火山や地震からは逃れようも無いが、それが起こす悲劇よりも恩恵を重視して僕たちの祖先は共存してきたのだろう。現代の日本人の長寿は、気候風土に恵まれているせいも大きい。水と空気は綺麗で大量にあるしそれを作る山河が素晴らしい。樹木も多く農産物も実に多彩で美味しい。そんな恵まれた環境をわざわざ原発で汚す必要があるとは到底思えないので、どんどん石油でもガスでも買って発電したら良いと思うのだが、「美しい国」なんて言ってた阿部ちゃんはどうしても再稼働に拘るようだ。やはり核が欲しいということなのだろうなと思う。
不思議に田舎暮らしを始めてからとんと病気をしなくなった。原因がないというのが一番の要因だと思われる。空気が実に綺麗だ、ストレスが無い、野菜が美味しい、よく温泉に入る、よく眠る、少しは運動する、人にほとんど会わないからウイルスと接触する機会がないなど複合的な要素が絡み合って現在の状態がある。そして人口密度が極めて低く、樹木が人の数千倍あるからという比率の問題も大きい。水は日本一綺麗な柿田川の富士山の湧水が水道だという恵まれた環境で、しかも水道代はいくら使っても月に1000円という馬鹿げた安さという申し分無い状態である。東京にしか暮らしたことのなかった僕にしてみると田舎は健康的で暮らしやすいなあと思う。デメリットは刺激がない事ぐらいだろう。その分、心は穏やかになると思う。株式の売買頻度がすごく低く、ゆっくりとしてきたのは年齢のせいもあるかもしれないが、環境のせいも大きいと思う。お金が全然必要のない暮らしなら稼ぐ必要性はゼロである。このまま死ぬまで1円の稼ぎがなくても20−30年は大丈夫だと思えば、あくせく動く必要性がない。そんなにたくさん生きられるとも思えないから、無駄な仕事をしてもしかたない。のんきにグータラ本でも読んでいれば良いのだから、お気楽そのものである。欲望も萎えるというか起きないようになってくる。まああまり不便でなければ何でも良いやと思うと必要なものはすでに全部複数持ってるのだから、増やしても面倒が増えるだけという気持ちになってしまう。一人暮らしだから100平米以上の面積も必要ないし、掃除が面倒ならこんな程度でまあいいかと思う。リビング以外に2部屋有っても物置になるだけのことだし、、。
 それでも長期のグラフを1000枚も持っていると、改造した押し入れの半分はグラフで埋まる。重さは想像を絶するもので、全紙版のB0が2000枚以上だから50枚入りのケース40個分ということだ。ケース買いした人なら理解できるだろう。特別に僕しか持っていないものとはこれぐらいで、あとは全部お金を払えば買えるので、全部棄てても無くなっても構わない。買えばすむことだからだ。しかし管理やセキュリティーが良いせいか泥棒の話は全く聞かないから、この別荘地は安全である。外国人はいないようだ。そもそも別荘を買うような人は金が余って買うのだろうから、この山自体には貧乏な人がいないのは当然だろう。貧乏では暮らしていける可能性がないのだ。車と家屋の維持管理費と固定資産税だけでも最低100万前後はかかる。リーマンの年金ではカツカツで無理だろう。ある程度のコストが障害となって貧しい人を排除していると言える。ゲートシティーほど露骨ではないものの「貧乏人さんごめんなさい」という張り紙をしているようなものだろう。生活保護を受けるような人も皆無で、そもそも賃貸住宅がゼロなので、すべて持ち家だから生活保護の対象になれない。現金が少ない人はいるのだろうが、困った話は聞かない。きっと困った人は自動的に排除されてしまう仕組みになっているのだろう。その意味でリゾート暮らしというのは元気で豊かな引退族の選択肢としてもっと需要が増えても当然ではないかなと思う。4000区画の山で、メルセデスSクラスは僕を入れて3台、BMW7が2台、マセラッティー1台あとはコンパクトが50台ぐらいだろう。みんな結構地味に暮らしている。死んだ旦那が社長さんという婆様が実に多い姥捨て山という感じですね。(笑)
