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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

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カンガルーレザーのハイカットスニーカー

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宴会スタート
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なんでも外国製のブランド商品が良いとは思わないが、日本製の商品でも少しは優れたものはある。善し悪しの判断は個人的な価値観だろうが、使い易くてカッコイイ事、持っているとか使っていると「それどこのですか?」と言われるような物は大抵が良い物、優れた物が多いようだ。
でも食料品とか調味料なんて日本製は(例えばアキタコマチやキッコーマン醤油とかブルドッグソースとか)抜群に安くて品質はすばらしいと思う。僕は靴フェチでイギリス、イタリー、アメリカ製が大半だが、この5年ほどはスニーカーやサンダルしか履かなくなった。今年はそれでも3月にNAOTOというイスラエル製の革サンダルを買って以来(32000円)メボしい靴に出会っていなかったのだが、6月鎌倉に行った時、偶然SPINGLE MOVEのフランチャイズショップが駐車場の隣にあったので寄ったら、カンガルー皮の素敵な黒のハイカットがあったのでオーダーした。待つ事2ヶ月、現在人気のメーカーだからバックオーダーを抱えているので入荷すると即売り切れになる。売れても中国生産で増産しようなどとはしないのである。供給不足なのだから価格が下がるはずがない。真似をしようとしてもどこもきっとできないのだろうと思う。22000円だから安い運動靴ではないが、実に優れた職人が作るスニーカーで僕は赤のローカットに次いで2足目である。この赤いローカットは4年前に夏に京都旅行に行った時に、新京極の店で見つけてその場で買った。(18000円ほどだと思う。)奈良に電車で移動していたら、途中から大学生のオシャレな男子が数名乗ってきたのだが、そのうちの一人が同じ赤のローカットだった。だから関西の若者のトレンドだろうと思う。広島のメーカーなのだ。スニーカーはどのメーカーも中国製の大量生産品が多いようだが、日本製のものでコレが一番素材も縫製も木型も素晴らしい。現在、これを越えるスニーカーは日本には無いと言える。かかとのゴムがすり減ってきたので、赤いローカットは底の張り替えをして貰う。(5000円ぐらいらしい。)底を替えてまで使いたいというほど優れたスニーカーだということだ。
田舎に来てちょうど4年だが、4年履いたことなる。もっとも4−5足の使い回しで全部インポートブーツとスニーカーが多い。高価なブーツはトリッカーズのサイドゴアで30万ぐらいだったと思う。靴フェチなのでクロコダイルやリザードのグッドイヤーウエルトのオーダーローファーを色違いで持っているがほとんど履かない。150万のエルメスのケリーを買う女子の心理は共感できる。好みとは部分的に過剰なものだろうと思うから。当時の国産の軽自動車と同じぐらいの値段はした。もう10年以上も前に作ったものだ。女性のバッグフェチと同じことで、僕はおばさんくさい消費性向がきっとあるんだろと思う、女系家族だし。都内でランチに行く時はお金持ちのおばさんがたくさんいる場所がたしかに多かったのだ。無駄の力点が普通の男と少し異なるかもしれない。

 近頃はビジネスマンでもすごくオシャレな人は麻のスーツにノータイでスニーカーを素足で履くという人もチラホラ出ているが、僕の年代ではそういう人はまずほとんどいない。よぼどきちっと清潔感がないとだらし無いだけに見えるからだろう。でももし美人とドライブデートするのなら、素敵なカブリオレに乗って、ボルサリーノのストローハットとサングラスで、麻のスーツかジャケットにジーンズとスニーカーなんてすごくカッコいいなあと思う。するとコノリーの白革でスカイブルーのコンチネンタルGTCなんかが欲しくなるなあ、、。
 現在、我が家は台風通過中で、なんと大人が6名、子供が3名と9名が滞在中だ。可哀想に猫は居場所がないので、僕のグラフラックの最下段に避難中。孫娘にシッポを掴まれて逃げ回っている。孫娘は椿(2月生まれ)と菫(4月生まれ)という花屋の孫にぴったりなお名前でカッコイイ!金曜日に熱海は海上花火大会があったので、東京から息子以外が全員やってきた。2部屋しかないので、リビングは野戦病院の程をなしている。娘親子5人でソファーと床に布団を引いて雑魚寝をしている。寄声が飛び交い、御近所迷惑きわまりないが、まあ年に数回の事だからご勘弁ねと思います。女系家族だから、女6人、男3人で分が悪い。
義母ーマダム、義妹ー長女ー孫娘2という4世代の女子はパワフルで、今月は義妹のお誕生日なので、我が家で真夏の宴会と相成った。男は僕ー義息子ー孫と1世代分と数が少ない。完全に負けているのは日本の姿そのものだろうと思う。義妹のバースデイケーキカットも重なって賑やかだ。こんな事があと何回できるのかわからないが、元気で暇が一番だと思う。毎日、空になったワインボトルとゴミを出しに行くのが僕の仕事のようなものである。それにしても消費する量が半端なく多い!9人いると普段の9倍までは無いとしても大量のゴミが出る。少子化とは無縁の家系なのだろうが、生命力とははやり数が物を言うということなのだろう。3人兄弟がいる家庭は僕の時代では別に珍しいことではなかったと感じるが、現在ではすごく珍しいのだそうだ。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというが、人間だって同じだろうと思うが。
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御殿場インター側の四川料理の店の長崎チャンポン  これ旨いよ!


