身延山山頂より
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身延山山頂より
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日金山の紅葉
半島の地形
熱海というかこの伊豆山という場所の歴史はとても古いようだ。西暦270年頃から社が出来たそうな。それが大きくなったのは8世紀、そして更に12世紀鎌倉幕府の頼朝と北条によって栄えた場所だから、1000年以上の歴史があるという古い町なのね。昔から走り湯で有名な超古い温泉があったことで、武将たちに重宝がられたという事だろう。戦をすれば怪我人続出なのだから、その傷を癒す温泉は必需品だったという事だ。歴史的な癒しの場だったのだろう。
日金山には東光寺というお寺があって、現在住職は住んでいないようだが、立派なお堂がある。お地蔵さんが大小たくさんあって、なかなか怖いムードが満載だ。パワースポットブームという事なのだろうが、ここまでやってくる観光客は皆無だし、車が無いとまず無理だろうと思う。別段宣伝もしていないから、ハイキングで岩戸山や姫の沢公園に来た人以外には見つけることが困難だろうと思う。熱海は伊豆山神社と来宮神社が有名だから、ここまで上がってくる人はいないのね。石仏の道という参道が1000年ほど前から出来ていたそうで、道沿いにはお地蔵さんがずっと続いているのね。3キロほどの傾斜が15度ほどもある参道が続く。海からここまで登るということは都合10キロの山道を登っていたことになる。登山靴なんてない時代に下駄か草履かでだろう。昔の人は凄いねと思う。
山に登るたびにいつも感じる事なのだけれども、山頂から見下ろすと人間は海岸沿いと川沿いの狭い場所にぎっしりと集まって生活しているのがすぐにわかる。日本はこうやって見れば山ばかりだから、平坦な土地は実に少ないのでどうしても狭くて低い場所にゴミゴミしながら生活することになってしまうのだろう。水がないと生活できないから昔はどうしても水のある付近で暮らしたのだろう。現在は上下水道が相当に広い範囲まで普及しているから、熱海なら標高が400メートルぐらいまで水道電気は通っている。(ガスは250M以上はプロパンですね。)それでも鉄道や道路は人口分布にそってインフラ整備されるので、低い場所が中心になるのが定石なのだろう。
東京のマンション販売の成約率が7割を切ったという報道を見たが、どうやら値段が上がって売れなくなってきたのだろう。新築単価は首都圏平均で80万円/1平米 ということらしい。135平米だと1億を軽く超えてしまう。誰が買えるのか?と言えば土地持ち以外にはいないだろう。ということで既存秩序の金持ちの間をぐるぐると形を換えて不動産が回転しているだけというのが実態だと思う。それに比べると田舎の中古は安い。首都圏の1/5 1/10の坪単価はザラだ。
坪30万ぐらいで良い物件がゴロゴロある。通勤の必要が無くなった人は、狭くてうるさくて空気が悪いゴミゴミした場所なんて捨てて、綺麗で温泉があって広くて安い田舎で生活するほうが何倍もお得だねと僕は思うのだ。事実、熱海は東京からやってくる自由業の人が相当いる。お金なんてなくても十分にリッチで豪華な暮らしが出来るのだが気がついている人はほとんどいないのだ。だから気がついた人は投資チャンスがあるという事でもある。首都圏が仮に大地震で壊滅したら一番に買われるかな?と思うな。近くて安くて安全でそれなりの数があるので暮らしやすいという事なのだ。
現在、熱海も箱根も紅葉まっさかりだ。どこも綺麗に赤くなっている。今月いっぱいぐらいは楽しめると思います。 |
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相模湾の朝日
