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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

書庫日記

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義母の部屋からの絶景

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30平米の居室

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でっかくて甘い北海道のメロン

 今年の夏は普段より蒸し暑い気がする。気温よりも湿度が高いのはきっと台風がたくさん来ているせいだろうとも思う。湿度が70%になると空気が肌にまとわりついて気持ちが悪い。そういうときは冷めた温泉に入ったりシャワーを浴びるとすっきりする。桃山温泉はナトリウムカルシウムアルカリ温泉だから、冷めても結構ねっとりしている。10分も浸かっていると眠くなって昼寝になりやすい。
昨日は無印でセール品を買った。ボーダーのニット3枚とニットのボクサーブリーフ2枚で3200円。単価600円ちょっとだが、オーガニックコットンで肌障りが良い。多分半額以下になっていると思う。(下着は750円が360円とかだ)
同じような下着をポールスミスで買うと1枚4000円だから10倍する。だから稼ぐ事と使う事のバランスを工夫すると結構楽しく遊べるんじゃないの?と思うし、豊かに暮らすのにそんなに大金はいらないと僕は思うね。豊かさで差が出るのは時間と自由さのほうがグンと大きいと経験的には思う。好き勝手が出来るのが「幸福と贅沢」という事だろうと思う。嫌な事をするのが一番の不幸だからだね。
 9月から義母が熱海の老人介護住宅施設に入る事がきまった。住所は僕と同じ伊豆山だ。ここから車で5分、約3キロほどだから、歩いても35分ぐらいでたどり着く。万が一大きな地震などがあって崖崩れとか道路封鎖があっても3方向からアプローチが可能なのでなんとかなるだろう。施設自体が、地区の避難所になっているからヘリポートも備蓄倉庫もあるし、地域の防災拠点となっている築10年ほどの新しい建物だ。
 部屋からの景色はまさに絶景で相模湾と初島、大島一望という豪華さだ。30平米の個室でトイレ、シャワー、エアコン、テラス付き。風呂は大浴場が掛け流しの温泉(伊豆山温泉)で、食事は3食を大食堂で食べる。食費込みで月額14万ほどらしい。東京や都下その近郊では大体25-30万程度が平均らしいので、田舎は介護費用も割安である。入居一時金はゼロだから、一般の入居一時金のようなものは必要ないという手軽さである。仮に介護度が高くなると次のステージを施設が紹介してくれる。車椅子専用のフロアもあって、特老も100名分併設されていて優先入居権があるというので、ステージが進んでも追い出される事は無いということである。とにかく24時間、ナースコールのように見守りスタッフが常駐してくれるのが嬉しいし助かる。外出も外泊も自由で、きっと毎週日曜日にはここに来て一緒にご飯を食べたり、図書館に連れて行ったりすることが出来るだろうと思う。足が少し弱くなっているので歩行時間がかかるし、杖が必要なので僕の車を変えるかなあとも思う。2枚ドアは乗り降りが不便なのね。セダンの4WDが良いかなとも思うが、玉が無いので待っている。5.2 V10のガヤルドエンジンのS8かS6アバントが良いかなとも思う。あまりターボ車が好きでないので大排気量のツインカムクワトロが良いかなと玉が出るのを待っている。

 座って半畳寝て一畳というけれども、年間200万ぐらいで十分豪華で快適な暮らしが出来るのは田舎がコストが安いせいだろう。だから老人国家になったら、年寄りは熱海のような温泉地でゆっくり老後を楽しんで暮らすのが合理的だろうと思うね。10年で2000万、100年で2億だから、金なんて年金ぐらいでどうにかなるんじゃないのか?と思う。80にもなれば第一何も必要がないぐらい欲なんて消えていくんだね。
車も運転できなくなるし、時計も服も指輪も靴も意味が無い。せいぜいごちそうを少し食べるぐらいだろう。医療費もそんなにたくさんは実際にはかからないのだね。だから金なんてほとんど無意味だから1億もあればおつりが来るだろうと思うな。
 今日は大きなメロンを朝から切った。北海道旅行の義妹から大きなのが届いた。これで1/6だから3日は楽しめる。まだ中上健次にハマっている。「ラプラタ奇譚」は良い!8-9月は中上月間になると思う。