さて前回の株の高値は2005−2007年にかけてだった。この時も少しだけ土地の値段が都心部だけ上昇して億ションがたくさん売れた。リーマンショック前までは結構消費も堅調で、エルメスがクロコダイルのコートを1000万円のプライスで売っていたのを思い出す。僕もその時にクロコダイルのローファーが欲しくて黒とチョコを2足買った。他にリザードのモカシンも2足買った。あれから7年ぐらいたつが、4足とも健在である。クロコダイルは足に馴染んで今が履き頃という感じである。セブンティーかアルマーニのスーツで履くことが多かったが、田舎ではスーツなんて着る機会がないのだなあ。クロコダイルの靴は高価だが大事に使うと10年ぐらいは平気で持つ。無論、年に数回の使用だし、雨の日はダメだけど差別化するのには圧倒的なインパクトがある。ロールスやベントレーと同じぐらいのインパクトでどこにでも履いて行くことが出来るから今流行の高級時計よりも更にオシャレ感が強い。まず1万人リーマンがいても一人も履いていない。十万人にたぶん一人いるかいないというぐらい希少性があるのだ。893のボスさんぐらいしか履いていない。軽自動車ぐらいするかもしれないが、護身用にはウッテツケ!(笑)

合理的期待仮説の嘘

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民間の調査では消費税増税に伴い家計の支出を減らすと答えた人が7割強に上り、内閣府の統計でも消費者心理が悪化している。 価格比較サイトを運営するカカクコムの調査によると、4月以降に支出を「減らす」と回答した人が全体の33・1%で「どちらかといえば減らす」を合わせると支出削減に肯定的な人は71・6%に達した。 支出を減らす意向を示した人のうち、削減項目で最も多かったのは外食費(26%)で、外食費を除く食費(13・4%)、旅行・レジャー費(9・2%)が続く。水道・光熱費を減らすという答えも7・4%あった。内閣府が今月12日に発表した2月の消費動向調査では、今後半年間の見通しを示す消費者態度指数が前月比2・2ポイント減の38・3と3カ月連続で悪化。平成23年9月以来、2年5カ月ぶりの低水準だった。増税後は暮らし向きが厳しくなるとの見方に加え、家電などの購入を控える姿勢がうかがえる。
読売新聞の報道に上記の調査があった。堅実な国民性が顕著に現れているが、この種の記事によってさらに同じ事をする人が増えるというのが日本人の特徴で、みんなの真似をするということがいつもの通りに起きるのだろう。それを見越してか、相場は安い。外食にしろ旅行にしろ、無駄な贅沢というか選択的消費項目だから「無駄なお金は使わない」ことにしましょうというのが平均的な7割の人の心理だということだろう。別に7割全部がお金に困っているとも思えないが、困っていない人まで困った人の真似をするから、今困っている人が更に困るという合成の誤謬という困ったことが更に酷くなるのが現実だ。つくづく我慢比べが好きな国民性だなと思う。みんなで幸せに豊かになるのが目的のはずなのに真逆をしても平気なのだなあ。「欲しがりません勝つまでは」というけれどそれで負けたという反省は日本人にはないのかね。「贅沢は敵だ」というのもあったが本当は「贅沢は素敵なのだ。」(笑)昔と同じなら最初から金なんて全然いらない気もするんだが。
売る方は売り上げが大きく下がると困るからいろいろサービスを追加したりアップグレードしてなんとか低下を食い止めようと努力する。昔、湾岸戦争で海外渡航自粛という時期にどうしても急ぎの仕入れで香港出張をしなければならない時があった。普段はビジネスクラスで行くのだがその時もビジネスチケットだったが客が凄く少なかったせいかファーストクラスにアップグレードになった。戦争が起きると飛行機にリスクがあるのは当然だし、ビジネスがファーストになっても落ちる時は同じだから酒と料理が多少上等でも死ぬなら大した差がないから別に有り難いとも思えなかった。(笑)事実、数日後にカイタック空港で乱射テロ事件が起きている。香港のホテルもアップグレードで最上階のペントハウススイート230平米というのをいつもの値段で使えた。逆張りというのは消費でも実にお得なようである。逆にみんなと同じ時間に同じことをしたいと思うと割高な料金になる。ゴールデンウイークとかお正月はホテルの値段が2−3倍になるが、その直前や直後はすごく安い。だから時間が自由な人はお金の価値をすぐに何倍にも増やして交換することが可能である。交換するからお得なのであって使わないとお得を実現できない。だから豊かさとは等価交換の実行によってしか実現しないものだが、豊かでない人はそれを信じないで貯金する。