今朝も5時起きで早朝のハイキングに出かけた。近場の山で伊豆山の尾根伝いにある岩戸山という740mの低山だ。伊豆山の自宅のある山のちょうど背後の山頂にあたるので、自宅から伊豆山神社経由でも500メートルの高度を上がれる道があるらしいが、僕はいつも日金山という姫の沢公園の頂上にある尾根伝いに歩く。自宅から車で20分ぐらい、ちょうど十国峠の手前の新しく熱海市が造成した霊園の入り口に車を止めて歩く。
朝6時20分だとまだ少し薄暗いので、足場を確認しながらゆっくりと進む。ちょうど相模湾から朝日が黄金色に滲んで上がってくるのが異境にいるかのようで、夜と昼の境目というのはこういう幻想的な景色だ。3キロで山頂に到着する。歩行45分という所。アップダウンはほとんどない尾根道だ。水筒に入れた熱い珈琲を飲みながら蒸しパンを齧る。単純な朝食だが幸福な気分だね。
熱海の町全体を見下ろす崖の上からの視点は、まだ3万人のほとんどが眠っている静かな町にふりそそぐ。
昨夜から「千年の愉楽」中上健次を読んでいるが、その短編を飾る男たちの生き方が頭から離れない。路地にはこういう異界の時間と空間があるのだろうか?物語とは「話しことばを語り継ぐ」形式で伝承された神話世界だが、日本の神話を紡いでいるのはこういう男たちなのだろう。
往復で6キロ、8300歩、33階分の階段を上がったという表示にヘルスケアデータが出ている。携帯はやはり便利だねと思う。写真も取れるし、位置、方位や標高の確認ができるので、道に迷うという登山の最大のリスクがほとんど無くなる。一人で登る時には必需品だねと思う。
日金山からは、熱海側は相模湾、熱海、湯河原が見下ろせるし、函南沼津側は駿河湾、ダイヤランド、沼津の町が見下ろせる。自分の日常の行動半径の大半がきっとこの視野の中にあるのだろう。半径でいうと20−30キロの中に総て収まってしまうようだ。田舎の生活は実に単純だから見える範囲の事だけ利用して生きる。面倒なことはしないというのが楽で良い。老人に必要なものはあまり多くないと思う。 |
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丹沢湖
早起きして、紅葉狩りのハイキングに出かけてみた。5時半起床、まだ暗いがリュックとバナナと熱い珈琲を水筒に入れて登山靴とリュックを積んで、135号を小田原に向かう。途中で湯河原で海から太陽が昇る日の出を見る。海から上がるのはなんか初めて見るような気分だ。海に沈むのは静岡に来てからは良く見たが、圧倒的に美しいと感じたのは、秋田県で黄金崎温泉で見た日本海に沈む夕日だったと思う。
小田原経由で山北に山道を走る。246に出たので右折して少し沼津方面の進むと山北駅の手前でノロノロ運転になる。ほどなく清水橋を右折して15分ほどで丹沢湖到着。70キロほどで8時前にはついていた。湖面に紅葉が映って「山笑う」状態で実に見応えがあった。
丹沢湖を3/4周、徒歩で回遊した。6キロで70分ほどゆっくりと散策できた。一人しか会わなかったほど早朝は人が少ない。外気温は9度、標高は270メートルほど、気圧は980HPと晴天で清々しい。それでも6キロ歩いて、ダムの広場で休憩した。バナナ、ドーナツ、珈琲の朝食。
ここから中川温泉に行く。10時オープンだが9時45分に「早めですが、どうぞ」と言われて一番風呂に飛び込む。PH10.1の強アルカリ単純泉で強烈に眠くなる。温湯だが素晴らしい泉質だと思う。11時半までいて御殿場に向かう。宝亭という長崎チャンポンが上手い店があって、お昼はそこで食べた。熱海着は1時20分だった。早起きすると1日が長いね。
140キロほど走った。紅葉狩りをしばらくいろいろ出かけてみようと思う。A6は快調そのものだ。 |
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最後の小説というエッセイ
