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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

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シコシコ月足の更新をしているが、はっきり言って毎月で飽きるがまあ趣味だからゆっくりとやる。今夜で7割ほど終わったからあと2日で完成かね。
 さて下げ続ける金融株の中で、一番わかりやすい証券株をグラフで比較してみると良い。全部お辞儀をしているが、8604は1年で1/3ぐらいまで叩かれているが。8617は2013年の高値からは1/4である。
つまり天井は低位株ほど早かったことになって、およそもう3年も下げ続けてこのままいくと「言って来い」で12年安値(8617だと40円ぐらい)まで下げそうである。ここから更に半値になると、225はきっと12000円前後まではあるんだろうと思う。エリオットの第二波は突っ込みはキツいのが特徴だ。
底値(12000円前後)から今度は大きく切り返して、225で3万円を抜いて行く増大な相場になるんじゃないのかと僕は期待しているのだ。
それ以前に、ドイツ銀行とサンタンデール銀行の破綻が表面化して、リーマンショック程度の市場の崩壊が起きるかなあと警戒している。キッカケは中国への融資の不良債券化を恐らく回収不能となるだろう。ストレステスト不合格となったが、ソロスはそれをずっと以前から警戒していた。おそらく1年以内にアメリカは不況に突入するだろうし、「利上げ」どころか「利下げ」の検討に入るだろうと思う。ドルは買われるが円は更に買われて90円程度が定着すると思われる。

 今回は金融緩和で、実物投資はダメで金融の金余りで景気回復を日銀がやろうとしてご覧のような失敗となった。一端天井した相場は、底を打つまで下げ続けるという絶対定理に従って「空売りだけして」いれば宜しいということになる。戻れば売れ、下げても売れ、底を打つまでという戦術が正しいと思う。

買いにドテンしても大きくは取れないと思う。しばらくは底値圏での底練りになるから値幅は期待できないと思う。

仏の顔も三度まで

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 商売のコツというのは行動学的に考察すると「相手の立場にたって考えて行動しろ!」ということに尽きるんだろうと思う。こうすると客ウケが良いので、リピート客が増加して儲かる。世界中でなんでもそうだろうが、金儲けというお仕事は再販売とか繰り返しとか相手が何度も来てくれないと継続して順調に売り上げ利益は増えないのだ。
相場だって同じ事で、相手が誰かに応じて相手の好みを感じ取ってこちらはどうするのか?ぐらいは怠け者の僕だって多少は考える。現在の東京市場の売買代金ウエイトの6−7割が外人さんでその多くがHFだという事実を取らえれば、明らかに先物の空中戦が主体であるのは必然だろう。だから大きなレバをかけて大きな振幅が出ないと利食いで逃げにくい相場になるんだから、値動きと日柄の限界の特性を場帳から読み取るというぐらいの繊細さは無いととても長い間この世界で飯をずっと喰って行くなんて芸当は出来ないと個人的には思う。自分の周囲にどれぐらいの数の相場の専業者がいるのか自分で具体数を数えてみたら良いだろう。WEB上の数値ではなく、実際に自分が会ったことのある数である。そんな多くはないだろうと思う。腐るほどサラリーマンがいるのは毎朝の電車に乗っていればいやでもわかるだろうが、多分個人の専業で相場で飯を喰っている人は年に何度もは電車には乗らないと思う。僕が最後に電車に乗ったのは4年前だった。旅行で京都往復の新幹線グリーンに乗ったのが最後である。ということは普段は表面にはめったに世間に表れないという事だろう。無駄な事(毎日通勤で移動しても建て玉の効率には一切関係ないし疲れる分だけにエネルギーを使用するのは無意味というより損失)だからしないという事で、移動する事自体がマイナスしかないからだ。僕が面識のある専業者は43年間でたったの3名だ。それももう6年も誰とも会っていない。