それで預金が3万増えてもちっとも現実的には窮屈なだけで豊かになんてなれないのに、、。このような節約幻想を誰が作ったのだろうと不思議な気がする。昔の坊主か食えない武士かな。多分今年のゴールデンウイーク開けの旅行消費は不振だから随分バーゲンセールが起きるのだろう。5月の中旬から6月一杯ぐらいはきっとお得な旅行のチャンスだろう。平日の旅行は更にお得だから日曜にから木曜日ぐらいまで5泊ぐらいしても多分2泊ぶんぐらいのお金で済んでしまうから、少し長い滞在でゆっくりと街を見て回るような旅行が優雅で良いと思う。お金というのは交換のための記号である。だから交換を有利にするのなら、みんなが使わない時に使うのが効率が良い。ニュースのように7割の人が削減するという外食とか旅行をこそするべきタイミングであるということだが、会社にお勤めだとそうもいかないが、自由業や自営業、引退族はこういう時には働かないで遊んでお金を有効に使おう。少ない家計費の30万を1割節約しても3万円だ。それよりその3万を使って楽しい思いを10万以上に使って楽しもうという快楽的な人が増えると良いなあと思う。嫌なことは後回し、楽しい事を先取りするという順序を変えるだけだって空気はかなり変わるだろう。よどんだ空気が少しでも明るくなれば、7割の真面目な人の馬鹿さが加減がそのうち浮き彫りになる。
 流通価格とは何か少し真面目に考えたことがあるだろうか?同じ商品の価格が何故時間で変化するのか?需給という他説明のしようが無い。その需給とは原価とかコストよりも強く価格に影響する。損でも売らないより売った方がマシという場合は需要という買い人気がない時である。つまり価格とは人気の大小と言ってほぼ間違いがないようだ。だから人気のないものばかりを徹底して追求消費すれば効率的(金銭交換上の効率である)であるとも言える。だから世の中が省エネでプリウスがずっと売れているような時こそ燃費の悪い大型の車が割安であるとも言える。多数派のすることと逆をするのが経済合理性に有っているということだ。つまり経済学でいう合理的期待仮説は常に誤るという事実である。市場価格は決して合理的な動きをしない。Jソロスがこの値動きを「再帰性理論」という仮説で書いている。価格変動は合理性がない場面が元も収益性が高いと彼は言う。かつてロンドンの街で彼は戦争後レストランのウエイターをしていた時代があった。ナチスから逃れてロンドンの大学に学んでいた時期である。それから60年たって勇気ある彼は4度目の結婚をした。その結婚相手のご婦人をのせたロールスロイスは昔のレストランのある街区をゆっくりと彼とともに走ったそうである。きっとそれはソロスの懐古趣味なんだろう。合理的な動きをしないものを追いかけて彼は美女たちとロールスロイスをつかんだという事実がそれを証明していると思われる。
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一日ブログをさぼってみた。どれぐらいアクセスが減るかなと思ったら、昨日は275で先週日曜が340だからマイナス65、今日は20時までで265、このまま書かないでも300程度だから先週月曜の350と比べて50減だから、あまり変わらない。8割ぐらいの人は毎日見ているということなのかもしれない。ネタが無いと書けないというものでもないし、惰性でなんでも書けば良いようなものだが、気分というものもある。職業でもないし、かと言って趣味というほどの熱が有るものでもない。つまり暇潰しであり、残りの人生全体が暇つぶしなのだから、人生そのものと言っても良い。金とは無縁のものというのは心と身体に良いような気がする。人生は値段のつかないものがたくさんあったほうが楽しい気がする。ブログとはそんなものなのだろう。