中上を読むと,,,

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桃太郎葡萄  ベトナムさんごちそうサマ、美味しかったです。

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カブリツキの花火


高級品の「桃太郎葡萄」というのをベトナムさんからお土産に戴いた。5日ほど冷蔵庫で冷やして昨日熱海の花火の夜に友人夫妻とカブリツキの席で花火を鑑賞しながら頂戴した。
甘くて美味しい!種がないのでそのまま皮ごと喰えという説明がありその通りに食べたが真球ではなく、少しスモモのような、お尻のようなくびれがある不思議な形をしている。関西にしかない品種なんだろうが、酸味はほとんど無く実に甘い糖度が高い葡萄だった。色はマスカットに似ているが味は異なる。
今年はフルーツに当たった年で、確実は北海道の旅行先から大きなメロンが届いた、毎度有りという感じ。この年になると楽しみというのはもうほとんど無いというか、何をしてもあまり感動をしなくなるという老化現象が始まる。生産的な事(仕事とか効率とか拡張とか)なんて、所詮はこの世の泡沫の迷い事なんだからというように、シレーと馬鹿にするようになってしまいどうでも良くなるし、。今日が過ぎればそれで良しというようなデラシネの猫日和、花火でも見ながらアクビをする毎日だ。

 日本が一番熱い時代の事を中上健次が「鳳仙花」で書いている。紀州の熊野本宮の路地と林業の町で繰り広げられる縄文の血筋の熱い血族の物語。
44歳で死ななければきっとガルシアマルケスより先にノーベル文学賞を取っただろう日本人の血族。
 15歳で最初の男に抱かれ、16歳で次の男と結婚して長男を生み、25歳までの
5人の子を産み(男2、女3)25歳で亭主と次男が病死して、女が生き残る血筋の世界。性と生と生殖と、多産多死の日本の最後の時代という事なのだろう。
中上を読むと長く生きる事はそんなにすごく大事な事じゃあ無いなあと僕は思うなあ。

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6217

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6217    1969年より


8011  三陽商会が本日、上場来安値147円をつけている。BPS518, 4円配当だが、赤字だから今後無配になる恐れは十分だ。今年からバーバーリーを撤退したから売り上げ急減で赤字化したという事で、それでも今すぐ倒産という事もないんだろうと思う。社員の2割をリストラで切るという事で、これもまた時代かねと思う。
訳有って、30年ほど前には商売の関係でおつきあいがあったので、企画部の人とは仲良しだった。彼はどうしているのかなあと思う。


 業績の悪化でここにきて安値で下に切るものが増えている。景気循環株の中でも、低位株はずっと長期間無配で赤字のものがあるが、僕は機械株が好きで長いグラフをずっと書いている。6218のエンシュウとか6205のOKKとか工作機械株は好きで何回も何回も月足を書いているものもあって、同じものを4回ぐらい書いている場合もある。一番長いものは、1969年、僕がまだ14歳の頃のものがある。余りに長いので(全紙で3枚分)写真に納まり切らない。

写真の6218は
1971   安値    85
1975         80
1983        190
1989   高値  1190
1992   安値   274
2001         55
2006  戻り高値  457
2009   安値    41(上場来安値)
2012         59
2013  戻り高値  233
2016         52

こんなような安値と高値を交互につけておよそ50年、「半世紀をかけて壮大な行って来い」となっている。別段6218に限らないで、戦後経済の成長を全て吹き飛ばしてバブルの頃の1/50とか1/100に叩かれたものだってかなりあるから、高値を買った人は全員が大損になっているのが当然だろう。高値は売るものであり、安値は買うものだが、それは潰れないという前提で初めて成り立つ。