「静かにゆっくりと生活する、好きな物に囲まれて緩く時間を潰す、仕事はそのために必要な事だけを最小限度でする。」
別にどうと言うことも無い普通の裕福な老人の暮らしだろうと思う。晩年のヘミングウェイとか現在の丸山健司とかはきっとそうなんじゃないのか(実際は知らないが)と想像する。庭を作るとか狩猟や釣りをするとか仕事以外が仕事のようなもので、少し売文して金を作って、あとはしたいことをする。ワガママだし群れないし媚びないから、当然あまり売れないが本人はそんな事は興味がないから(もともと群れることを馬鹿にしているから)、言いたいことだけ言って、それが結構辛辣で聞く方は耳が痛い。大量に売れるという事は大衆受けしているというということで、それ自体が低俗という事と同義だからだろう。
 こんな男たちは大抵は変な趣味があって、例えば映画監督の伊丹十三はベントレー好きだった。一度、伊豆から帰る小田原厚木道路で並走して抜き抜かれつした記憶がある。結構雨に強い日曜の午後、僕はグリーンのジャガーXJ64.2(角目)に小さな子供を乗せて飛ばしていた。ベントレーはターボRのV8 6.0だったと思う。FRの英国車は雨の高速での直進安定性は宜しくない。160ぐらいで振らつく。それでも空いていたから小田原から大磯あたりまでついて行ったが結局ちぎられてしまった記憶がある。根性だけでは追いつかない.(笑)こちらは4名、あちらは一人だから踏めば届かないのは当然だった。伊丹が湯河原に住んでいたのを知ったのはその後しばらくしてからだった。普通の裕福な老人として普通に死にたいなあと僕は思うので先輩たちのスタイルを参考にしている。多分、文化というものはその全ては模倣という事から始まったのだろうし、だから優れた人の猿真似をしているうちに何か見えてくるものもあるんだろうと言うのが僕の言い分だ。優れた人を見分けるのは容易だろう。優れていない人ばかりなのだから、例外を見つければ良いだけだ。
 その後ベントレーはフオルクスワーゲンに買収されたのは周知の通りだ。同時にランボルギーニもワーゲンは傘下に納めている。ピエヒは実にやり手だと思う。ワーゲンはW12という大排気量のエンジンを開発して(コンパクトでパワフル)フラッグシップに搭載する。トアレグとAUDIとベントレーのトップモデルに搭載することになる。しかもそれに更にツインタイーボを乗せたのが2004年のコンチネンタルGTだった。4300ミリのボディーのフルタイム4WDだが2.5トンもある重量級だから、最初から燃費なんて考えてもいないのだろう。満タン100リッター入れて300キロも走らないので有名だ。一方グループ内の差別化なのだろう、12気筒をA8に搭載するAUDIはスポーツモデルとして同じボディーにランボルギーニV10を載せたS8というモデルを作った。5.2L V10 モデルだ。ガヤルドに載せているエンジンブロックを普通のセダンに乗せる。フルタイム4WDにセラミックブレーキ付きでメルセデスAMGに一泡吹かせる戦略なんだろうと思う。
