昨年末に今年の予想という意味で「当たらない」と括弧をつけて「鬼が笑う」という予想テキストを2つほど書いた。中身は225もトピも既に昨年6月と8月に天井をつけて、これから大幅に下がり、225だと14000円ぐらい、トピだと1200ぐらいを下値のメドとして第三四半期(7−9月)ごろが今年の底になるだろう。前半は暴落で電車が多いに止まることになるんだろうという不吉なものだった。
昨日など、京王線から東北線まで4、5カ所で人身事故が起きたらしいから、今年は猫の当たらない予想がマグレで当たって、株を買っている人は年初から大損でそろそろ死人が出ているということだろう。特に昨年末に郵貯の売り出しがあったから、普段は相場とは無縁はアマチュアまでたくさんの人が現金買いをしたのだから、これで水浸しが激増して不幸な事がまた増えるという罪な事をしたものだと思う。
相場は自己責任の世界だから、誰かの言うことを聞いて損をしても得をしても言った人には責任はない。売買した人に責任があるから、こちらは好き勝手な憶測を書くのだが、プロが言うのだから「当たるだろう」とマジに信じているお人好しか馬鹿が多い。そもそも相場の予想なんて要素が多くて当たらないのが普通だから、当たらない事に文句を言われても困る。金をもらっているわけでもなし、文句をいうほうがズーズーしいのである。「風説の流布」などといって監視委員会がケチをつけることがあるらしいが、そもそも何をどう書いてみたところで、「風説」以外のネタはないのだから、まあ程度の問題という事なんだろう。
当たらんでも「相場で儲かれば良いじゃないか?」というのがこのブログで僕の書く、相場に関しての方法論の趣旨なのだが、98%の読者はそれでも100回読んでも全く理解できないし、ましてや実行できないのが現実で、それは10年ぐらい同じ事をずっと書き続けても変化はほとんど起こらない。というか起きる変化が小さすぎて誰にもわからないというのが実態だろう。変化は起きるのだ。まったく相場が出来なかった人が1万人に1人ぐらいの確率では「プロになる」ということで、「魔法使いの弟子」という若者は10年ほど前はねこ塾の会員だったらしい。顔も覚えていないが、現在為替で食えているし儲かっている。文面からは僕の息子より少し上ぐらいの年齢か?と思うのだ。つまりホントに頭が良くて利口な人というのは1万人に一人ぐらいしか存在しないという事実があるのだから、普通の馬鹿な人は相場はやらんほうが良いだろう。電車が止まることになるからだ。(爆)
そうなれた人は億とか10億とか金はいくらでも容易に手に入るから、「どうでも良くってしまう」という唯物的な興味の大半をやがて失う。金で買えるものは総ていつでも好きなものが買えるようになると、そもそも大して物や金など欲しくもないという事実に気がついて愕然とするものなのだ。だから金は困らん程度にあれば良しと思うし、よけいな金はかえって邪魔である。(税金、相続とややこしい問題が起きるのね。)
イスラム文化が優れているのは、財宝は全部「金貨」にするそうだ。いくら大富豪でも、金貨は重いから持ち運びが大変だ。砂漠で生きるのに重い荷物は邪魔だから、金貨の持てる範囲が個人の財産の限度だったというのである。財宝の肉体性の限界を知っている文化という事なんだろう。傾聴に値すると思う。
さて10日間入院していたが、今日は退院できるらしい。これでやっとまともな食事が採れ、コーヒーが飲めるし、温泉に入れる。親父は61歳で死んだから、僕もはやりそろそろのつもりでいたほうが良いという証拠だろうと思う。
11月の戻りからずっと「空売り」ばかりしてきた。シホさんのサイトに毎日リアルな売買を書いているから258回仕掛けをして(総て空売り)100%利食いで落ちている。420万ほどだから率にして25%ぐらいだろう。指数の下落も20000円から4000円で20%だから、指数をオーバーして取れているのは「繰り返し売買」で重複、反復して売ったからである。
「下げ相場で損をするのはバカの典型」だと思う。そんな人が多いのでマジ嬉しいが、、お山の上から鴨を食うという状態は、病院のベッドの上からでも鴨はいくらでも食えるという事である。 |
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