なぜ京都タワーなんて京都人は作ったのだろう?景観からして発狂したとしか思えないが、京都の政財界の少なくとも多くがこういうセンスで文化を見ているという恥ずかしい証拠のような気がするねえ、、。
13億円の豪邸の広告を見た。不動産サイトを使用して自宅を販売したので、不動産を探す
には便利だねと思った。性格のせいか、そこに実在するものの値段には納得がいくが、
イメージやタブローに金を払うというのは習慣がないせいか出来ない性分だ。他にも
12000万の豪邸があった。http://www.stepon.co.jp/kodate/detail_16872004/
どちらもそれなりに広いし豪華だが、必要性という意味ではわざわざ大金を払って保有する
気にはならんし、第一そんな大金は縁がない。青山3丁目に暮らすというのはこれぐらいの
金がいるという事だけはわかるが、そこで何をしたいのだろう?温泉もないのにこれはボッテルんじゃ
ないの?通勤なんてしないから、立地なんて交通の便だけがメリットなんて逆説だろう?と思う。
通勤の便が良いというのは汚染された空気と水と等価なんじゃないのか?
選挙に勝った与党政府は、財政支出を13兆円規模で実行するという報道があったようだ。
デフレギャップを政府支出で埋めるというケインズ政策だから、マイナスの長期金利(10
年物国債利回りが現在マイナスだ)と合わせて、政府日銀は現状の「不景気とか不況」を認
めたことになるし、対策として財政と金融で手を打つという事なんだろう。「なんとか成長
させなくては」という必死の経済対策なのだろうが、そもそも長期金利がマイナスという事実
は、成長は10年というタームでは不可能だと金利が言っているのと同じ事なのだから、
(期待収益率=長期金利という金融常識から判断して)なんで無理なことをリフレ派はするの
だろうと思う。無理をすればどこかで破綻が起きるだろうと考えるのはかなり常識的な判断
なんじゃないのか?だから循環論者は常識的に物事の循環を当たり前の前提だとして、拡大の
延長を疑うという事が起きるのだろう。朝が来て夜が来てという反復が、経済でも同様に
起きるというのが循環的な考えだろう。「今回は違う!」と毎回人は期待するが、必ず裏切
られるということの繰り替えしを「人類史」というのだろうと醒めた僕は思う。
メガバンクの収益は、今期は35%減益という報道があったが、マイナス金利の影響で利鞘が
はげてきたという事だろうし、野村は欧州の雇用を大幅調整する人員整理に踏み切った。
世界的な需用の減少が起きていると見て間違いないだろう。中国の過剰生産による商品デフレ、
生産設備の過剰による供給力デフレ、これに対抗するように金融の緩和による流動性の過剰拡大
による一部市場でのインフレ(株高)がさてどこまで続くのか?というのが当面の関心の対象と
いうことになるのだろうと思う。
中国共産党の経済政策は「一帯一路」というシルクロードを高速鉄道や高速道路で結んで、
アジアハイウエイを作ることで、ここに産業地帯を新たに作り上げることで、現在の稼働率の
下がった中国国内の生産設備を稼働させようという壮大な計画だが、これの金融面での支援が
AIIBという開発銀行ということになる。中国が音頭をとるということになるとすれば、元が
使用通貨として一般化するとすれば、元の市場化、国際化をめざしているとも言えるのだろう
が、果たして思惑の通りに進むのか?課題は多いだろうと僕は疑っている。
資本主義空間が拡張する事が不能化した?という疑いを持つのは変だろうか?金融空間の拡張という
三次元的手法も結局はリーマンショックで限界を見たということだろう。レバレッジは永久に
拡大が効くという空間では恐らくあるまい。拡大の動機は人類の欲望だが、その欲望のもとは人口数だ。
先進国の人口数が頭打ちから減少に変わることで、金融空間の種は減る。金融経済が実物経済の
5−6倍に拡大して頭打ちになって減り始めるということが、実物経済の動向にバックラッシュする。
マイナス金利をどう説明するのか?少し冷静に思考してみると良いと思う。 |
>
- Yahoo!サービス
>
- Yahoo!ブログ
>
- 練習用