日記 - 詳細表示 - 猫次郎のなんたらかんたら書き放題

下手な人の玉操作（デタラメな盲打ち）を見ていると何故下手か？というのが良く理解できてとても反省になる。彼らに少しアドバイスを書くのは昔はオレもあれぐらい酷かったからそれをちょっとだけ直したらなんとかなったから書いているわけだ、下手な人は余計な損をする。建玉に対して損が毎回出るというのは、方法が全部間違っている（タイミング、インターバル、数量）から起きるという事実をまず自分で認める事からしか上達なんて始まりっこないのだが、それぐらい自分の腕が底辺の底辺であるという自覚がない。

そもそも２－３％ぐらいしか個人でトータルで相場で勝てる人はいないということを彼らは信じない。予想の当たる確率が５割あるから５割の人は勝っていると本気で思っている。（笑）総資金からすればそうかもしれないが、総資金のうちで胴や大手の資金比率を全く考えていないのだ。そういう大手は全部自分よりも大きくて優れているという自覚がない。億以下の個人なんてゴミのゴミで最低の情報と道具と資金で踊らされているに過ぎないのだが、そういう自覚が全くないのだ。あれば張り方は劇的に変化するはずである。大手や胴は情報も道具も資金量も圧倒的に個人より有利なのだから、総利益の大半（恐らく９割以上を）を懐に入れてしまう。残った１割を個人で取り合うのが実体なんだろうと思う。だから自分の取れる場所で地味に取ってあとは知らんぷりをしているのが良いのだが、下手な人ほどできもしない事をして自滅する。上手い人は大量に死にそうな人か死んだ人の亡骸をコツコツ集めて利益に変える。葬儀屋みたいなものである。

　下手の見本は底天を買いに行く、売りに行くというような当て屋だ。天は底になって初めて「あそこが天井だった」とわかるのだし、現在なら５－６月（３月もあるが）だったことがわかる。だから今年ならその時期に、現物なら手仕舞うか繋ぐ、または空売りするという行為が出来ていないのなら下手という事だ。玉帳を見れば明かだから誰でも反省できるだろう。天も底も当たらないのだから（誰がやってもだ）分割するという操作が重要なんだろ？

　「天井の翌日は底ではないし、底の翌日は天井ではない」というのはグラフを書けば小学生でもわかる。その誰でもわかる事を元にして分割売買をするのだが、相手のある事だから、なかなかコチラの思ったように都合良くはいかない。日柄は周期性があるが、しばしば長期化したり、短期化したりするから難しい。だからこそ値（縦軸）と日柄（横軸）を分割するのだ。相場とは微分であるとだから僕は言うのである。全てが割り算なのだ。微分というのは、どれぐらいの量とインターバルとバランスの強度とでそれを実行するかという技法（感覚的な反射技法）だから、身体性が重要である。何も筋肉を使用するわけではなくて、「値動きに対しての感じ」が全てと言える。その値動きに対して、技法の差（順張り、逆張り）があって、玉操作を行う。下手な人ほど「日柄」に関しての意識が薄くて「値」ばかりに注意が偏るという特徴がある。値なんて需給の歪みでどんな値が出ても不思議は無い（ストップの以内で）のだから、売買に指値をするのは下手の証拠ということになる。値動きの波に玉を乗せるのがお仕事なのに、乗らない玉をわざわざ自分の欲に合わせるなどと馬鹿げたことをするのだから本末転倒の過ちなのだ。寄り付き、成り行きが一番安全で有利な操作なのは昔から変わらない。ザラバをするにしても成り行きである。それで利食いが出来ないようなら買値か売値がド下手という事である。

　さて低位株の大半はパットしない底探りの時間に入っているようだ。ベトナムさんとやっていた５２０２も突っ込んで来た。（僕はせいぜい１０枚ぐらいしか弄っていないが、全て利食いで丸にして逃げた。）５２０２も５４０１も低位の大型株だから、値動きはとても素直である。酒田の逆張りが良く決まりやすい好きなネーチャンである。昨年１０月から３２週戻して（１６０日上げ）１６週下げてる．（８０日）

トータルで１周期は４８週　２４０日だから、休みを入れればほぼ１年の周期の安値保合いということになった。ここから（１０３）突っ込んで半値（５０円）になりそうな動きではないことぐらい毎日場帳を買いている人なら誰でも感じるだろうと思う。（なるかならんかは時間が過ぎればわかることだ。）

さて上げ相場を買いで取ろうとするのなら、安値で買ってそれ以上で売れば良い。１円でも利食いで破産した相場師はいないのだ。ならいくらで買うのか？一応の目標があったほうが良いだろうから、メドとして年初来安値の１０％以内に買い平均がなるようにという標準的な値に関するメドをつける。

　２０１４年　最安値　　９４　　　１０月

　２０１５年　　　　　　９９　　　　６月

となっている。５％以内なら　１０４－８９円の範囲になる。こういう値に接近した時だけ出動したら良い。しかも買い方は３連続陰線で新安値を取った翌日に　－１と買う。３ヶ月から半年ぐらいの間で、そういう時だけ出動してもきっと５回やそこらはチャンスがあるだろう。そして底練りが終わって上げ始めたらら

２０１４　　　最高値　　１５７

２０１５　　　　　　　　１４７の５％以内だと　１６４－１３９になったら売れば良い。

１０４で買って１３９で売っても３５円取れる。素晴らしい利益率だろうと思う。こういうのがうねり取りという技法だから、それを練習すれば良いという事である。出来る人は個人投資家の１％もいないのだから、勝ち組になるのは必然であると思う。他の余計な事をしてはいけない。出来る事だけするのが上手いという事である。