土曜日はH君夫妻と岩盤浴に伊豆長岡温泉に行った。2時間ほど久しぶりに岩盤浴と普通の温泉に入って、熱海駅でマダムを拾って、熱海の串焼きやで奢って頂いた。どうもごちそうさまです。なんか悪い気がしたが、お金を受け取ってくれないので今回は夫婦でごちそうになった。その熱海銀座の串焼き屋のおとなりに、新しいライブのJAZZ CLUB Aというのが出来た。1ドリンクチャージで3500円だそうで、西村明子というオーナーのピアニストと他数名のライブだという。小さなライブハウスというかジャズバーという感じで、きっと吉祥寺のSOMETIMEをさらに小ぶりにしたようなお店だろうと思われる。7テーブル28席だから、全部アリーナということだ。金、土だけライブがある。熱海に観光客が戻り始めた証拠だろう。よく見ている熱海近辺のリゾート不動産サイトでも魅力的な物件はすぐに売れるようだ。「ここいいな!」という物件はこの2年で4つほどあったがすべて売れた。要素は広い、豪華、割安という3要素だから当然と言えば当然だが、5000万以上のものでも結構動くということだろう。お金が余っている人も多いのだろう。そういう人がどんどん消費して世の中にお金を流通させてほしい。それをトリクルダウンと言うらしいが、普通の人にもチャンスが回ればみんなが豊かになるチャンスが生まれる。結果的に笑顔が増えて暮らしやすい世の中になる。何か物騒な事件を若い人が起こして無差別殺人みたいな事が起きるのは、劣等感の裏返しのような出来事だろう。自分を世の中が全否定したと感じたから復讐してやると感じる人が増えたからそんな事が起きるのか?誰でも良いから殺したいという心理は通常では考えずらいが、そういう事件を起こした人は、教育の嘘を恨んでいるきらいがある。人は平等だとか努力すれば成功するとかいう建前を本気で信じて負けてしまうと絶望感が大きくて周囲を恨み始めるのかもしれない。元々世の中は平等ではないし努力すれば何でも達成出来るほど単純な仕組みには出来ていないと最初から本当のことを教えれば子供の絶望感は少なくなる。建前と現実の落差に対する絶望が巨大だとおかしな事が起きやすい土壌が出来てしまう。日本人が全部平等なら、なんで天皇制が未だに残っているのかきちんと子供にわかるように説明できる政治家、官僚、教師が一体何人いるだろうか。自由競争を認めれば強いのが勝つに決まってるが、その結果どう事態を平等と担保できるのか?アホでも破綻する理屈を白々しく言うから誰も信じないということが起きるのだろう?誰でも薄々、嘘とわかってそれを聞いているのだから、最初から嘘とわかることを言うべきはない。日本人はストレートな物言いを良しとしない文化であるというのは空気を読むという変な言葉に象徴されるだろう。「多数決が正しいということだ。」と多数は常に考えている。実は多数決は過ちのほうが多いケースも相場同様散見されるが、利口よりも馬鹿のほうが数が多いのは自然の法則だから、多数決は当然過ちが多くなることを多数は認めたがらない。民主制とは過ちの政治形態であるとい可能性が実に高いということをどう具体的に教えて、その後、それをどう修正すべきかと本来は教えるべきだろう。衆愚政治とはそういうリスクの塊で、事実、今の日本はその衆愚そのものであると思われる。すると誰も何も信じなくなって等価交換が成立する金しか頼りにしなくなる。拝金主義が横行するという結果は当然と言えば当然の教育の結果と言えはしまいか。そのくせどこかで日本人は金を馬鹿にしている。それは金が単なる記号でしかないのに、その記号を集める事だけに価値を集中する資本主義という異物の輸入品をどこかうんさんくさいと全員が思っているからだろう。単に交換のための記号を何故そんなに尊重するのか?そのくせ大して交換しないで死蔵するばかりの記号を集めるのだろう?多分、人間が考えるイデオロギーやシステムそのものが愚かだからという他ない。その愚かさを愚かさと割り切れるかどうかで気分は随分と変わるものだろう。どうせ愚かなものだから僕のように一度は踊ってみるのも手ではある。踊ってみたものしか踊りの楽しさも空しさもはわからないからね。
 さて愚か者同士の金取り合戦の相場だが、ここにきて月初の安値を下に切るものが増えて来た。今日の年初来安値更新銘柄は50を超えた。そのせいか21時50分のアクセスも300を超えた。多分350近くにはなるだろう。そろそろかもうすぐかはわからんが良い所にまで来た感じも強い。2月の節分に続いてこのままいくと彼岸も安いので節分/彼岸のW底になるのかな?今日は陰線が大半であったから買い物余りにはなっていない。数日でそうなるかどうか底入れしてから玉を動かしても遅くはないだろう。ゆっくり行くことを心がけたい春である。

猫の主婦快感仮説