大排気量のFRという旦那車のオーナーは日本では中小企業の社長連中と相場が決まっているからその大半が経費処理されるからあまり燃費なんてどうでも宜しい.元来が階級の記号として発達した自動車という商品の性格上、カリフォルニアの燃費規制に適合しないとアメリカで販売出来ないから(主戦場は依然アメリカである)、昨今はダウンサイジングをしてターボ化するのが必然となっている。5.5は4.6に(メルセデス)5.2は4.0に(AUDI)というように。
 YOU TUBEという動画サイトに行くと様々な車の走行インプレッションがたくさんアップされていて、販売促進にディーラーがアウトバーンで走行した動画を載せている。カメラを後部座席からと助手席からとアングルを変えて撮るので、実際の振動やサスペンションの動き、エンジンやロードノイズなどもリアルで楽しい。250キロの自主規制をしているドイツ車(日本の場合)はリミッターカットされるが、ブランドとしてのイギリス車とイタリア車はカットオフがないので、ベントレーは315キロ、フェラーリも300キロオーバーまで実際に高速走行が可能だと思うが、空いた道がほとんどない日本では宝の持ち腐れであると同時に免許が何枚あっても足りないということになる。https://www.youtube.com/watch?v=KSIVQiCiFYs
 資本主義は効率を優先しながらも、常に結果として過剰を作り出してきたという歴史があると思う。効率と過剰という二律背反(アンビバレント)の中での無限の選択枝の中で、実際に僕たちは1、2台を選ぶ(もっと多い人もいるだろうが)ということになる。
 ワゴンを息子に売ったので(1万円で)、手持ちがクーペだけになった。なんかちょっと寂しいなあと思うので、あれこれ何かないかなあと探している。「この何か無いかなあ?」と探している時間こそ車好きが一番楽しい時間であって、買った途端に3日で飽きるのは美女と同じで寝たらおしまいの楽しみだから、なるべく寝ないで引き延ばすのが楽しみを長持ちさせるコツなのだろうと思う。昔から中古車好きで、人生で一番最初に買ったのが12年落ちのメルセデス300Eという6発のセダンだった。当時の欧州の中産階級の憧れの車だったから、あまり走っていない車で扱いが楽なのが良いのだが(もう年だから手間のあまりかかるのはご遠慮したい)S8の5.2にクラっと来ている。S6アバントのほうが実用性はあるのだが(RSほどはいらないかと思う)、Eのワゴンとあまり変らないかなあと悩む所。他にもフライングスパーという手もあるのだが、いかんせんパレットの重量オーバー(最大2.2トン)だからさてどうするか?5300ミリの全長であの熱海の狭いヘアピンの連続ですれ違えるかという疑問も残る。どうせ無駄で大して乗らないから(現在でも毎月1000キロも乗らない、駅とスーパーの往復が9割だから)、経済性なら車所有なんて全部辞めてタクシー100%が合理的で、実際に僕のフラットの住民たちの6割がタクシーだ。車庫に車は置いていても乗らない人が多いのだ。でも過剰と効率は資本主義のアンビバレントな本義なのだから、自分で運転が出来るうちは(いつ出来なくなるかわからないから)何かに乗っていたほうが良いんだろうと思う。

