苦しみの本当の原因は、肥大した自尊心にあります。 というような投稿があった。おそらく林サンの本をたくさん読んで、練習方法を理解、実践し、テクニカルな部分から値動きを捉えて分割の技術を長い間練習された人の投稿であろうかと思われる。相場研にしてもきーさん板にしてもずぶの素人がなんとか相場で身を立てて暮らしていこうとする真面目な人の集まった板で実際プロも数名書いているから程度に応じて様々な細かい技術のことについての言及が多い。しかも変動感覚はごく個人的な感覚であるから、うねりをとる、リズムを取るという時間軸に応じてその強度は個人差が大きい。同じ銘柄を同じ時間軸で同じ道具を使用して同じ資金量で売買しても結果は大きな個人差が出るのは、僕が猫塾をやっていた時でもこんなに違うのか!というほどの大きな差で、有る人は3か月で40%の利益率だったのに、有る人はマイナス6%だったから、それぐらい感覚と動作によって結果は異なるというのが現実である。出来ない人にとってみれば、自分の情けない結果を誰かのせいにしないと憤りのやり場が無いのだろう。(笑)だから利益率が良かった人と悪かった人の玉帳を見ればその差がどういう動作の差なのかを分析すると「順張り、追っかけ、値動きべったり」の人が損であり、「逆張り、ゆっくり不等分割買い下がり、一括手仕舞い」の人が利益率が良かったという当たり前に結果となっていた。だからくどくそいう動作の質になるように練習すれば良いのだが、それが自分の思惑に邪魔されて出来ない人が実に多いのである。ここまでは現実に今も起きていることの実際である。オレには関係ないけど。
この板は塾ではないし金も取ってはいなから別にためになることを書く必要も無いが、根拠の無い立証不能なプロ相場師の私見と感じを書く事で、「ああ、こういう男もいるんだ。」という自分との差異がわかれば良いかと思って書いている。資本主義の特性はくどいが「反復と差異」である以上、行為者の動作の質が=何も売買に限らず生活全般の動作の質がという意味であるーーみんなと同じでは勝つはずが無いだろうという僕の経験と考えの前提に立っている。「馬鹿の壁」という養老さんの本によれば、「脳」という臓器は身体の中でもっとも裏切りやすい臓器であるという。どういうことかと言えば「タバコが身体に悪い、酒が身体に悪い」と理解はしていてもそれが脳にとって快感なら、脳は躊躇無くそれを欲望するから、身体に悪い危険なことでも人間は溺れてしまう。運転中は安全に集中しないと事故を起こすと理解はしていても、脳はネーチャンが好きだから短いスカートをはいたイイ女がいると視線がそれに釘付になって危ない目にあう。というようにやっかいな臓器だということを人間は普通の生活ではあまり意識もしないのである。相場でも無論常にこれが起きる。これを僕は鴨の脳という名で呼んでいる。(笑)いくら鴨を取ってもいなくならないほど市場には無数の鴨がいるから絶滅の危険は無いので幾ら取っても良いのだがそんなにたくさん生活には必要がないから、ほどほど豊かに暮らせる分で良いと僕は思う。強欲であるという自覚はあるが、強い強欲ではないな、多分。平和にのんびり楽して贅沢をして愉快に暮らすだけあれば良い。動作もだからそういうゆっくりとした動作が好ましいと僕自身はそういう動きになるような生活をする。一日3回温泉に入って食事は2回する。3回だと面倒だし太るから。5−8時間ぐっすり眠り、上手いコーヒーを欠かさない。本を3時間は毎日読むかな。1日1回ブログを書いて、指を使うことで脳を少し動かす。場帳やグラフも指や脳を使うから運動の代わりになる。生活の質を上げるには同じ食事を取るにしてもゆっくりと時間をかけて楽しく料理を作り、良い食材を買ってきれいな食器に盛ってご飯を食べたいと思うから、写真にあげたようなうどんを作る。愛鷹牛というロース肉を100グラム980円で買って、村の駅でシメジ、エリンギ、しいたけ、ネギ、朝霧高原卵を買って、出汁と酒、醤油で作る。うどんは手抜きで冷凍の讃岐うどんだけど15分ですごく美味しい「特製愛鷹牛ぶっかけうどん」が出来上がる。それをウエッジウッドの皿に盛る。原価1500円也。同様のメニューが丸亀製麺といううどん屋にあったのを僕なりにアレンジしたものだ。丸亀は450円だが原価が1500円ということは店で売ると多分5000円ぐらいにはなってしまうだろうが、そんなに高いうどんは売れないから普通の店では売っていない。料亭の締めぐらいしか可能性はないが近所にそんな料亭は無い。だから自分で作るしか無い。うどんの5000円は少し高いかもしれないが、お酒をのんだらそれぐらいはあっという間だから誰でも支払いが出来る値段だが、多分そういうことをする男は料理人以外あまりいないだろう。そういう風に人が多分絶対にしない事ばかりを僕はどんどん楽しみながらする。変人だからと言えばそれまでだが、人と同じ考えや感じ、感覚なら結果は人と同じだろうと思うから、人と同じ相場の結果で多分満足できなければ、人とは異なる動作、行動をする以外にない。たかがうどんだが、生活の全般に対して、人がしない、出来ないことをしないと相場の動作の質も人との差異化が多分出来ないだろうと僕の脳は考えるのだろう。だって身体は食物によって出来上がるのだら、コンビニ弁当を食えば発想はコンビニで食っている他の貧乏人の大多数と同じになるだろ?差異化したいならそんなやばい物食えないというのが僕の言い分だが、その安い300円か500円の弁当食って大損しているのが鴨の現実絵だとすれば3000円のぶっかけうどん作って食って千万、億と取るのとどっちが経済的かなって考える男もいるわけだ。好きな方を選べばよいね、自分の人生なんだからさ。
これぐらい心というのはヤバいもので、投稿者は真面目な実直な勤勉さというプロテスタント的労働教育に訓知された脳で練習したから正常とキ印の中間ぐらいのヤバい感じで苦しかったと書いているけど、その正常というのは資本主義労働者にとっての正常であって、投機家にとってはそのキ印のほうが正常かもしれんでしょ?と思いませんか。だからこの商売は誰にでも向いているとは僕は思いませんね。マジなリーマンの大半には向きませんよ多分。基礎教育で刷り込まれた部分を取り除くのが大変だもの「勤勉と貯蓄』の放棄無視、それが苦しいのよ。僕みたいな不良で怠け者でスケベで適当でアホが出来ていいかげんな男のほうが多分向いていると思いますね。
ぼくが哲学をよく書くよね、神秘主義的なのが多いよね。バタイユ、ニーチェ、クロソウスキー、サド、みんな評価はキ印に近いよね。だってこんな人ばかりいたら危険でしょ?世の中を安定するのが政府の目的なんだから、危険な逆転が起きそうな思想に蓋をして遠ざけるのは当然でしょ?だから相場師は資本主義の呪われた部分なのね。(笑)
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