12/2の今回の戻り天井の手前から僕はずっと空売りばかりしている。昨日の売買回数は42回、その前日は38回もあったからデイとか翌日に落ちるという高速回転でどんどんを売っては落ちの反復で玉帳を書くのがメンドイ。
42回で(売りと買い落ちと)38万だから21回で38だとすると1回で18円ほどの平均だろう。12月からずっと同じことを300回や400回はやっている。その間、1回も損で落としているものはない。100発100中なんだから、馬鹿でも取れるということになる。こんな簡単な所で「損をする人」がいるのが不思議でしかたないが、売りが出来ない人は全員がヤラレの大損で資金を半減とか全滅させてしまう。3−4年買いでコツコツ積み上げた利益を一気に吹き飛ばすというのが通例で、あの低位株投資で有名なFAIクラブなんかもご多分に漏れず、前回同様今回も遅れたようだ。先月に買い選定を3つほどしているということは「ダメに決まってらあ」と前回(2008年)同様の失敗をしているんだなあと思う。
去年の正月ぐらいから、シホさんが僕の真似をして操作を練習し始めているが、なんとか1年で売りのクルクルが少し出来ようになってきたようだ。よかったね!沢山の折れ線や月足、場帳を同じように書いて、道具に慣れて、今までと異なった部分に少し気がついて、どうやって相場の波に合わせて建玉をするのか、試し玉から始まって、増減をしながら平均を有利に持ち込んで利食いで落とすという一連の分割操作を一番単純な2枚から練習してやっとこさ「なんとか連続して決まる」ようになってきた。
「筋が良い」と最初から僕にはわかっていたから、ひよこちゃんとシホさんに書いていたのだが、売買譜を連続で玉帳化して記録していないと、操作のインターバルとリズムの癖が見えてこない。波に応じてこちらの時間も変化していくのが応用という部分で、それが本とは実際に異なる部分だから、前回と今回が少し異なるのは常にあり得るバリエーションである。それにこちらがどうするのか?という動作の反射を練習しているのが、やっと初めて1年過ぎるぐらいになると言葉で理解できるようになってくる。
当然、最初は下手だから(というか下手以前の盲撃ちだから)損が多く出る。同じものを同じ時間でやっても僕は利食いで生徒は損なんてザラに起きるから方法論が間違っていると思ってしまい、そこから先が進まない。(練習生の98%がここまでで止まる。)
クドイが、基礎が絶対的に不足しているから全員がド下手なのだ。基礎は100回も同じ事を書いたから馬鹿でわかるだろうが、指摘された事を僕以上に実行する人が一人もいないのだから呆れるというか恐れ入る。相場を舐めているとそのうち殺られるよと思うが、まあ本人の問題だからそれ以上は言わない。
相場の失敗で年間不動産を処分売りする人が毎年20−25万人いるという統計がある。今年はその2倍はいるだろう。(崩れたからだ。)数千万、数億の損をする人がそれぐらい常態化しているのが相場の現実なのだ。自殺が増えるのはそのせいだろう。
こういう暴落している時に、スイスイ利食いで大儲けできないと、長い間をずっと勝ち続けることは出来ない。つまり飯を喰えないという事になる。それにはどうしても基礎が必須の重要な要件なのだが、馬鹿で怠惰だから全員がそれを理解実行できないのである。
さあ、為替が112円台に突っ込んで来た。ドル安はアメリカ輸出に好都合だからしばらくドルのプルバックは続くだろう。100円前後まであと半年ぐらいは円高が続く。つまりその間、日本株はうねりながら暴落していくんだろう。
次の安値のメドは225で14000前後、トピで1200だ。彼岸ぐらいには一端それぐらいまで突っ込んでも不思議は無いなあと思う。全力で売り玉維持の局面は続く。