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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

書庫日記

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年を取ると1年が経つのが実に早い。あっという間にもうすぐ還暦で孫は小学校に行っている。あと5年もしたら、生きていればの話だが、孫は生意気でグレたりもするんだろうと自分の事を思い出す。物忘れが多く、人の名前をすぐに忘れる。面識のある人はそうでもないが、女優とかタレントなんて直ぐに忘れる。あの糸井重里のカミサンでクールな美女でスマホのCMに出てる、京都に住んでる、あの人誰だっけ?と思ってもしばらく樋口可南子というのが出てこない。ダメだなこりゃと思うけど仕方ない.別に大きく困るような事は今の所はないんだが、遠い玉なんていくらでいつ買ったかなんてすぐに忘れる。でも今年の安値とか高値とかは1円差もなく覚えていたりもするから、記憶の構造というのは不思議なものだなと思う。推測だが、人間は不要なものはすぐに棄ててしまうのだろう。だから残った記憶が実は本人にとれば重大な情報ということで、それによって人類は生き残ってきたのだろうと推測する。僕は「書く」という身体動作を日常生活で人一倍重視するスタイルだし、出来ればキーボードよりも手書きのしかもペンの筆記が重要だと思っている。値動きの受け止めには必ず同じペンを使うし、ペンだけでも多分100万以上は使っただろうと思う。それでも一番高価なペンが良いというのではない。自分の筆圧や数字の斜度に合ったペン先というのがあって、現在はペリカンスーベレーン400のEFが書きやすいと感じるのでそればかりになる。新品を買って専門の職人に研ぎ出してもらったものだ。だから実に書きやすい。インクはペリカンをやめてパイロットにしてみたが、こちらのほうが抵抗が少ないでスラスラ書ける。売買頻度は今年は特に動かなかったせいもあって(空売りは天井確認後でないとほとんどしないから)ただ書いて拾うだけ。吹き値以外の仕切りをしたいとももうあまり感じなくなった。無理に動かすほどのことでもないだろうという事で、まあしばらく持合うなら付き合いましょうかねという感じだ。
 i-phone5を去年買ったのはブログをするのに携帯で取った写真がすぐにi-macに取り込みやすいからで、事実この電話機のカメラは優れていると思う。先日、ニコンのデジタル1眼レフを触ってみたが、どうも面倒で買う気がしなかった。写真の趣味はないし、そもそも取り説を読むのが面倒である。本を読むのは好きだが、もっぱら文化系なんでそちらの方面ばかりである。頭がアナログだからしかたない。感覚人間だから「好き、嫌い」だけで物事を選ぶので合理的なお仕事には決して向いていないと思う。ブログを書いていて気がついたんだが、2分割の練習を始めた練習生がちらほら出ているようだ。僕のコメントは手厳しから恥をかいて腹が立つだろうが、感じた通りを素直に書くので、自分が罵倒されるのが嫌なら譜など上げないことだろう。相場ごとにプロもアマモない。勝つか負けるか、損か利か2者択一である。損が続けばそのうち退場だ。そういう仕事をしている自覚があんなら、なんとしてもトータルで利食いになるような玉の動かし方を会得しなければならない。
僕の見本譜が、買いの片張りだからといって、別に売りから入るのがイケナイわけでもなんともない。10月なってシンポで売りで建てれば楽勝になんでも利食いだったろうと思う。上がる、下がるの予測は決して五割を誰がしても越えないのだから、自分が当たりそうな時に絞ってやれば良いのだ。難しい所は逃げるのも無論、感覚と技術であるのは言うまでもない。最初から複雑なことをやるとぐちゃぐちゃになって失敗するから、まず買いでも売りでも2枚で始めて同じ銘柄を数十回やれば、多分慣れが出来るだろう。この慣れこそ重要な資質なのである。それは毎回同じことを繰り返す事(反復)で始めてわかる個別の違い(差異)なのである。リズムのインターバルは2週が多いのに注目して転がす。立花さんの譜の動きと同じようなことをすれば宜しい。今日は5202が押したので後場拾った。
121  −1
118  −4
108  −3
96   −2(110.9)
107  −2
122円が2週で94まで突っ込んで、2週で戻し113(11/4)まであった。ここからコツんで上げ転換なら押目をポツンと拾って増玉する。111以下なら平均は下がるので、適当に増していく。
ここからは仮定のお話だ。
110以下の陰線の翌日を2−3ヶ月かけて無条件に20回合計40枚買えるとすればきっとW底で94があるかどうかはわからんが。平均はきっと105程度なんだろう。すると 0−50(105付近)程度の根玉が出来る。年間安値94に対してほぼ10以内の玉となる。110以上では買わない。ベトナムさんやひよこさんなら120以上でどんどんと繋いでいくんだろうと思う。高値まで戻るとしよう。