 リンダラリーやタートルズの手法を見ていると、その多くが酒田の伝統芸とそっくりだったりするのだから、やはり彼らも値動きの特性に応じて玉の操作をしているわけであり、その期間と規模に個人の特性が出るんだろうと思う。トレンド(方向性)が生まれて、一定期間継続して、また小さな反転が起こり極点を経てまたトレンドに戻るという反復によって波が構成されているという考え方でエリオットウエーブは成立しているが、その日柄や値幅の特性を、フィボナッチ数列や黄金分割比で合理的に説明しようとしたのがエリオット波動理論で、いかにも合理性が好きな欧米人の理屈だねえとも思うが、使用する数値の選択は任意だから、そのつど結論が真逆になることも多くなるのは当然だから、どちらを選ぶのかは結局は個人の感覚判断以外にはあり得ないという事になって、まあ理屈のようにはなかなか当たらんねと苦笑することが当然という経験を誰もがそのうちきっとするんだろうとも思う。
 その点で酒田罫線法という逆張りの建玉法は日本独自の心理的な方法論であり、伝承されてきた特性の最も胆の部分とは「線組と新値」ということに尽きるんだろうと思われる。
林さんが定本を書いているが、その元となった「小豆の罫線」と比較してなるべく平易に一般化をしたかったという文体上の形跡があるが、道具の特殊性から考えて一般化することは恐らく困難だろうと思われる。差異化された方法論は有効性と持続性が高いが、手間がかかるから面倒でアマチャアウケしない。もっと時代はお手軽なコンビニ商品が好きだからだと思う。

酒田を一言で言えば「仏の顔も三度まで」という古来の格言に尽きると思う。反発の、あるいは反落の新値の限界を言っているこれは、東洋的な反復の持続性の回帰的な限界性を現すという意味できわめて宗教的(仏教的)である。そう言えば、林事務所がやっているFAI投資法というのも元はある大阪の宗教団体が活動資金を増やすために考え出した方法論のアレンジだったはずで、どこか相場の見切りと宗教心理には通底するものがあるんじゃないかと哲学好きの僕は思うのね。文化的であると事は一般性と持続性が高いという意味で何度も成立するから、飯の種になり得る知性なんだろうと思うが、考えてみると特許申請されたという話は聞いた事が無いね。もっとも特許料から得られる利益よりは、それを一般化しないほうの利益のほうが断然大きいことを考えれば、まあそれも当然かとも思うのだが、、。

投資雑誌のツカイミチ

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どういう値動きをしているのかという感覚とか感じを掴むということが(つまり変動感覚と林の爺さんは言ったね)、売買に上達する上で最も重大な要素なのは言うまでもないが、そういう方向性で努力をしている人は投資家1000人でおそらく数名いるかいないかだろうと思う。グラフや場帳、玉帳という道具はそのためにあるのだから、大工にとっての鉋や鑿と同じだし、料理人にとっての鍋や包丁と同じだからないと仕事にならん。当て屋ではなく、技法とか技術で取るという前提なら(猫は当て屋の要素満載でそれに少し技法を入れる取り方だが)、尚更それに応じた道具の整備というのはお金儲けの基礎の基礎だから、まずそれを自分でなんとか作ることからしか「仕事としての相場」は始まらないとクドい話をもう300回は書いているが、読んでる人で道具の数量的なレベル的に合格しているのは見ている限りではたったの数名(ベトナムさんとヒロさんと緑の狐さんぐらいか?)だから、書いていることをストンと納得できないのは当然だろうと思う。
 宮大工も陶芸家もピアニストも基礎は伝統芸だろうと思う。相場師も同様だから現代風のやり方も無論あるんだろうが、昔からのやり方は実績があって事実これで喰っている人が相当数いた方法だから誰がやってもそれなりに結果が出やすい。(ただし注意点をずっと自分で守るのは相当に難しから、基礎が固まる10年以内にオケラで退場する比率が98%以上だろうと500名ぐらいに教えた統計からは思う。)

 どんな値動きだって、天井と底の往復に過ぎないから(天井と底の長短、大小が無数にあるから難しいのだが、、)、実際にその天と底の(数十年から数日まで、あるいは数時間まで)動きに慣れを作る方法論をきちんと自分で作る以外に方法はない。初心者は判断基準が無い(感覚が無い)から、何か自分以外の基準で感覚を作るしかないのだが、逆張りなら酒田罫線法、順張りなら中源線とムカシから伝統芸がある。好きなモノで良いがちゃんとした筋のものでないと使い物にならんと思う。

 Fujisanというアプリがあって、これで僕は雑誌の支払いなんかをしているのだが、ここでタダ読みで雑誌が少し読めたりする。今月はダイヤモンド zai  という投資雑誌を冷やかしで見てみたのだ。5月号だから3ヶ月前ぐらいだろうと思う。中で推奨株で銀行と証券があったのだ。
 オススメ銀行株は以下だった。買いの推奨価格は3/8終値だ。
                    本日時価(6/29)
みずほ   178円          149円
三菱UFJ       538円         461円
セブン銀行  498円         315円
三井住友   3545円       2923円
琉球銀行   1235円       1027円