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久しぶりにSonny Rollins を聞いた。何年ぶりだろう、何十年ぶりかな。On Green Dolphin Streetのレイブライアントとのピアノトリオが実に軽妙、粋なブロウだ。土曜の晴れた朝(もう昼かな)にはピッタリな一曲で映画から生まれた曲らしい。ラッパという楽器は息が全てである。息とはエネルギーの記号である。その量と質が音になる。空間エネルギーが時間に変わる。音楽は残響の芸術だから空間を時間に微分して音という記号を爆発させる。視覚芸術には真似が出来ない要素を最初から持っている。だから技術よりもその演奏者の身体のエネルギーが直接的な音という振動によって、聞き手の鼓膜を振動させる。これは多分快感の質がSEXに限りなく近いのかもしれないとスケベな事を想う。
 明るくなってから寝たので、起きたら12時を過ぎている。近くに住むH君から電話アリ。「岩盤浴にいきませんか?」というお誘いである。カミさんが3時に仕事が終わるので一緒にどうかという。大仁という修善寺のソバにあるらしい。いつも肉を買いにいく場所の近くだろう。自宅で蛇口をひねると温泉が出るという恵まれた暮らしをしていると、どこか他に行くということを最近はあまりしなくなってしまった。こちらに来た当初は、いろいろ探して一人でも行っていたのだが、すぐに飽きて自宅のアルカリ泉で十分かと思うようになった。多分幸運にも僕の身体に泉質があっているのだろう。ぐっすりと眠れるし、暖まる感じがナチュラルなので何回も入りたくなる。江國香織が何時間でも風呂に入れるという気持ちがわかる気がするのだ。おかげで基礎代謝が上がって体温も上がった。手足の先がいつも暖かいから病気をしない。風邪を引いたり、お腹を壊したり、頭痛がしたりということが全く無くなったのはそのせいだろうと思う。有り難い事である。こちらにきて保険証を使ったのは虫歯の治療で歯医者に行っただけで健康診断ももう4年ぐらいはしていない。このままポックリいくのが理想であると思う。やり残した無念というものは無いから、いつでもオーケーね。
 残りの人生は暇つぶしであるとはっきりと自覚するとなかなかシニアは贅沢な気分で暮らせるんじゃないのかな。定年後の8万時間は豪華な自由時間だからシニアは思い切り好きな事をするのが宜しいかと思う。暗い事は考えない。楽しい事をすれば運が向いてくる。だから好きなことがない人は困るだろうなあ?僕はグータラするのが一番好きだから金がかからないし、何もしなければ良いのだから簡単である。何もしないでいると不思議に何かしたくなる。これをしなさいと言われると人は反発するものだが、何もすることがないとものぐさな人でもなにか始めてしまう。気がついたのだがそのすることが快感を更に起動させるものが好ましい。快感を起動させるものでできるなら持続性があるものが更に更に好ましい。すぐに容易に出来てしまうと達成感が薄いからかなり困難を伴いそうなものと容易に出来るものの組み合わせが理想的だと経験的に思う。相場なんてまさにそれで、これが僕の人生の大半の暇つぶしとなっている。必然的に金が絡むからおこぼれで周囲が潤うというオマケがついて家族には人気がある。「親父スゲー!」息子や娘はそうちゃっかり思って遺産を当てにしているが残さない。家にいて音楽聞きながらグラフを買いていくつになっても千万、億と金を稼ぐ人間を彼らは世間で見た事が無いらしい。僕も見た事が無いから当然だろう。だが彼らは僕になろうとはしない。だから相場を教えることはしない。残るのは物が少しだけ。自分で稼いで自分で使うのが我が家のやり方である。
たとえば女を喜ばすという快感。マダムでも彼女でも良いが、どうしたらこの難しい敵が喜ぶかというのを考えていてみる。猫の主婦快感仮説というのがあって、特別にタダで教授しよう。ただしサンプル例が少ないので万民に共通の保証無しである。主婦の生態研究をすればわかることだが、彼女たちには多くの不足感が蔓延していると思われる。要素は単純で
時間と空間である。子育て、家事、お仕事に忙しい。したいと思うことがなかなか出来ないという共通した不足感が蔓延していると思われる。これは欲望が実に具体的であるから解決もまた具体的で容易である、こちらにやる気と少々のお金と時間があればだが。目に見える成果というのが女性の判断基準だから形而上学的解決という選択肢は彼女たちの大脳にはおそらく存在しないと思われるから四の五の考えても無駄であり、まず行動と成果が全てで、その行動によって事態の改善が顕著かつ明瞭なことを目的とする。できない言い訳をすると「この男ダサイ」で終わる。一度張られたレッテルを変えるのは難しい。