 熱海という田舎に住む以上、修理の問題は常に残る。メルセデスやBMW、AUDIなら沼津にディーラーがあるので便利だが、ポルシェやアストン、ベントレーだとコーンズか横浜、東京まで運ぶ必要がある。不動化した時(よくあるのね、突然止まる時が)150キロ運ぶのは確かに面倒で棄てたくなる。事実、東北にツーリングに行って出羽三山でポルシェを追いかけて山頂付近で12発は突然エンジンブローして白煙を吹いて壊れた。ゲンが悪いので面倒だからその場でJAFを呼んで棄てて来た。専門家によると気圧変化に耐えられないとエンジンオイルが気化してブローしやすいという事だった。標高が1500を越えると危ないらしい。最後に乗ったジャガーは12気筒の5.3だったが2005年ぐらいだったと思う。しばらく12発は乗っていないなあ、、。世の中はRVが主流だと思う。だから主流には乗らないのが僕の流儀だ。すると不便で豪華な車ということになる。2台目なんだからどうでもいいやと思うとコンチネンタルCTCなんかも良いかねと思うが、駐車場がまず先決だ。屋根付きで(だって幌なんだもん)3トンに耐える場所が近くにあるんだろうか?と下らない悩みは尽きない。

 ながながと下らん車の話を書いたが、じつは美味い長崎チャンポンが食べたくなったのだ。一番近い喰える店は御殿場にある。ここから40キロ走らないとありつけない。1300円のチャンポンを喰うのに往復80キロのドライブを何でするべきかという話がこうなった。人生はすべからく全てが死ぬまでの暇つぶしであると思う。それ以外の意味など無い。
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6310  井関農機 月足

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6310    最近の動きの拡大   鯨幕相場進行中


 猫に乗せられて基礎の2分割の練習をしている人がたくさんいるんだろうと思う。資金も多く無いし、道具もまだ少ないからわからない事がなんであるのかが自分でわからない(笑)状態が普通だと思うし、やってはみても上手くいかない事がきっと多いんだろうと思う。そんな事ぐらいでいちいち落ち込んでもしかたない。「盲打ちでない操作とは何か?」マジに思考力を発揮したような生徒を僕は今まで残念ながら一人も見た経験がないのである。相場をしようする人でフランス現代思想をお勉強したような人が一人もいないのは何でだろう?きっと金にならないからであろうが、金にならないことが突然すごく金になる事があるというのを経験すると難解な哲学書もきっと浮かばれると個人的には思う.(笑)一番のお薦めはレビーストロース「悲しき熱帯」とドルーズの「差異と反復」かな?
人が出来るのに自分は出来ないという事実が目の前にあるのだから、何故彼が出来るのか?と比較してみたら答えはきっと明白だ。「自分には感覚がないことと、感覚に応じた操作が出来ないこと」多分これに尽きる。例外は無いと思う。
リズムの分割のつもりが居過ごしてうねりに変えてみたら大きく曲がったとか、2−2と少し高級な練習をしても売りの要素を全く使えていないとか、失敗の原因は個人別に無数にあるから、自分の動作をどう変えたら波になんとか乗れるのか?ということできっと全員が悩むはずであり(僕がそうだったから)、それにはあまり予想を入れないで、現在の状況をよく観察してみる必要があると思う。
 過日、6310井関の現物買いのみの練習譜を上げているのでそれで説明すると、僕が全部利食いで落ちているのは、現在の動きが過去1年弱の動きの継続反復であるという理由からだ。それは高値から2年かけて下げてきたものが、コツンと来て安値のレンジの小さな値幅の往復を繰り返しているという現状に沿った操作を僕が飽きずにしているからである。月足をたくさん書けと僕がいうのは、相場の値動きは、底付近、上げ途上、天井圏、下げ途上、底練りのおよそ5つのステージの反復が、日柄と値幅の差異があるにしろ、ほぼ全ての低位株のサイクルの本質であるという観察と認識を身体に叩き込むという目的にある。だからJK亜紀ちゃんが腱鞘炎になりたいというMな気持ちはまさに正しいのだが(でもなったら痛いのでその前に休みなさいね。一度悪くすると治すの大変だから、、、)、それは長期にわたる多銘柄の様々なステージでの月足の組み合わせ(線組という)を実際に自分で無数に手書きして頭と身体に叩き込む以外に方法論がないからである。(つまりまず量こそ物を言うから長期間を1000枚書けになる。そこで残った何物かか君の感覚器の通底する何かになるからだ。)
勝手に身体のほうが動いてしまうぐらい音楽がかかるとステップを踏むダンサーのようになること、当面の目的は全員そこにあると言える。だから100発100中になるんだよ。音楽のリズムの波に身体が勝手に動くように反射するというのはそういう事である。相場も同じ。考えているようではその時点で負けである。脳という身体を使用したスポーツと言ってよいだろう。操作する瞬間は思考の入り込む要素も時間もないのである。

 6310は短い陽線と短い陰線が交互に現れる、いわゆる鯨幕相場という線組で、線組の基礎中の基礎、「拍子木」の反復である。1月サイクルで、月初が安いと月末は高いし、月末の高い月の翌月は安いという往来相場のことだ。
それなら操作は馬鹿でも出来る
月初が安い(前月月足が陰線なら)  発会        −1
                  発会値以下で    −1
                  納会        2−  で当然利食いになるはずだ。
逆に 月初が高いなら        発会        1−
                  発会値以上で    1−
                  納会        −2と 買い落ちになるはずだ。
値幅とサイクルは多少月ごとに大小、長短があるのは当然だから、新値とマーキングを見ながら、良い場所を選んで仕切るほうが利食いの幅が多少は変るだろうが、元々短線だからそうそう大きな差は出ないと思う。

