ルーシーリーという陶芸家のビデオを見た。アッテンボローという収集家がインタビューしたビデオだが80歳の時に取ったものだ。コメントでは多くの国際的な賞を取っても65歳ぐらいまでは貧しくてずっとお金の苦労をしたようだ。80歳ぐらいになってやっと余裕が出てきたようだが、芸術を金に変えるのは実に根気がいるんだろうと思う。
それでも80歳になっても毎日轆轤を回して土を焼くという仕事には作るたびに「驚き」がつきまとうそうで、電気釜を開けてみないと何が起きているか半分ぐらいしかわからないそうだ。色とか艶とか味わいには予想が半分ぐらいしかつかないのだろう。
自分があと20年後にまだ生きていて相場をしているかどうか?なんて考えてみたこともないが、好きな仕事をする人というのは、定年なんてないから出来る限りは規模は別として何かしているのだろうと思う。
昨日は静岡まで新東名を往復して200キロ走って、伊勢丹で買い物をした。デパ地下というのは静岡が一番近いのかもしれないが(横浜のほうが近いかな?)久しぶりに見ると、東京と比較してやはり品数が少ない。本店ではパン屋でメゾンドカイザーが入っているからクロワッサンが買えるが、静岡では売っていない。それでもイオンでは売っていない食材を絞って色々と買ってみる。京都の伊勢丹や大丸も東京並みだが静岡はその1/5という感じだ。買いたくても地下ではせいぜい1万円ぐらいしか商品がないという感じ。財布に30万も入れていても意味が無いね。どうせいつもカードしか使用しないが、金も使い道がないと有っても無くても同じ事だろうと思う。いくらたくさん稼いでも意味が無いと思う。今日は15万弱の利食いだが、使ったお金はよく数えていないが多分3、4万ぐらいだったろうと思う。(交通費、飲食費、入場券、買い物代金)
最近買ったものは、「黄色と緑色」が多い。リュックサックと靴とレイン用ブルゾンは黄色だ。派手ですぐに識別しやすい安全色を買っている。夜中に山道を歩くから車にすぐわかるようにそういう色になったのもあるが、なんかそういう色を買いたいなあと自然に思うから選ぶのだろうと思う。プレミアムな暮らしというのは、つまりキンフォークな暮らしのようであると感じる。ミーハーだけど、、
ベラビスタが売れた。750万だ。買値は5年間で850万だったから5年使用して100万落ちで売れた。まあ保有コストは、税金と管理費ぐらいだから随分と安いものだなあと思う。気軽に誰でも支払いが可能なはずだからもっとリゾートライフが一般化しても不思議はないのだろうが、そういう事を周囲でしている人がほとんどいないから都会人で実行する人が少ないということなのだろう。僕も地震の被災がなかったらきっとこうなってはいなかったと思うから「瓢箪から駒」ということで、偶然に乗るのは意外性があって楽しいなと思う。
福島や熊本で被災して住宅がダメになった人は、こういうリゾート暮らしのような広域避難も頭に入れてやってみてもお安いからお得だろうと思うが、田舎はお仕事がほぼ無いから、年金以外に少しお金が無いとやはり無理か?相場師というのはどこでも電話かネット環境だけあると可能だから場所を選ばない。だから昔から熱海に住む相場師は多かったようだ。是銀も山種も晩年は熱海だし、和三郎は箱根だ(強羅花壇)。暖かで温泉があって静かだから相場には向いていると思うね。