5つとも買ったら曲がって大損になっている。まあ雑誌を書いているライター自体が馬鹿だからそうなるのは当然なんだが、「馬鹿とハサミは使いよう」という格言があるのだから、この記事も使い用はあるのだ。
この5つを全部「買い推奨ではなくて、空売り推奨」に買えると全部が全部大きな利食いになる!!
ド下手の僕のブログの読者にも何度も同じことを書いているのだが「自分が場帳を書いている銘柄が買いたくなったら逆に空売りしろ!」というとまずほとんどが当たるのだ。
この人なんかお会いしたことは一度もないが、数回(3−4回)「馬鹿、買うんじゃねよ、売るんだろ!」と書いても買って実際に何度も損になっている。過去ログを読んだら良い。
月足、折れ線、場帳とちゃんと書いていても変動感覚が全くゼロだから下げ相場を買って失敗している。アホな雑誌の読者と同じことになってしまう。馬鹿なんだから間違っている自分の逆をやったら大儲けになるがそれが出来ないのである。これを俺は「鴨」と言うんだろ?(爆)

今ならこの雑誌を買って、巻頭の買い推奨をみんな空売りするときっと100%利食いで大儲けになると思うな。下手な人はやってみ?と思うね。

バランスは大切

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エビそば

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スーラータン麺

 バランスの善し悪しというのがあると思う。例えば稼ぎと消費。時間で言えば仕事と遊び。このバランスが悪いと破産したり、金が余り過ぎたりするのだが、稼ぎが100で、消費が80とか90ならグッドバランスだろうと思う。でも金にはならないと思う。ところが稼ぎが100で消費が1とか3とかだとどうにもならない。1日100万稼いで3万しか使用しないとそうなる。これが30万で1万でも同じことだが、本日の利食いのように33万で3000円だと100対1になって、貯蓄過剰というか消費不足で需要が足りないということになる。今の日本の現状はだいたいこうなって需要が不足しているが、欲しい物がないのだからどうしようもない。相場をやれば嫌でも金になるから解消する方法がないのである。
 今日は雨が振って少し涼しかったし、マダムが来ているので外食でもするかということで、エビそばというのとスーラータン麺というのを熱海で一番マシな高級中華料理店で食べているが、代金は2300円ほど。100対1でバランスが悪い。10万使っても33対10で良いとは言えないが、そういうお店は熱海には全くないのだ。六本木の中国飯店か銀座に行かない限りは無理である。この30キロ以内で一番高級はお店は強羅花壇と富士宮のビオスだが、お泊まりすると一人15万だが、食事だけだと2万しかしない。車で1時間走るほどのもんじゃないねと思う。
 相場で一日100万稼ぐのが容易に出来るようになるには僕の場合は20年ぐらいはかかったと思うが、出来てみるとそんなに素敵なもんでもない。金を使うのが面倒だし、第一もう欲しい物が思いつかない。それでポジションサイズを減らして1/10とか1/20にして、ちょろちょろと練習売買みたいなサイズで売っている。現在は3000万ぐらいの売り玉だ。でもクルクル回転すると半年ぐらいで5割ぐらいの金が増える。家もあるし、車も温泉もあるし不足するものは一つもない。不足するもが「欲望」なんだから実に困るのだが、欲望とは身体的な物である場合には限度がある。
例えば、ジャンボジェットが欲しいとか潜水艦が欲しいとか言えばすごくたくさん稼ぐ必要があるし、するとイーロンマスクとかトランプみたいなビジネスマンになるのだろうが、こちらは仕事は元来大嫌いで何もしたくないから、そんなスゲーものなんかホントに邪魔で欲しく無いのね。置き場所を考えるだけでも嫌になる。貧乏人の息子だから本物のお金持ちの事を知らないので安上がりなのだ。今月のGQという雑誌は「本物のお金持ちの研究」だから興味ある人は読んだら良い。豪邸に住むと言っても300億ぐらいの豪邸なのだ。考えるだけで頭が痛くなりそうだと思う。
 マダムと猫と自分がなんとかみみっちい贅沢が出来れば良いという他愛無い欲望の質だから大金はいらないのだね。何億かあると余ってしまう程度の欲望であるから、働くのは無意味で無駄だ。