 月足グラフ、折れ線グラフ、場帳という3つの道具をどのように使って操作をしたら良いのかが、まだ全然分かっていないから、当てずっぽうで変な場所で操作して曲がるということが初心者の落ち込む操作のミスの大半なのである。
譜を見ていると、当てようとして曲がる人が多いのは結局、当たりっこない予想を元に盲打ちになっているからだから
天底を当てようとするな。その付近であれば充分だから、慌てないで2回に分ければ宜しいという爺さんの言う通りなのである。(金勘君とアメーバ君とPA君とハギ君は特にここに注意だね。)同じ銘柄を同じ方法で何回も練習して取れてくると(方法論が固定してくれば、感じが鮮明に差異化して感じ取れるようになってくる)乗った感じ、乗れなかった感じ、曲がった感じが個人的によくわかるようになってくる。
同じものを30回もやれば(2−3年はかかるね)乗れれば引っぱり、曲がれば落として逆指しし、と対処がそのうちおっかなびっくりでも出来るようになってくるものだ。見た所、出来ている人はひよこさん以外には残念ながら誰もいない。全員が当て屋でしかも曲がっている。

6310の最後は
7/24    226   −1  定石の通りここから休み2つ空けて
8/3     219   −2 と建った。さて同じことが起きるなら上がるはずだがどうかね?(爆)

 別に当て屋が悪いとも思わんし、僕自身が自称当て屋なのだから当てるに越したことはないが、まあ1割も当たらんのが現実だから、当たらん時は乗っておくことにしている。大きな波である必要はない。さざ波の反復で年間2−3割では回転するものなのだ。そこに当たりがたまに混じると倍加するだけのお話である。
 以上、盲打ちでどうしてよいのか困っている人の注意点を書いた。練習上の注意点と道具の整備の参考にされたし。

                  
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 毎日暑いなあと思う。東京は観測史上最長の猛暑日だったらしいが35度が5日続くことは100年に数回ということなのらしい。でも毎年暑くなってきたと感じるし、ゲリラ豪雨とか竜巻とかも昔はこんなには無かった気がする。1週間で15000人が救急搬送され30人弱が死亡らしいから、やはり酷い暑さと湿度なんだろう。こんな時には夏休みを取って、バカンスで涼しい場所で羽を伸ばすのがラクチンだ。都会はアスファルトで夜になっても気温があまり下がらないが、田舎は土と木が多いので、日が落ちるとグーンと涼しくなる。昨夜は午前2時頃、タバコを吸いにテラスに出たら山から吹き下ろす風が強くて、ライターが着火しなかった。風があると汗が乾くから夜に洗濯物を干しておくと朝にはすっかり乾いている。田舎暮らしを始めて4年が経ったが実行してみてホントに良かったと思う。都会にいると人が多いので、その渦巻く欲望のエネルギーにどうしても知らない間に影響されているのだろう。人がいないと競争自体が無いのだから時間の流れがゆっくりとして、慌てて何かをしようという気持ちに全くならないのだ。だから売買だって随分ゆっくりになってきた。気が長くなって、おっとりしてぼんやりしてきた。気が抜けた炭酸水みたいなもので、刺激が無いのである。
上手い相場師が晩年を熱海で暮らしている理由も実はそんな所にあるのかもしれない。山種、是銀、和三郎とみんな熱海か箱根の別荘にずっと住んでいる。温泉があって、魚と野菜が上手いし、気候が穏やかだ。ゆっくり生活するのに向いているのだろう。東京まで1時間以内ですぐに行けるし、、。
エアコンを4機と室外機を新調したから空調は完璧で、外気温マイナス5度ぐらいに標準設定した室内は暑くもないし涼し過ぎるということも無くて、短パンとTシャツで一日ずっとゴロゴロしている。猫もエアコンの風が来ない場所で昼寝するが、景色が見える窓際が好きらしい。グラフ更新をしているとクークーと寝息を立てたり、たまには寝言も言うからきっと猫も夢を見るのかもしれない。寝るのが仕事という彼の暮らしを見ていて「これがいいなあ」と思ったのはもう随分と昔のことだ。
 日本100名山なんてテレビを見ていても、山登りがブームで老若男女全員参加型のレジャーになっている。きっと都会の喧噪にウンザリした人が、自然の中で蘇生したいという欲望の質なのだろうと思う。遭難が前年比で2倍というのだから、いかに初心者が事故るかという証拠だろう。過信しないでちゃんとその手のプロに指導を受けて危ない事はしないほうが良いし、自分なりのレベルを見極めて、簡単な事から始めていくのが楽しみ方の基礎だろう。自然に接するということは都会とリスクの質が異なるのだから、謙虚になったほうが安全なのだから無理や高望みは間違いのもとだと思う。せっかくの楽しみを事故や怪我で台無しにしてはもったいないね。健康でないと、何をしても楽しく無いからだ。
健康と言えば、健康寿命というのがあるらしい。男は71歳で、それまでは普通に生活できるが、その後は死ぬまでの約10年不愉快な介護や支援が必要な生活になるということだ。病気になったり、痴呆が出たり、徘徊したりではしたい事も出来ないのだから、出来るうちに楽しんでおくほうがお得である。そもそも定年が65歳に延長されたら男はたったの6年しか楽しい時間が無いということになってしまう。20歳から45年ぐらい働いて、6年しか楽しい時間がないというのは悲劇だろう。僕はもう既に20年遊んだからあと10年遊ぶと30年遊んだことになるが、人より5倍チンタラ遊んでいられたのは、最小限のお仕事の成果でなんとか地味に好きな事だけしてきたからだろうと思う。グラフの更新の時は料理をする時間があるので、天皇のレシピ集から豚の角煮と煮卵を作ってみた。400グラムで2回ぐらいは使えるので、角煮ゴハンとラーメンに使う。作るのに1時間ほどだが、なかなかイケル。