それでも僕は2000年の安値を買って2005年の高値を売ったし、その後も2012年の安値を買って
2013年も戻りを売って、それぞれ毎回3-5倍の利食いになったほうだから、平均的な強気の投資家の例外中の例外という事だろうとは思う。それでまた50円台になってきたので今後は突っ込んだら少し試し玉を買いで入れてもまあいいかとも思うが、まだ早いから急がない。
上級者は実にひきつけてゆっくりと買うのだから、もっと引っ張って大きく突っ込んだ後でゆっくり拾うほうが後が早いし楽だから悪材料が出て、8011のように上場来安値を切ってから買っても遅くは無いだろう。41円を切れば30円台だから、少し戻れば100円で3倍に化けるということになる。
それまであと3-6ヶ月はかかるかな?と思えば、その間はまず買いを遅らせるために異銘柄6135をとりえず642で1-と売っておく。「戻り売り」ということで6/28に488の今年の安値を取り、そこから月足陽線2本で650まで戻ったから50円幅で売り上がればどこかで多分お辞儀になるんだろうということだ。
きっと6135が崩れてまた488を下に切ったぐらいから 6218だっていっと52を切って41になって、そこで止まらんと30円台に入るんだろうから、ぞれは8011と同じである。だから8011の場帳をつけていることが大事で、上場来安値を何本連続で更新するか?というような癖を見ている人は、買うにしてもゆっくりと買う。

6217が次に高値を取るのはきっと早くて2020年頃だろう。その前に41を下に切ることがきっとあるんじゃないか?とも僕は思う。長いグラフをたくさん書くとそういう値動きに玉を乗せるということが相場をする簡単な方法論だというのが理解できるようになるが、その操作が出来るようになるのには最低でも基礎を固めて10年では無理だろうと思う。

戻れば売りかね?

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推薦図書  国貧論  水野和夫夫

弱気は水野和夫、強気は武者良司とそれぞれの言い分はあるんだろうと思う。僕はどっちでも良いので、自分のポジションの方向によって「なるほどねえ、勉強になります。」と思うだけだ。今月は水野の新刊を2冊アマゾンで買った。読みごたえがあって僕は好きだね。

武者はきっと切実だから、毎月数回は自分のブログに現状と予想を細かに書く。当たる、当たらんは別として証券業で喰っている態度としては書く事に関しては真面目であると思う。2012年以前からずっと強気で、昨年の夏からずっと曲がっているが、強気継続のようだ。一方、水野は一貫して弱気である。資本主義そのものの賞味期限が過ぎて、ゼロ金利という期待収益率がマイナスになったのだから、価格は下がる(デフレの慢性化)のが当然だと思っている。デフレとバブルの反復が相場の値動きだと看過しているように思う。三菱のチーフアナリストだったが、民主党政権で辞めてからはずっと弱気だと思う。オーラスティンやブローデルなんて読んでいる証券関係者なんて実に珍しいからインテリなのだ。

予想がどうなるかは別として相場の方向と値位置というのは、「高いか安いか」と「上げるか下がるか保ち合うか」以外にない。ここの所を押さえて置かないと、相場で長い間ゴハンを喰うというレベルで利益を出すのは難しいなんじゃないのかと思う。長い意味で(数年から十数年)の動きは月足グラフを長期で(30-50年分)書くと大きな動きは誰にでもわかる。それも最低でも100枚ぐらいイロイロ書いたら大体の感じは掴める。その掴んだ感じに応じて「ゆっくりと玉操作をする」と運が良ければ先日83歳で無くなった数百億も稼いだ竹田和平さんのような大金持ちになれるという事だと思うが、そういう基礎的な事をやろうとする人は決して多くはいない。相場参加者の1%もきっといないのだろう。だからある程度真面目なら(100人いて上位1%程度の真面目さがあるのなら)もう半分は出来たも同然だろうと思う。
 さて2/8の安値から半年が過ぎて、リターンが起きるものは戻している。半年サイクルでジグザグに動くものが多いというのは、月足や折れ線を書けば誰にでもわかるから、2安値で半年戻ったものを叩いておくというのはいつものルーチンワークで、僕は必ずやる。強気も弱気もない。どっちでも良いが、僕はこのタイミングでは弱気の仕掛けのほうが自然な感じが強いので、買い玉は無いのだ。

6135   642   1-
6310   251   1-
4043   348   1-   と売ってみた。売った感じは悪く無いね。

逆金融相場のNYの高値がいつまで保つんだろうか?とも思うんだね。不動産販売が陰ってきて、自動車ローンの残高は1兆ドルを越えた。不良債権は溜まっていると思うねえ、、。