しばらくぶりに荷物運びのお仕事で上京したら、携帯電話を落とすわ、風邪かなんかしらんが発熱で1日寝込むわとロクな事が無い週末だった。それでも無くした携帯が、アイホンを探すという機能があって、家に帰ってPCでアイクラウドで検索したら、これが有ったのね。花屋のそばの駐車場で料金を払った時に置き忘れたらしいのだが、熱海からではどうしようもない。
古本屋で10冊ほど買ってウハウハしていると途端に注意散漫でミスばかりをする。能天気というかアホというかどしようもない。
それで恥を忍んで、義妹に電話をかけて深夜の2時に自転車で探してもらったら発見した。それを翌日コンビニから発送してもらった。この種のモノ忘れ=ボケが始まって、健忘症だか痴呆だかとにかく老化が徐々に進行しているという事をしっかりと自覚しておかないと、どこかで高速を逆走したり、アクセルブレーキの踏み間違いとかをすると刑事犯になってしまうからくれぐれも注意が大切だと思う。人生の最後のほうで、刑事犯にはなりなくないからねえと思う。過失とはいえ、人様の大迷惑になって恨まれては元も子もない。友人の4歳下のh君が検査で大腸ポリープが見つかって再検査となるし、周囲でもなんかヤバイことが起きている。こういう時は、釜揚げシラスと生シラスなんて買い込んで、豪華に二色シラス丼なんて作ってみて、夕飯にする。アサリのみそ汁と、ゴボウの味噌、赤カブの酢の物という漬け物2種と湯豆腐ぐらいがヘルシーで良い。測ったら身長172、体重70キロだとBMIは23.7で普通体重という事で肥満ではまだないらしい。標準なら65キロが良いということらしいので、「5キロなんとか痩せようか」と思うね。糖尿になるとヤバいもんね。すぐに痴呆に繋がるし、、。
なんか相場は10月は高いのでダメだねという事で踏んで○にしてもう1月ぐらいは過ぎるが、なんか大統領選挙も意外な結果になったということだが、NYダウは史上最高値をご祝儀で更新するし、12月の利上げはありそうだし、当分は年末ぐらいまで月足6本戻りぐらいがあるのかもしれないので、お休みが続く。トランプになって外交も金融も政策変更がはっきりとするまでは荒れた相場になるんだろうから、しばらく様子見ということして遊んでいる。別に急いで金が欲しいわけでもないのだし、急いで儲かるものでもないのだから毎度の事だがゆっくりと自分のタイミングを待つ以外に手は無いね。
老化と言えば、目の劣化というか疲れが最近は特に激しいので、230枚も場帳を毎日2時間PCを見ているせいだろうと思うから、これを一度今回は止めてみる。月足1000枚だけ見てゆっくり発会のみの売買でも良いかな?とも思うが、一応100枚ほど折れ線があるので、これでも足りるなと思って、場帳は20ぐらいにしたら15分で済むから身体の負担が少ないので楽だな。
携帯を無くしたので、しばらくぶりに交番に行って紛失届を出してみたら紛失番号をくれた。これがあると発見できない時に5000円で同じ機種の新品をドコモでくれる保険に入っていた。ただしシムカードを抜かれて悪用されるリスクがあるのでドコモに紛失届けを出すか?と迷った所で発見できて大事にならなくてよかったねえと思う。6桁のパスがあるのが助かったという事だろうと思う。13000円ぐらいするバッテリーカバー(mophie)も助かった。
お休み中にアナール派のトッドの新刊を2冊読んだ。米英両国が保守化に突き進むという変化が既に生まれて35年経過したグローバリスムは頂点を極めて現在急降下中という見立てである。
70年のコンドラチェフサイクルの前半35年は1980年のレーガンサッチャーから半周してこれから下り坂という見立てでいる。登り切ったダウが今後どうなるのか?アナール派の見立ては常に「長期持続」という特徴があるが、ユーロは近く崩壊という予測となっている。次はフランスかどうか?(爆) |
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