猫次郎のなんたらかんたら書き放題

 僕のブログサイトは元々「引退爺の暇つぶし金儲けサイト」のつもりで書いたのが始まりだ。小さい会社の社長を何社かやって結構なブルジョワライフをずっと３０歳から続けてきたので、僕も家族も多分リッチなほうだと思う。３０歳のときの年棒が２５００万（３５年前だから今なら５０００−６０００万ぐらいだろうと思う）だったから、金銭感覚が異常だと友人にずっと前から言われていた。３２歳でもう１億以上持っていたから早い方だね、多分。

　彼らの「異常」というのは、自分ではあり得ないという意味である。僕に言わせれば、同じ事をしていたらあり得ないが、上手にやれば可能な事なのだが、馬鹿だとそれが分からないのだろうと思う。所詮、サラリーマンしか知らない人は特にそうだ。小さくても事業をやって巧く当たると億の金はちっとも非現実的ではないのだね。

　でも爺になって体力が落ちると身体や時間がキツい事は続かない。で出来る事の中で、一番マシなのが相場師だったというだけのことだ。僕は人より体力が無いほうだから４０歳でもうギブアップとなった。それでも相場で稼いだレコードのほうが、社長業のレコードよりは多かったのだから、相場師は十分に努力する意味のあるお仕事だろうと思う。

　まあ大それた事は別として、僕のサイトに来る人で６０代以上という人が３割ぐらいはいる。５０代が２５％もいるから５０歳以上のシニア層で６割以上いるわけだ。年金２０００万不足問題が姦しいが、死ぬまでリッチにやるなら、定年時には２−３億無いと足りないよと僕は思う。でも定年後も相場師が出来るなら資金が５０００万もあれば十分だ。だって相場師をちゃんとやれば毎年２０００−３０００万ぐらいは相場が動けば楽勝に取れるからだ。１５年やれば５億ぐらいは稼げると思う。運が良いと資金は１年で２、３倍に化けることもある。上でも下でもどちらでも宜しいが、指数だけ見ても年間変動率は２０％以上になることが多い。

　相場師になって、長期の指数の月足グラフ（ローソク足）を書くと日本株の値動きの特徴に気がつく。７年上げて３年下げて３−５年底這いになる。基本はこの繰り返しが多い。個別の大型株もそれに習うことが多い。だからずっと勝つには、７年は押し目買い吹き値売り、３年は空売り、戻り売り、３−５年はうねり取りが出来れば飯が食えるわけだ。３つの玉操作が出来ないと盤石とは言えないが、銘柄選択によれば休みを入れればどれかが出来れば宜しいということになる。

　天井から７年下げて１０年来の安値になったら分割して買い下がる。底値付近で現物を買って３−４年上げたらみんな売る。１億が３−４億になるだろう。今なら鉄や船が安い。５４０６は５００円、９１０７は１１００円だ。４年もしないで２０００円と３０００円を超えるだろう。売ったらこんどはドテンして押しを取れば良い。いくら贅沢をしても普段の老人の暮らしでは半分も使い切れないと思う。