東芝月足
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ベトナムさんと僕は師匠が同じだから(林の爺さんの本が基本だと思うから)同じ事をやっても同じような道具と考えと感覚と操作を基礎に発想するという共通点がある。無論、個人差のあることだから(資金量、経験差、得意技の差など)一概に同じ事をしようとしても同じ結果になるとは限らないけれど、仮に下げ相場を売りで取るとして、これぐらい物事の感じかたにも差があるという事なのだろうと思う。
商売として過去に銘柄を売る、タイミングを売るということを僕はした事があるのだが、それを鵜呑みに猿真似が忠実に出来る人が何人いるのか?と言えば、ベトナムさんの指摘の通りまさに数%も存在しないのである。全く同じことをすれば同じ結果になるのだが、全く同じことがほとんどの人が出来ないのが現実で、ヒドイ人は全く真逆の事をしてしまうのが現実なのである。
仮に僕が 5707を 3/1に 303 3−と空売りしたとすると、多くの人は 303 −3と買う人が多いのだ。
僕は 3/1 303 3− の後 3/2 299.3 −3と落としてまた次の高値を売る。クルクルという奴である。仮に3/7 来週また 320 3−と売るわけである。戻りを売り上がり、2番底を買い戻すということをしようとするわけである。
試しでどんどんと逆張りで売っては落として戻り天井までついていく。つまり試し玉の操作を繰り返し行う、シホさんが真似ようとしてもなかなか出来ていない操作である。一方、ひよこちゃんはデイでやっているが、重ねると本玉化して捕まりながらヒヤヒヤしている。苦しいのは資金不足という点で後が無いからだろう。つまり相当量の資金をまず作らないといくら練習しても身に付かない感覚と操作という事で、相場は決して平等には出来ていないという性質があることに頭の良い人ならすぐに気がつく。自分の出来る場所、取れる所というのをそうやって知るのだし、それを拡大していくのがプロになるという事でもあるのだ。
3/1に 301 −3と買った人が 3/7 320 3−と売ってそのまま逃げれば良いのだが(売っても買っても利食いならどちらでも宜しい)それを出来るようになるには、逆張りの玉操作を分割で出来るようになるという少し程度の高いこと(アマチュアには難しいかな?)が必要で、ちょうどシホさんやひよこちゃんが実行しようとしている事だ。相場は日柄が重要だから、リズムなら3−5手とか2週だし、うねりなら30−60日とか半年とかになるはずで、僕の場合はリズムとうねりを組み合わせて逆張りで下げを取るという少し程度の高いことをしているだけなのだが、教えていても出来るようになる人は300名で数名しか出来ないのだ。
月足グラフを長期で書くと馬鹿でも気がつくが、下げ相場というのはつたいの陰線の連続に戻りのハラミの短陽線に組合せである。だから下げて来て今月が陰陽どちらでも戻れば分割で売れ、戻りは短く小さいのだから買ったらすぐに外さないと損勘定に化けるよ、という事である。 |
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