9500万、鉢アラク別邸
暗いとか明るいとか、その人の考えなり雰囲気なり生き方や生活や仕事のやり方にはそれぞれ特徴があると思うが、大きな区分として自己肯定型と自己否定型とでは、随分と人生全体の生活の質に差が出るんじゃないのか?と思う。はっきり言えば豊か貧乏かという決定的な差である。
「オレサマ最高!遺伝子」というのが僕にはあって(多分遺伝か気質なんだろうと思うが、、)この遺伝子の特徴というのは、「歩いている周囲の全員が馬鹿に見える」という不届き千万な傲慢遺伝子でもあって、何をやっても自分が一番良いと勝手に感じてしまう遺伝子であるから(遺伝に本人の責任はないだろう?)、当然なんでもかんでも自己肯定的に物事を見るし感じるという特性がある。この種の自己肯定的な遺伝子を持つ人は僕にはすぐにわかるのだが、特に最近は女子にそんな人が多いなあと思う。例えば林檎ちゃんとかスーバーフライなんて絶対そうだねと思うが、「ウルセー、勝ったらいいのよなんでもね」とかいうのが歌詞に表れているから。結構正直者が多いんだろうと思う。
暗いより明るいほうが人気があるから、結果的にビジネスや金儲けに成功するケースが多いだろうと思うけれど、一度上手い具合に波に乗れた人というのはそのままスーッと勝手に成功してしまうことが多いのだから波に乗って落ちないコツをどこか身体のバランスが知っているし、その知っているということが「オレサマ最高!遺伝子」ということでもあるんだろうと近頃は思うのだ。
熱海という町は虚飾に満ちた別邸の多くある町でもあって、ビジネスで成功した成金が金の使い道に困って、豪邸を建てるそんな場所だ。特に駅裏の桃山町とか蜂アラクは町と海を見下ろす一等地だから昔から豪邸が乱立している。まあ別荘地で言えば田園調布、目黒といった軽井沢と並んだ高級住宅地の代表と行って良い。散歩をしているといろいろな売り物件に気がつくのだが、ベトナムさんが大きなレクサスを相場で勝ったので買ったから次は豪邸の番ということで、室内に3台駐車が可能な物件ということで2つほど良いのを見つけた。
一つはスコーレから100メートルほど下った、桃山小学校の上に立地する敷地面積130坪、建坪率200%、建坪160坪(530平米、3階建て)外壁 総大理石の物件でセールで9500万の値札がついている。平成6年築のまだ新しくて綺麗な外装の状態だ。天然記念物の樹齢400年の楠が植栽にあるぐらい素敵な土地である。
ここいら辺の土地は坪50万−100万ぐらいが多いから(第一種住宅専用地区で歴史的遺産保護地区でもある)、まあ値段は土地の値段で建物はゼロという評価なんだろうが、その建物も実に豪華で、電動式車庫3台と大理石の60畳のリビングルーム、伊豆石の豪華な浴槽の温泉5坪、寝室は3室(15畳ぐらい)、一級建築士に見積もりをさせると坪150万はかかっているというから建物は軽く3億かかっていることになる。都合5億程度の物件が1億で売りに出ているというのが熱海の高額物件の現状である。
都内や都市部だとこんなに大きく減価しないのは実需があるからだが、リゾートの別邸の実需は不安定だから景気が悪いとすごく下がる。考え方にもよるが、お金持ちというのは元来昔から「働かないで生きられる人たち」の事を言うのだろうと僕は思うので、働いて必死に金を作った貧乏人の建てた豪邸を叩いて1/5で拾うほうが頭が良いんじゃないですか?と僕は思うので、こんなの一つどうですか?ベトナムさん。 |
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