 1お掃除  これは目に見えて成果がわかるし、時間を区切れば簡単だ。まずトイレぐらいが狭くてやりやすい。道具はドメストというトイレ用洗剤と、ペーパータオルのトイレ用、流せるやつが売っている。ドメストを便器にスプレーして放置、床も同様にして5分してタオルで拭く。我が家は猫のトイレもあるので、砂で汚れるから帚か掃除機で取る。一緒に家具用洗剤でドア、ミラー、窓など拭くと効果的、ついでに照明も拭くと明るくなる。きっと20分もあればピカピカで清々しい気分で用がたせるようになる。この自分で自覚して清々しい感じが出るまでいろいろとやってみるのがお掃除の基本ではないかと思われる。デパート、ホテルなど女性が喜ぶにはどうするかという工夫をしている場所を参考にすると宜しい。石鹸とか香りとか外国製の横文字の豪華なものを使うと彼女たちはミーハーなので喜ぶから使用してみると差が出る。「これってオシャレ」という下らない部分が結構受けるからしてみると宜しい。金なんて大してかからないから心配ない。一カ所やると他の汚れが気になる。風呂場とか靴箱とか台所とか玄関とか寝室とかクローゼットとかだ。一度にやると嫌になるから、部分的に今日はここと決めると楽に進むと思う。根気の持続時間はせいぜい40分かな?この時間内で照準を合わせてローテーションを組むと10日もやると家中がすっきりすると思うけどね。第一シニアは暇だから整理整頓と清掃をすると流行の断捨離になる。いらないものとは現在使っていないものであるからばんばん棄てる。すると広くなる。広くなるとまた何か買う、この下らない繰り返しを人は消費という。こちらから起動することで不足を作る。そうしないと何も動かない。動かすことが掃除の基本形であると思われる。デスクの掃除なんてするとヤバいものが結構出て来て赤面することになるかも、、。
 2料理  これも美味しいものを食べると誰でもご機嫌になるから、そんなにお金はかからない。有名レストランでワイン開けて豪華なコース料理を食べると10万はすぐに飛ぶが、家飯なら数千円でごちそうだ。何、1000円でもいける。一番簡単で失敗のない、しかも早くて安くて上手いのはザルそばである。適当にスーパーの乾麺のよさげなやつ、8割ぐらいの茹で時間4分のを選ぶ。出汁はヤマサのストレートソバ出汁で十分。ワサビやノリに高級品を使うと良い。写真は、ワサビは大王ワサビ園のなまワサビ、ノリは築地場外の都一の寿司ハネ。銀座の高級店Kの寿司ハネだから美味しいのである。一袋2800円だったかな。薬味はネギと胡麻。お好きなもので良いでしょう。たったの10分でザルそばが出来ます。これに京都の一保堂のほうじ茶でもあれば、立派なご飯ですよ。自分で食べてみてそば屋で1000円ぐらいのザルとくらべてどうか?どう変えたら超えるか?と考えて工夫すればよい。出汁かソバか薬味かしか要素はないからそこに少し凝れば、すぐに外食のソバぐらいは超えられると思う。自分で打つほど面倒なことは僕はしたくない。手抜きでないと続かないからだ。他にもすることあるしね。
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深夜の東海道1号線を爆走してみた。なんてことはない、金曜日だし、することないし、本が切れそうだし、CDなんか欲しいしといつも暇だが特につまんないので車を転がして80キロほど走ってみた。零時を過ぎると国道1号はほぼ9割が大型トラックの独壇場。制限時速60キロを守るのはオービス区間だけであとはみなさん80−90で飛ばします。10トン、20トンと3軸、5軸の大型を重機なんか乗せてがんがん行くので迫力ありますね。因に、景気が良いせいか、近くに石川島の工場があるせいか、重機や巨大な鉄のパーツを運送している大型トラックがすごく多いですね。造船部品かしら、それとも発電部品かというほど大きい金属製のパーツですから、かなり加工技術のあるところの製品だろうと思います。そんなのが深夜零時以降ガンガン行くので、設備投資は良いんじゃね?と思います、東海地区は。空いてるとメルセデスはリッター8キロ以上走ります。これ5500ccのくせに燃費良いでしょ?トルクの塊ですから空飛ぶ絨毯と言う感じで、昔乗っていたダイムラーw6より乗り味いい感じで好きだなコレ。
