京都の桜は4年ぶり、紅葉狩りから3年が経つが、やはり何時行っても良いなあと思う。4日間で1100キロほどを走ったことになる。どうという事が無い距離で、楽勝という感じ。ちっとも疲れないのは車のせいだろう。
いっその事住んじゃおうかとも思うが、マダムは自分のお仕事が増えるからかあまり乗り気ではないようだ。京都には日本中のお金持ちがきっと別宅を買っているのだろう、御所のそばに7億のマンションが売れたそうだから全国区のリゾートという事なのだ。貧富の差がどんどん離れているらしいから、余ったお金が余分事に向かうのだろうと思う。
桜の時期と紅葉は宿が取れないので、今回は大津の先にヤンマーがヨットハーバーの側に16室のリゾートホテル、SEYRE MARINA BIWAKO 077-585-1125を作ったのでそこに2日滞在しているが、なかなか朝食が素敵な美味しさで、全部ルームサービスで部屋で取れるのが新鮮だ。
バイパスを飛ばすと京都から30分ほどで着くので便利だねと思った。静かで美しいホテルだ。インテリアはワイスワイスで北欧風ね。
85歳の義母と80歳の叔母とのバーちゃんツアーだったが、彼女たちは御所の側のホテルが取れた。もうきっと最後の京都になるかもしれないので、桜の名所をずっと廻った。2泊して京都駅で新幹線に乗せて、琵琶湖畔の浜大津という場所で、近江牛のステーキなんかを食べてみた。200グラムぐらいで油が多いから満腹してしまう。翌日は、彦根城に行ってみたが、国宝らしく立派な堀がある。桜の花筏が凄い!ホントに親孝行なんて出来る時にしとかないとすぐに手遅れになるので注意が必要だと思う。
引退して暇になると、自分の人生のこれからの優先順位というのを静かに考えるようになる人も多いだろう。健康寿命が71歳(男)だから、あと10年ほどをボケないで元気に楽しく暮らしたいという欲張りの時間割を許すとするのなら、僕に現在必要なものは
1 運動 2 食事 3 睡眠 だろうと思う。これが一番生活習慣として重要な要素だ。金なんて有っても無くても大きな差があるとも思えないのでどうでも良い。どうせ使い切らないのだからたくさん作っても無駄であると思う。
僕は自炊を習慣化して、週に1回は友人を夕飯に呼ぶというのをしている。今日は丹波大納言を錦市場で買ったので、お赤飯を炊いている。それにブリの照り焼き、キュウリとワカメの酢の物、小松菜とおひたしとアスパラガスの豆板醤味噌漬けとなった。これを20分で3人で食べるが、用意するのに2−3時間はかかる。食事を作る時間のウエイトを上げる。買い物に行く。1日4−5キロを歩くというのをセットで習慣にしていると身体の調子が良いのだ。地産地消というけれど、食材とか良いもの、旨い物に拘りたいと思うと、自分で選んで作るのが一番だと思うようになった。
京都の河原町の高島屋のスポーツ売り場でコロンビアの30Lのリュックサックを買った。先日LL Beanのレインジャケットの派手なイエローのを買ったのでリュックは派手なグリーンにした。
なんか派手な虫が歩いているようだから、夜でも車が視認しやすいだろう。夜間とか霧が濃い熱海の山ではヘッドランプに派手なジャケットが安全上は重要だと思う。事故は確率の問題で起きるから、それを下げるのには「視認性」が一番だと思う。
生きている間は、なるべく快適に豪華に贅沢に自由で素敵な暮らしをする。みんなが「良いなあ、羨ましい」というような暮らしをする。そういう相場師で死にたいねと思う。