底型と底の入れ方というのをちゃんと見てない人ばかりなんだなあといつも思う。月足を見れば馬鹿でもわかると思うのだが、どこを見ているのだろう?
昔の弟子や生徒には月足を最低1000枚30年書けといつも僕は言っていた。現在はもう弟子は取らないから何もいわない。言っても言わなくても賢い人は自分でちゃんと書くと思うからだ。
そういう水準に達しないと「言葉が通じない」から言うのだが、時間が無いとか面倒だとか文句ばかり言って実行力がない。だから操作でもちっとも実行力がつかないのだ。ストンとかズバッと玉が建たないし、落とせない。そんなビビリで金が取れるはずがないのである。小学生でも注意力と集中力と根気さえあれば出来るような程度の質の仕事さえマトモに出来ない人が、玉操作がすごく上手くなって相場が上達するとすればほとんど奇跡だろう!と思うが、教えた人で僕よりたくさんグラフを書いたような人にはまだ20年で一人もお会いしていないし、だから当然この方法で大成功してベントレーやロールスやフェラーリをジョークで買ったぜというようなオチャラケの成功者には当然お会い出来ていない。手抜きで大金がゲットできるほど相場は甘く無いと思うが、相場をする人は思い違いをしている人ばかりである。
300−500枚程度の10年グラフの量なんて僕に言わせれば幼稚園卒業のレベルにも達していないのだから、盲打ちでド下手のままで大抵は大失敗して破産する。ちょっと齧ったようなレベルが一番危ないのは運転と同じことである。少し慣れてスピードが出てきた時にガラが来るのは、それぐらいを書くと3−4年ぐらいかかる人が多いが、そういうタイミングで玉が膨らんだ所に大抵はガラッと来る。資金管理がずさんだと一発で死ぬというのが平均像だろうと思う。今回もきっと数千人が死んだろうと思うがそうなりたくないのならちゃんと仕事をしろという事である。
月足をたくさん書くと様々な事がわかるが、底の入れ方というのも一番容易な観察法だから、たくさん書いた人は、どんな風に底入れするのか、銘柄の癖とか今回の特徴とかが大体見当をつける事が出来るようになるものだ。
例示したのは、おなじみ6358酒井重工だが、これは毎回毛抜き底が多い銘柄だから、底になりそうなら(半年とかそれ以上目先天井から大きく押して連続で3−6本の陰線を引いた時など)1番底を過ぎて2番底を値動きが小さくなった時にナンピンで厚く入れば良いのが月足から理解出来るだろう。
今回は 7/10 237
8/25 215
9/7 223 だから三尊の(Head&shoulder )底となったようだ。まだ確定ではないが、多分当たるだろうと思う。
折れ線と場帳を併用すれば、三尊になるのかW底になりそうかは容易に見当がつくはずだ。僕の場帳に毎月年初来高値と安値の値と日時が記入してあるのはそういう意味にも使用できるからだが、その理由さえわからない人が多いのである。道具をどう使うのかだけを理解出来るようになるのにも最低でも30年を1000枚書けというのは最低の最低のレベルだと思う。
場帳の安値のマーキングの2−3ヶ月分のマーキングが、毛抜きや三尊の底値に該当するのだから、1番は見送って2、3番目8/25 9/7付近に集中して買い下がりが出来ていない人はダメだという事である。どんどん厚く入っていけたのか?
あるいは8/25付近に入って9/1の戻り天井を落として、再度9/7に8/25以上の量を叩き込めたのか?を玉帳を見れば良い。単銘柄では苦しいから僕は5−6銘柄を鞘のズレを利用して数日で叩き込むわけだ。鉄と非鉄のズレを見て叩き込むのだから、両方とも時間のズレ以外は「同じ物」なのである。と書いても多分ほとんどの人はハアー?と分からないのである。言語の意味を救えないのは基礎の絶対量の絶対的不足のせいである。
6358はハサミ以外は全部W底(2点底)で反発しているが、前回と今回三尊だから、しっかりとした底入れが完成した(しそう)という変化が見られる。つまり相当の上値を今後は期待できると僕は楽観しているのだ。単銘柄のうねり取りをしようとしている人は異銘柄の月足を無数に書く必要性があるのは、どんな底入れや天井をするのかを感じ取る必要があるはずだ。それには無数の反復と差異が体感出来ない限り不可能だろう?するかしないかが出来る出来ないの前提となるのは言わずと知れた事で、やるしかないのが答えである。やっても出来ない人の方が多いのもまた冷酷な事実ではあるが、、.(笑) |
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