年を取ると1年が経つのが実に早い。あっという間にもうすぐ還暦で孫は小学校に行っている。あと5年もしたら、生きていればの話だが、孫は生意気でグレたりもするんだろうと自分の事を思い出す。物忘れが多く、人の名前をすぐに忘れる。面識のある人はそうでもないが、女優とかタレントなんて直ぐに忘れる。あの糸井重里のカミサンでクールな美女でスマホのCMに出てる、京都に住んでる、あの人誰だっけ?と思ってもしばらく樋口可南子というのが出てこない。ダメだなこりゃと思うけど仕方ない.別に大きく困るような事は今の所はないんだが、遠い玉なんていくらでいつ買ったかなんてすぐに忘れる。でも今年の安値とか高値とかは1円差もなく覚えていたりもするから、記憶の構造というのは不思議なものだなと思う。推測だが、人間は不要なものはすぐに棄ててしまうのだろう。だから残った記憶が実は本人にとれば重大な情報ということで、それによって人類は生き残ってきたのだろうと推測する。僕は「書く」という身体動作を日常生活で人一倍重視するスタイルだし、出来ればキーボードよりも手書きのしかもペンの筆記が重要だと思っている。値動きの受け止めには必ず同じペンを使うし、ペンだけでも多分100万以上は使っただろうと思う。それでも一番高価なペンが良いというのではない。自分の筆圧や数字の斜度に合ったペン先というのがあって、現在はペリカンスーベレーン400のEFが書きやすいと感じるのでそればかりになる。新品を買って専門の職人に研ぎ出してもらったものだ。だから実に書きやすい。インクはペリカンをやめてパイロットにしてみたが、こちらのほうが抵抗が少ないでスラスラ書ける。売買頻度は今年は特に動かなかったせいもあって(空売りは天井確認後でないとほとんどしないから)ただ書いて拾うだけ。吹き値以外の仕切りをしたいとももうあまり感じなくなった。無理に動かすほどのことでもないだろうという事で、まあしばらく持合うなら付き合いましょうかねという感じだ。
i-phone5を去年買ったのはブログをするのに携帯で取った写真がすぐにi-macに取り込みやすいからで、事実この電話機のカメラは優れていると思う。先日、ニコンのデジタル1眼レフを触ってみたが、どうも面倒で買う気がしなかった。写真の趣味はないし、そもそも取り説を読むのが面倒である。本を読むのは好きだが、もっぱら文化系なんでそちらの方面ばかりである。頭がアナログだからしかたない。感覚人間だから「好き、嫌い」だけで物事を選ぶので合理的なお仕事には決して向いていないと思う。ブログを書いていて気がついたんだが、2分割の練習を始めた練習生がちらほら出ているようだ。僕のコメントは手厳しから恥をかいて腹が立つだろうが、感じた通りを素直に書くので、自分が罵倒されるのが嫌なら譜など上げないことだろう。相場ごとにプロもアマモない。勝つか負けるか、損か利か2者択一である。損が続けばそのうち退場だ。そういう仕事をしている自覚があんなら、なんとしてもトータルで利食いになるような玉の動かし方を会得しなければならない。
僕の見本譜が、買いの片張りだからといって、別に売りから入るのがイケナイわけでもなんともない。10月なってシンポで売りで建てれば楽勝になんでも利食いだったろうと思う。上がる、下がるの予測は決して五割を誰がしても越えないのだから、自分が当たりそうな時に絞ってやれば良いのだ。難しい所は逃げるのも無論、感覚と技術であるのは言うまでもない。最初から複雑なことをやるとぐちゃぐちゃになって失敗するから、まず買いでも売りでも2枚で始めて同じ銘柄を数十回やれば、多分慣れが出来るだろう。この慣れこそ重要な資質なのである。それは毎回同じことを繰り返す事(反復)で始めてわかる個別の違い(差異)なのである。リズムのインターバルは2週が多いのに注目して転がす。立花さんの譜の動きと同じようなことをすれば宜しい。今日は5202が押したので後場拾った。
121 −1
118 −4
108 −3
96 −2(110.9)
107 −2
122円が2週で94まで突っ込んで、2週で戻し113(11/4)まであった。ここからコツんで上げ転換なら押目をポツンと拾って増玉する。111以下なら平均は下がるので、適当に増していく。
ここからは仮定のお話だ。
110以下の陰線の翌日を2−3ヶ月かけて無条件に20回合計40枚買えるとすればきっとW底で94があるかどうかはわからんが。平均はきっと105程度なんだろう。すると 0−50(105付近)程度の根玉が出来る。年間安値94に対してほぼ10以内の玉となる。110以上では買わない。ベトナムさんやひよこさんなら120以上でどんどんと繋いでいくんだろうと思う。高値まで戻るとしよう。
例
120 2−
130 5−
135 10−
145 10−
157 23− (146)50−50(108)というようなスクエアになる。
レンジ相場でも(つまり上げない相場でも)どちらに動いても利食いになる。157以上になればクロスを振れば34円の50枚利食いだし上がった後94以下になればつなぎの売り玉を手仕舞い 例 75で −50 71円×50枚355万分をまた現物を買い下がる。
70 −5
65 −20
60 −30 と買えば 0−105(84.28)となる。資金の追加はないが総玉は倍加だ。これがまたレンジを上に抜けて200円に上がれば2100万になる。コストは525万だ。資金は4倍になることになる。
うねりを上手く泳げれば理想的な操作が出来れば劇的に資金は増えるということになる。
分割の練習とはそういう操作がそのうち(10年ぐらいしたら)出来るようになるための絶対必要条件なのであるということを理解して、シコシコ練習に励めと思う。アメーバが細胞分裂するための最初の1歩である。
最安値を買ったり、最高値を売ったりするのが上手いというのはド下手が考える事なのである。むしろそれは下手なのね。つまり高安を狙わないでも乗れるようになるのが上達という事である。
だから適当に分割すれば宜しい。波に乗って玉を動かしながら有利なポジションを拡大し、不利なポジションを切って、最後に大きく利食いに持ち込むという波乗りが出来るようになるというのが「上達の目的」である。 |
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