120  2−
130  5−
135  10−
145  10−
157  23−   (146)50−50(108)というようなスクエアになる。

レンジ相場でも(つまり上げない相場でも)どちらに動いても利食いになる。157以上になればクロスを振れば34円の50枚利食いだし上がった後94以下になればつなぎの売り玉を手仕舞い 例 75で −50 71円×50枚355万分をまた現物を買い下がる。

70 −5
65 −20
60 −30 と買えば 0−105(84.28)となる。資金の追加はないが総玉は倍加だ。これがまたレンジを上に抜けて200円に上がれば2100万になる。コストは525万だ。資金は4倍になることになる。
うねりを上手く泳げれば理想的な操作が出来れば劇的に資金は増えるということになる。

分割の練習とはそういう操作がそのうち(10年ぐらいしたら)出来るようになるための絶対必要条件なのであるということを理解して、シコシコ練習に励めと思う。アメーバが細胞分裂するための最初の1歩である。
最安値を買ったり、最高値を売ったりするのが上手いというのはド下手が考える事なのである。むしろそれは下手なのね。つまり高安を狙わないでも乗れるようになるのが上達という事である。
だから適当に分割すれば宜しい。波に乗って玉を動かしながら有利なポジションを拡大し、不利なポジションを切って、最後に大きく利食いに持ち込むという波乗りが出来るようになるというのが「上達の目的」である。

孫娘の七五三

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 土曜日は孫娘の七五三で横浜の総持寺に行った。すごく大きな臨済宗のお寺で七五三のご祈祷というのを始めて拝見したが、なんと坊主が8名も歌う。大太鼓と鈴と読経で、ちょっとしたコンサートのアリーナという感じでビックリした。何でも経験しないとわからないものだな思う。巨大な伽藍と膨大な檀家数でこういうスケールというのは仏教という信仰が未だに強い影響力を持って日本人の生活習慣を時間軸で区切っているということなのだろう。ひとごとのようだが嫁に行った娘の孫なので、こちらがどうこう言う筋のものでは本来あるまい。帰りに僕が参加者全員を聘珍楼の夕餉にご招待してお食事会をしてみた。北京ダックコースが良いというのでそれにした。平均的な味で感動は全くないね。香港のほうがやはり美味しかった。

