6758 新年に空売りセミナーを東京で開講したり、来年から毎月月刊で「空売り通信」を発行してみたりと、急に忙しくなった。「あまり人並みに忙しく仕事をするのはどうかな?」という構造主義的ブルジョワジーもどきとしては、達観して熟れきった相場を売れば金には多分なるんだろうというくらいの軽い気持ちでなんでも良くは考えないで動き出す。蝶が羽を羽ばたかせるとそれがそのうち台風に発達するという神話を信じる僕としては、僕の売りが相場を激しく動かすか?という夢を見るのかもしれない。1名が1000万の資金で100名なら10億、1000名なら100億の金が恣意的に動く。猫提灯の鼻先で大金がクルクル回るか、、。
学生時代から僕はずっとそうだったし、直感とか思いつきとか閃きとか、あまり論理的には動かない、というか動けない。それより普段から好きな事しかしないという習慣を徹底していると、次に何かが自然にしたくなる。ふつふつと身体の中で泡が湧くようにしたい事が煮詰まるんだな。するとあとは実現させるための道筋はすごく早くてパッパと形になる。
普段、山のような読書をしているおかげで、先達たちの知恵が僕に溜まっているからなんだろうと思う。
9月はたくさん月足グラフを書いたあとにゆっくりとそれらを見ていたら、天の声が聞こえた。
「空売れ」と一言だ。それで5301を売った。5541を売った。9104を売った。7003を売った。10月に入ったら8411も8303も8585も現物も信用もみんな売った。みんな利食いになった。
相場の判断なんてそんな他愛の無いもので難しい理屈は必要ない。下がると思えば売れば良いし、上がると思えば買えば良い。僕はこの下げが2年は多分続くだろうという根拠なき確信があって、それを裏付けるために今日は月足グラフを1枚追加で書き始めた。6758 ソニーである。
別段、今回は6758を売るつもりはない。現在は場帳も書いていないし、折れ線も書いていない。
新たに1983年から現在まで36年分の月足を1ミリ10円の普通の縮尺の1/10で書いてみる。
1000円の所が10000円だ。2000年のITバブルの3万円からの崩落を見たいという意味である。この時はアメリカはナスダックが暴落している。IT企業の多くが人気化したせいだった。
2年ずっと下げるのだから、売り安心にそのうちにはなるんだろう。10年に一度の大きな売りのチャンスなんだから、もう生きている間の最後の美味しい相場になるかもしれない。人生はそんなに長くないからだ。どうせ売りなら、賑やかに祭りで行こう!ソフトバンクの孫社長が講演会で吠えるように「私と夢を一緒に実現しましょう」と言ってみよう。そう言って彼は17兆円金を借りた。すごい量だよねと思う。
17億でも17兆でも倒産する時は同じだから(ゼロかマイナスになるという事自体は一緒である。)どうせなら大きいほうが良いという考えだろうと思うし、僕もそういう立場なら「やっちゃえ、孫さん」と言うだろう。だからやっちゃったんだろう。別段合法的なんだから問題はない。
でも広げた風呂敷はいつかたたむだろう。たたみたくなくても状況がそうさせる時間は必ず来る。小さな会社を経営してきたからそれはわかる。
「10年は一昔、、」そう歌ったのは井上陽水だ。2008年10月からぴったり10年で20倍に化けた孫さんの寿命を考える。
2000年のソニーは人気だった。僕はバイオというPCを当時買った。今ならMACなんだが、、。「猫次郎の空売り通信」は人気でたくさんの人が買った。記事は売りしか書かないと思う。
ソフトバンクを売ろうと思う。(というかもう3回も試しのクルクルをしている、いい感じだ。)当たれば良いな。スイス製の輸入高級腕時計が100台ぐらいは軽く買えると思うよ。
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