 でこういうホンネを書くとイヤミだから嫌われるのだが、俺を知っている人は会ったらマンマそのブログのままなんで驚く。「あんなに怠け者なのに俺より良い暮らしをしている」と100人が100人感じるらしのだ。きっと努力の方向と性質の差なんじゃないか?と思う。これを間違えると資本主義社会ではちっとも効果がないという事を知らない人が多すぎる。みんな同じ場所で同じ方法で同じように考えて行動して失敗している。(失敗というと全員に反発を喰らうのだが、必死に働かないと喰えないという状態は、何もしないで遊んで豊かな暮らしをしている人から見れば明白に仕事の失敗である。費用対効果が悪いのだね。つまり労働(生産でも良い)が差異化できていないからだが、その自覚はほとんどないようだ。だから結果がダメなのね。もう100%明白である。
こういう風に書くとまた「くそじじい」に「はやく死ね」と書かれるね.(爆)

金なんて使えないほど有っても意味は無い。面倒なだけだと思う。全然無いと困るけどね。ほどほどが良いというのはハルトモさんに指摘の通りだろうと思うね。
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金融株イロイロの折れ線グラフ

野村証券は27日、日経平均株価の2016年末の見通しを1万5250〜1万7250円に引き下げると公表した。従来予想は1万7500〜2万円だった。英国の欧州連合(EU)離脱が決まり、外国為替市場で急速に円高・ドル安が進行。金融市場の混乱を受けて米国の利上げが難しくなるとの見方も強まっており、「円安を背景とした国内企業の業績改善を展望しにくくなった」(野村証券の元村正樹ストラテジスト)という。
 円相場は1ドル=95〜105円を想定している。27日付のリポートでは「『アベノミクス前の投資環境への回帰』というシナリオも相応の確率で意識せざるを得なくなった」と指摘している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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という事なんだそうだ。強気の野村が曲がって年末15000円と5000円ほど下値に変えたという事は「景気の悪化」がマジ明らかになって資産価格が下がる=つまりデフレ復活を宣言したようなものである。つまり3年前にアベノミクスなるリフレ政策でGDP600兆円の成長経済を復活とやったが、それが明白に失敗したので諦めましたという事である。ドル円が120円が95円になると25円、約20%もの減収になるのだから、減益率はそれ以上となって、下手をすると赤字化することもあり得るだろう。
日本株式の目先のピークは225で2015年6月24日だから、やはり1年も前に株価は景気に先行して崩れていたというお利口な優等生である。(毎度の事だけど、、。)
野村のストラテジストよりも、野村の株価のほうが数倍お利口なのは明白で、2015年7月の909円から今日は353円まで突っ込んでる。減価率62%と1年で約1/3下がってしまった。天井付近(みんながブンブン威勢の良い時がありましたねー、笑)で1億現物を買っていたら3500万に下がって6500万損になっている。だからさっさと叩き売る以外に損をこれ以上拡大しない方法はないのだが、100人が99人出来ないのである。「塩漬け」になったあとは死後硬直でもっと下がった所で恐怖で投げることになる。不思議なものでマジに底の底で投げるんだねえ、、、そういうアホな人は。
900円で現物を買って800円に下がった時に「エエイ、曲がったね。」全部現物を売って逆指しで 800円で同じ数量を空売りかけていれば今頃は、損を取り戻して大儲けなんだが、そういう操作を出来る人は1万人で1−2名という所かな?そういう事が自然に出来るようになることが「相場で喰うレベル」ということなんだがね。まあ無理だろうけど、、。
買い残が4200万、売り残が265万でどうやったら上がるんだろ?強気が全員ぶん投げて地獄の底の蓋が開くような安値を見ないと売っている265万の人は落とさないんじゃない?だって売り方のほうが元々100倍くらい上手いからねえ、、。最初から勝負はわかっているのね。

相手の動き(波の有り様と強弱と期間)に応じて、こちらの有り様を変えて行くというダンスのようなもんなんですよ。だから運動神経が鈍くて足腰が弱いと無理ですよ。リズム感とか運動センスが無いと転けちゃうので、年寄りは大怪我する前に諦めたほうが良いよ。身体が素早く動きっこ無いからねえ、、、。
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