 この時間で開いているお店は、24時間営業のデニーズ、吉野家、Mac、コンビニとガススタンドぐらいで、東京資本のフランチャイズ店ばかり。静岡オリジナルなんて一つもないから、この地域の小売店は実にやる気がないですね。飲食店は8時には閉まります。それで金をどう使えというのか不思議な県ですね静岡は。富士市に深夜でも開いている「お宝市場」という変な店があるのでそこに行きました。古着、古本、中古CD、DVD、ゲーム機、家電、遊びに関する様々なアイテムを売買するお店で凄く大きいのでびっくりですね。1フロア300坪は有るから2階で600坪。そこに商品ぎっしりだから在庫管理は大変でしょうね。パーキングは100台以上のスペースで半分ぐらい埋まってます。でもレジに人がいないから、売れてはいないかも。男性客が8割という感じです。主に20代という客層。館内放送があって、ただいまxxx買い取り強化デーですとか、知らないブランドの名前ばかりで引きますね。川上弘美、絲山秋子、星野智幸、橘玲と5冊買って、コルトレーンとチェットベーカーとソニーロリンズと4枚買ってトータル5200円と安いです。本は1冊100円均一。新刊の本屋が潰れるはずですね。
 地方都市の若者消費は「ヤンキー」でくくられるという言説はある意味真実だろうと実感しています。電通と博報堂はマーケティングを大きく誤っているなと地方都市に来て始めて理解できますね。彼らの日常は、小学生とか中学生の頃からの地元の友達と長い長ーい関係性がずっと続きます。彼らは近所の(といっても商圏は30−50キロ)イオンタウンが天国なんですね。給料は残業なしで20万円ナイガイですから、高級品は当然買えません。車も軽です。でも時間はたっぷり、友達の中から旦那やかみさんをお手軽に選びます。初婚は早いけど離婚も多いみたい。子供もすぐ出来る。だからエルグランドとか都心部ではなかなか理解できないようなセンスの車が実にステイタスなんですね。あの小沢君が乗ってる変な車です。グリルがでかくてマスがしっかりのミニバン。体積勝負な感じです。ヤンキーでも別に不良とは違うんですよ。危なくないし優しいのね、とても。婚活なんてしませんし、海外なんて行きません。たまに東京のデスニーランドに行くのですね。これアメリカ南部とか中西部のダッツンとかシボレーとかのテイストと似てますからヤンキーなんですね。ヤンキーはイオンで買い物するという定義でほぼ良いと思います。ですから伊勢丹とかバーニーズとかは「はいーー?」という別世界。プライスもテイストも別世界ですから、論外で理解しようともしません。「おれらと違うもん。」でもそういう身の丈の消費のほうが楽だし、長く続くのだろうと思います。地方ではクラスで都会に出て大学に行く比率はきっと1割強ぐらいでしょう。残りの8−9割は地元に残る。給料は安くても親の家もあるから生活は楽だろうと思うし、がつがつ競争する必要がないから、都心部の尖った競争意識とは無縁な時間がずっと続くのでしょう。それでも本なんかマンガ以外は読みませんが、携帯はi phoneです。実に平和ですが、次が見えない。みんな持ち家にすぐなるけど、次に何するのだろうと不思議です。日曜日のイオンタウンは渋滞で駐車するスペースがありません。マズくて高いインショップの飲食店も満席で座れません。スタバもあるし本屋もあるからイオンだけに人が集まる。だから地方消費はイオンの決算だけ見ていると間違いないと思います。飲食は昼飯中心でお酒はタブーですね。だってみんな運転するからです。だから単価が低くなる。タクシーなんてほとんど走っていませんから、それでも代行は3000円ぐらいと安いですね。人件費が安いのでしょう。時給は700円ぐらいから寿司屋のバイトを募集してました。3割ぐらい都心より安そうです。因に期間工は不足気味でいずすの工場では時給2000円でも人は全く不足気味という事でした。3直の24時間稼働に増やしても人が足りないようです。需給面から賃金は強含みになってくるだろうと思います。インフレですね。とまあ偏見に満ちた街角消費レポート静岡東部編深夜版でした。
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