勘違いしているタイプ

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130キロを2時間ちょっとで走れる国道1号線

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1冊100円の古本 本屋も作家も喰えない時代だと思う

 田舎に来て6回目の夏が過ぎる。きっと周囲や家族はそんなに長くは持たないで、東京に戻って来ると思っていたんだろうと思う。とにかく田舎は暇で何もする事がないから、せっかちな僕はすぐに飽きて放り出すと思っていた人が多いのだろう。ところがさにあらず、田舎の時間と空気と水が僕にぴったりと合っていたのに違いない、東京なんてさらさら戻る気が今はしないのね。
住めば都というけれども、環境に文句を言って暗い顔をして人生を無駄にするぐらいなら、さっさと環境を自分で快適なものに変えるか(ノマドライフってそういう事でしょ?)、あるいは自分が環境に適応するような生き方を選ぶのか、そのどちらかか組み合わせしかない主体的な問題の解決法以外には無いんだろうと僕は思う。だから結局は自分のやり方と生き方の選択と実行という事だから、あまり他人の(外部の)要素が多く無いほうが僕には合っている。リーマンなんてしない(というか出来ない)理由はそこにあるだろう。単なる時間と金の問題だけではなくて(これもひどいが)、気にいらない事はしたくない=というのが自分の自由なのだから、時間を売れば苦しい事になるに決まっている。そういう事は大人になるずっと前に知っていたと思う。僕はたくさんの本を読んで来たが、(おそらく同窓生の10-20倍ぐらいは読んでいるだろうと思う)本を読んだということがそういう事を知るという事と同義だった要素はある。成功譚のようなものは誰でも読むだろうが、その種の本で子供での気がつくのは、成功する人は自由な人だということだ。この自由とは成功の前提条件だから、自分からそれを棄てるという選択枝は当然僕の場合は「あり得ない」という事だったし、
それがレアケースだという事はなんとなくは知ってはいたが別段気にする事は無かったと思う。

 どんなレースでもそうだが、競争相手が少ないほうが楽だから、無投票当選が一番楽なのだから、そういう場所を選んで何かすれば基本は楽勝だろうという、手抜きでグータラな方法論が素だねと子供の頃から思っていたように思う。

『母は平凡は人はみんな真面目だと勘違いしているタイプだった。普通の格好をして普通にお勤めしている人は、みんな安全パイで、ちょっとかわった格好をしていたり、好き勝手な事をやっている人間は、みんなまともじゃないと思っていた。たまたまうちの父は平凡でまともだったが、世の中にはいろいろな人がいることに、いまいち彼女は疎かったのだ。』     群 ようこ  『姉の結婚』より

僕の妻はこの母とは対極にある女だったから、変った格好をして普通にお勤めしそうもない僕と結婚してくれたんだが、きっと僕はまともじゃないから不幸かというと一概にそうでもないんだろうと思う。
普通の主婦では出来ない贅沢な生活が出来ているとか、したい事が何でも自由に出来るとか良い事が結構多いと僕からは見えるのだ。それは幾分かは僕のせいだろうとも思う。特級主婦というのがあるとすればそれだろうとは思う。

中上健次の「鳳仙花」を読んでいるが、初読なのは池沢が選んだからだ。実に良い「女の神話」を書いている。フサという美女が(中上の母がモデル)どう生まれどう男と出会い子を産み死ぬかという「日本の女の神話」だから夏休みにはウッテツケだ。夏休みは普段と少し違った事をする。昨晩は130キロ走って、10冊本を買って来た。きっとあと300-400年は日本はダメだろう。あと10世代は日本は浮かぶ事はないだろうという前提で、沈む国でどう快適に泳ぐかということを僕は考えて実行しているつもりなのね。
 たまに赤の他人がブログを見て訪ねて来る。10年で80人ぐらいは来たと思う。
「自由にやって成功するにはどうしたら良いのか?」そう率直に質問する人も多いようだが、彼らは自由も成功もその解釈を誤解してると思うね。外形的な事は目に見えるからわかりやすいのだろうが、外形的な事は単なる結果でしかないんだね。自分が変れば結果が当然変るだけの事なのに、、馬鹿だから気がつかないのね。




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