 田舎にいると物欲が無くなるというか減る。お金で買える贅沢なものがほとんど売っていないせいだ。不要ならあえて欲しがるという気持ちにはならないのだろう。既に何でも持っているという事もあるし、物が多すぎて邪魔で困るのだから、物以外の満足がどうしても欲しくなるが、そんなものがあるのかな?と思うと普通の人は名誉とか地位とか他人との関係性に関する比較願望なのだろうが、ノマドライフはそもそもそれを否定した暮らしなのだから必要がないという事で、勲章貰って喜んでいる犬のような老人たちの馬鹿面を毎年見ていると意味プー?である。
 それより最後の時間を生かして、若い人には出来ない一発勝負のヤバイ事をしてみたいなあと思う。大江君はヒロヒトの暗殺計画を実行しようとして失敗した青年の小説を書いた。テロルというのは最後の政治手段だから良いも悪いも無い。戦いというのはそういうものだろう。官邸に自爆テロを決行する老人とか想像するだけでも楽しい。船戸与一が死んだが、彼はテロルの小説をずっと書いていたなあ。イラクやアフガンで起きていることがそのうち日本でも起きるかな?
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「うねり取りをやりたい」とか「繰り返し売買を上達したい」とか「出来れば早く上達してプロになりたい」とか、初心者は身の程知らずの欲望を臆面も無くシャーシャーと気軽に言うのだが、そのために「アンタら、ちゃんと道具の整備や練習を真面目にやる気があんのか?」10年ほど前に相場塾でたくさんの生徒に対面で教えていた時に、そう聞いたことがある。「どんな努力でもします。」という凄い答えをその場では多くの人が言うくせに、未だに僕よりたくさんグラフを書いている人の話をとんと聞いた事が無い。僕は相当な怠け者だから(だって平日は2時間以上は仕事をしないから)、多分その時の生徒全員が恐らく僕より更に怠け者しかいかなったという事なんだろうと思う。やはり類は友を呼ぶか?(爆)
そんな他愛無い能天気な初心者の400名の中で、10年経って一人前に相場で生活できるようになった人は一体何名いるんだろう。僕の知っているかぎり3名のみだ。あとは専業ではなく副業で仕事をまだ持っている。それでもなんとか1%近い実績があるというのは、プロ野球とかプロゴルファーとかと比べればすごく高い確率なんじゃないかのか?と思う。自信がついた人は第一リーマンなんかしていない。する必要がないぐらいたっぷり金が儲かるから、馬鹿らしくて人に雇われるなんて下らん人生の時間の無駄使いをしている必要がないのである。他にしたいことは山ほどあるのだから。