3連休らしいがこちとら月初はグラフ更新で結構忙しい。でも単純作業でこのところ毎日1969−2014の長期をずっと書いているせいなのか、いつもの日課が横に広がっただけのこと。まあ大半が今月は下ヒゲが長い(短)陰線が低位株には目立つ一方で225、TOPIX構成比の高い大型は少し長めの年初来や安値更新から急激に戻した先物のダンスと連動ばかり。6連続が多かった周期が3連続に短期化して揉みとか保合いになっている所。指数をいじったせいもあり下ヒゲが長いから通常ならまた3ヶ月は上方向に戻り新値更新というのが線組からの自然な感じもする。(曲がるんで当てにしないでね。笑)まあ、このまま年末年始相場で一山あるほうが自然だろうかなと思う。実体が極端に短く(星とか)上ヒゲがほとんど無く、下ヒゲが極端に長い線が安値付近で出る時は「首つり足」と言って、売リ方が首を吊った典型の踏み上げの足である。先週から空売り比率が35%になっていたらしいから(通常は20%程度だ)総弱気ということでこんな所で売れば総玉踏み上げになるのは当然で、事実週末の急騰と恐らく火曜日の寄り付きの窓で「追証」の買い戻しでまた2空で上げるということにきっとなるんだろうと思われる。
先先週の突っ込みは絶好の買い場であるから、こんな所で投げていたらお金がなくなるよと思うのだが、何もしないで見ていればすぐに戻ってしまうのだろう。5401のような大型低位株が年初来安値をつけて(10/17)引けてみれば月足陽線なんだから結果論だが何もしなけりゃ「上げ」だったことになる。資金の余裕があったり、つなぎが出来て資金を作れたりすれば、こういう突っ込んだ所を少し増玉すれば平均はきっと下がるだろうし、総枚数が増えるので戻れば当然利になるのだ。だから酒田の足では逆張りで突っ込みは買いの場面であるのは言うまでもない。
僕は6月頃から狙っていた5202を少し増してみた。
10/2 118 −4
10/8 108 −3
10/17 96 −2  
6月ぐらいから折れ線を書いて押せば拾おうかと待っていたら幸運にも指数に連れ安したので安い日にとりあえず10枚拾って様子を見る。ここまで年間安値は5/21 119だったから今回は五ヶ月後に94を2段整理で叩いている。最安値当日に最後の玉が建っているから手は合っている。まあ3月も戻せば大幅利食いなんだろうと思う。うねりの周期は五ヶ月だから来年3月高値のメドか?買い始めは121円だから平均値は110ぐらいだろう。幸運ならまだ何回か下値を買えるかな?100円を−10、−10と買えば103ぐらいになるんだろう。コツは後出しじゃんけんで、相場はこれがいくらでも利くから有利なのだ。つまり資金管理は後だしじゃんけんが常に出来る状態にしておくこと。みんながぶん投げている時に陰線の翌日をポツンと拾う。値幅でも値動きでも良いから(僕の場合は試し玉の後、相当後になって程度の値幅が出てからの場合が多いが)値動きで(逆張りで)日柄を置いて(1週とか2週とか)ポツン、ポツンと拾う。止まれば買わない。練習生でも5202をしている人がいたはずでどこがどう違うのか考えてみて欲しい。考えて理解してももたぶんしばらくは出来ない。真面目に基礎を固めても何年かはきっとかかると思うが、練習とはそのためにするのである。利は後回し。とにかくなんとか溺れずに波に乗る事だ。
 為替が大きく動いて、株も連れ高だから、あとは消費税の決定で材料が消化されるんだろうから動くんだろう。上げでも保留でも同じだろうと思われる。決めれば少しは動くかなあ、、ぐらいか?材料なんて操作にはまるで関係ないんだな。
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10月を回想すれば上下には激しく触れたものの、終わってみれば短い陰陽線で下ヒゲの長いものが目立つというような月足のものが大半だろうと思う。
先月新高値に抜けてそのまま上に離れるかと思いきや、「出はぐった」相場は先物をヘッジが叩き売り、それに自己が乗って急落したが、3週ほど売り込んだら今度は買い戻しでコツンでジリダカだ。ここまでの動きは2、5、8月も同様のいつもながらの田舎芝居。3ヶ月ごとに彼らはいつも同じ事をしている。つまり1/4半期ごとの益出しだろ?緩和基調は継続なんだから、金はジャブジャブで、下がれば誰かか買い戻すといういつもの通りのシナリオだ。レンジ相場というのはそもそもそういうものだから、自分で4本値の場帳を書いていると誰にでも多分わかるだろうと思う。ところが「慣れ」がない人は余計なノイズで騙される。だから「慣れ」が出来るまで「ニュース、材料は一切無視しろ」というのが正しい練習の方法なのだし、その方が上達が早いからそうしろとわざわざコツを書いてもその通りに「出来無い人」ばかりだ。まあ10年前の300名いた塾でも同じだったから別に驚きはしないが、なんでこんなワカラン人が多いんだろう?