午前10時頃になると、寝ているとさすがに猫が怒って足の指を齧る。「もう起きてよ、僕のゴハンはまだですか?」という事なのだが、面倒だからベッドで30分ぐらいはグズグズしている。一人の暮らしは気ままが利くので、マダムがご帰還された3−4日間は僕のワガママし放題の天国である。マダムが来るとこうはいかない。まず起きて、コーヒーを落としてベッドに持って行き、それから洗濯機を回して、出来たらそれを干して朝食の準備をしてと次々にすることがある。奴隷というか下男というかまあ居候だから当然と言えば当然で、家主さんの要求(言われないでもするべきこと)をこなすのが役目である。
結局、人生の日常生活というのは全員が役者と同じで、社会的に自分の役目を果たすという事を、その人なりにこなしていく事だろうと思うから、淡々とあまり感情的にならないで消化していくと抵抗が少ないから心理的に楽だと思う。楽しそうに演じることが重要だ。「このコーヒーは実に美味しい豆なんですよ。インドネシアのコンコルディア農園のマンデリンをハイローストにしているのね。日本には1トンも入らないから貴重な豆なのね。」と思ってコーヒーを入れると有難味が増すのね。いちいち突っかかっているとロクな事が怒らない。時間やエネルギーはそれぞれ限度があるのだから、ごく好きな物や事に絞って使わないともったいないと思う。それでも自分の好きな事や物に多くの時間、エネルギーを使えるというのは幸福な人生だと思うから、少なくても嫌な事、嫌いな事、したく無い事を全部棄てて生きて来た20年間は貴重な時間だったと今でも思う。あと何年できるかはわからないけれど、出来る間はきっと同じようにするんだろうと思う。
昨日の事を考えても、一歩もドアの外には出なかったいわゆるヒッキーだったなあ。
読書 9時間、食事1回 30分(夜にケンタロウの鍋を作った)、場帳2時間、グラフ2時間(折れ線)風呂2回(1時間)睡眠7時間 ブログ1時間ぐらいの配分だったろうと思う。誰とも会わなかったし、夜にマダムから生存確認コールがあって10分ほど話しただけだ。猫とはいろいろ会話するが、きっと相手はよく分かっていないことも多いかと思う。グラフを広げているとその上に乗るので困るのだが、「敷物」が好きなので何度怒っても止めないのね。爪で穴が開くのですぐに破れる。
ネットでat プラスのバックナンバーの23号「21世紀の資本論」で水野和夫と中山智香子が論評を書いていたのでアマゾンで買った。柄谷行人が連載でDの研究を書いている。互酬、再分配、商品交換、それにDという区分で、人間史の財の交換の構造を扱っている。未開社会=ノマドライフから定住社会にどのように人間が変っていき、社会がどのように変化して行ったのか、人間が自由を棄てて定住経済のために奴隷になっていったのかという分析や推論を書いているのだが、こういう自分の現実とは一見関係がない事が僕にはとても楽しいから夢中になる。貧窮と格差が問題視されているようで、幻冬舎によれば「最貧困女子」というのがいるらしい。(僕の周囲にはそんな貧乏な人は一人もいないのでわからないのね。)働く単身女性の1/3が(マジか?)年収114万以下と日本では言われているらしい。しかもそれよりさらに貧しく、悲惨な地獄でもがき苦しむ女性たち。
初めての売春は小学5年生「身体が売れなくなったときが死ぬ時だ」と言う。身体中に虐待の傷跡が
ある16歳少女
風俗店に次々に面接落ち。携帯の出会い系サイトに書き込みし、一晩5000円で売春することも
あったシングルマザー
知的障害を抱える母親のもとを家出し、同じく知的障害をもつ姉とふたりで、路上生活と売春を1年
続ける少女
きっと日本の最底辺にいる人たちはこういうヒドイ状態になっているのだろう。よくテレビでアフリカやインドの貧民の絵が出て来るけれど、あれと大きな差がないようなひどい状態なのかもしれない。安部ちゃんのしている自己責任社会=一億総活躍社会ってこういう社会のことでしょ?未成年の16歳の少女に自己責任なんてあるのかしら?と考えないというか、思考の埒外だからそんなオバカな事をきっと政策テーマにしちゃうんだろうねえ、、、オバカというかマヌケと言うか(爆)。近代政治の役割の主眼は所得の再分配機能が大半だから、多い人に更にやってどうすんの?と思わんのかね。
彼女たちは何万円もするシャンパンを飲む人とどこがどう違ったという事なんだろう?
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