 技能的な仕事は、かならず道具がないと仕事にならない。鮨職人が包丁が無ければ刺身は作れない。だから素晴らしい高級なプロ向けの包丁を持っているし、毎日当然自分で研いでいる。そうしないと刺身はできないからだ。相場師だってうねりを取るのなら、うねりの周期を見ないと取れっこ無いから、月足と折れ線や場帳が最低限必須だろう。それは道具を作る過程で、それ以上に必要な道具=変動感覚を作って行くからに他ならない。特別なものではない。単純な感覚で、高くなったら売って安くなったら買うという感覚とその確実な実行ということで、アホでも出来る事をしているに過ぎない。余計な事をすると捕まって大損になる。だから90%以上の人は全部が全部余計な事をして金を失うという現実があるだけだ。

 上げた月足は6973 協栄産業で、過去何度も僕の買い選定に上げていたものだ。14年1月に189で1枚買って、半年ぐらいたって吹いたので7/24に324円で売った.周期は6ヶ月。定石通りの3ヶ月の整数倍だ。135円儲かった。売った後は月足を見てまた下がってくるのを待っていた。ちょうど売ってから1年たって、200円を割ったので7/30に199で2枚買った。これも定石通りの周期で3ヶ月の4倍だった。どうなるかはわからんが10枚買って、500円で売ると300万儲かる.20枚なら600万だ。こんなのが5つもあれば(50銘柄ほど僕は手持ちがあるから)打率
1割でも大儲けだ。当たらんのを前提にして商売をするのが当て屋の生活だから結構スリリングで楽しい。もっと技法的なうねり取りも出来るけど、面倒だし、当て屋のほうが儲かる時期というのがあると思うので適当に買って売る。技法的に儲けるのは暴落相場だけにしている。それはまだかなり先だろうと思うから、、。
 実にみみっちい買いかただが、最初は試しは1枚で散らして、動きが好きなら20枚ぐらいは買うという僕のルール(勝手な自己ルールだ)の通りに売買する。バイアスの掛け方も技術だし、感覚的な事だから(運の要素も強いから)、好きな事しか僕はしない。
 買ってから利食いまで半年かかっているし、一度売ってからまた買い戻すまでに1年かかっている。この間売買はない。つまり何もしないでじっと待っているわけだ。貧乏性では無理で、おっとりと値がちゃんと動くまでは何もしない事が儲かる秘訣だし、セコセコ働かんでも遊んで暮らすという事とはそういう事である。1枚や2枚では飯は喰えんが、これが100枚なら1350万だからなんとか喰えるだろうと思う。相場師はそういうお仕事だというのが基本である。上げだけ取って1350万なら両方取れば(上げも下げもなら2倍になって)2500万以上になるんだから、そこいらへんの社長さんのギャラだろう。200枚なら5000万だから、ベントレーに乗ってミシュランで飯が喰えるし、なんならキャバクラぐらいは貸し切りで遊べる。(猫は酒が1滴も飲めんからそういう場所には行かないが、、)天底付近ででドテン、ドテンなんて相当上手くないと無理だが、腕があれば不可能ではない。
2004年は240円から半年程度で450円ぐらいまで上げた。この時も5枚で150円ぐらいは取れた記憶がある。毎度の事ながら美味しい銘柄で僕と相性が良いんだろう。そういう個人的な相性の良い物の手持ちを増やすことが、「濡れ手に粟」の秘訣だと思うから、勝手に金が向こうからやってくるようになるまで、ただ道具の整備をして操作の基礎的な練習だけをしていれば良いのだ。こんなラクチンな商売ってそうそう無いのだから
良い暮らしなんて個人的なことだから、金額なんてその人なりにどうでも良いことで、500で喰えるなら500だし、1500ならそれもよし、こちらに分かりっこ無い。喰うだけの種銭と腕と道具があれば、仕事なのだから飯は喰えるという単純な話なのだ。業績、金利、ニュースなんて僕は何も知らないし、有配かどうかも知らない。関係ないノイズだから排除しないと金にならないのである。
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