きっと理由がわからない事に関する「恐怖」なんだろうが、値動きに合理的な理由を見つける心理って一体なんだろうと不思議でしかたない。市場はつねに不都合と不合理と不条理と無秩序の組合せだろう?と思えば(事実そうだろう?)、なんで値動きに理由がいるのかわからない。市場の値は人間が作っている幻想であるのだから、幻想に明らかな根拠など元来あるはずもない。人間の売りと買いの勢いのぶつかり合いで値が出来るだけのことだろう。身も蓋もないが、現実はそうやって値が決まるのだ。相場の目的は買値と売値の差額の利益を極大化することであり、それをいかほどの時間軸の中で実現するか?以外にないはずだ。いかに合理的に優れた会社を安値で買ったにしても、結果が損ならその玉操作は「過ち」だということになる。だから理由なんてどうでも良いから、結果がプラスになる事だけに注意を集中するのが上達のコツなのである。グラフや場帳はそういう意味で書かないと全く意味がなくなる。わざわざ自分でしている努力に自分で水をさしてなんで上達できるんだろうか?「ホント、こいつら馬鹿そのもの」といつも僕が初心者に教えて感じることだ。まあ、だから10年やってもヒドイ程度で損ばかりなのだけれども。
 練習生全員にグログを書けと命じたのは、ネタが無いとどうしても「材料探しに行きやすい」というのがはっきりと出るからで、「それはダメよ」とクドく書く。
一切無視しろといつも書く。値動きだけ見て操作しろが正しいのである。プロとアマチュアの差なんてそんな小さな差なのだが、その差が何億もの生涯の差に実際になっているのだ。条件反射的な身体動作というのが玉を動かす理想である。それには理由が邪魔をする。玉操作のスピードとインターバルと強度。この3つの組合せを波に合わせるだけ。初心者の失敗はスピードは常に早すぎる、インターバルは短すぎる、強度は強すぎるという「同じ過ちとズレ」である。それを2枚の分割で練習する以外に上達はないのだ。繰り返し100回ぐらいやってそれでダメなら諦めろ。やればどんな馬鹿でもなんとかなるんじゃないかと思うからクドクドと書いているのだ。−1でも1−でも好きな方向で宜しい。上手くなれば下げを買いでも、上げを売りでも利食いできるからである。値動きはジグザグに動くからに他ならない。
練習中にブログを見ていると−1と建てて1−と損切りで落とせない人ばかりである。だからいつまでたっても当て物でド下手なのだ。−1は試し玉なんだから五割以上は失敗玉に必ずなることが誰がやっても大半なのだ。だから少し上手い人の練習は−1 の後 1−とすぐに落として損を少しで止めてもっとぐっと押した所を −1、ー1と建って、その後2週で2−で終わるというような譜がもっと増えるはずなのだ。トータルで利食いであり、ちゃんと玉が波に合って動く。その動きの質を練習しているんだろ?上限2枚の損益なんて100回やってもたかが知れている。飯なんて10万回やっても喰えっこない。100枚、500枚という総玉操作で波に合わないとプロなんて最初から夢のまた夢なのは当然だ。でも2枚が上手くできずに500枚が出来るはずがないだろう?この1−の損を切る事で「試し玉」が使えるようになるのだが、そんな人はほとんどいないのである。つまり全員が試し玉が使えないのが見ればすぐにバレバレである。たったの1−の操作の有る無しで一瞬でその人の腕がすぐにわかってしまうのだ。「悪い玉は即座に落とせ」と本には書いてあるだろ?「相場なんて損切りだけしてりゃ上手くなるんだ。」「相場の極意は投げと踏み」というのはそういう意味なのである。「引かれ腰は弱く、利食いは強い」というのが最強の相場師の姿であるというのはそういう事である。
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 国民の全貯蓄の6割以上が60歳以上の世帯に集中しているという。これは現在国民の大半がサラリーマンでありその退職金の大半がきっと現預金の貯蓄になっていて、恐らく退職後の生活を年金と貯蓄の切り崩しで賄っているからだろうと思う。実際にそういう人が僕の周囲には多いようだし、別段それでいいのかなとも思うが、いくら貯蓄があってもこの人たちが消費を今後大きく拡大することは多分ないんだろうと思う。僕の父親の世代がそうだった。死んで世代交替が起きて遺産が子供たちに移って始めてお金が世の中に出てくる可能性があるんだろう。老後不安を煽るような国営放送の番組があるから、自分はそうなりたくないと思うとどうしても消費に慎重で予防的になるのだろう。日本人は農村においては長嫡子制度が大本にあって農地と家を長男が継いで何世代も同居するというスタイルが伝統だった。だから老人の面倒を子供や孫が見るという死に方を選んだのだが、それが崩れて単身でみんなが生きる都市型の産業社会に応じた家族単位に変更されてからバラバラとなってきたのだ。社会の最小単位のスタイルが社会を作るのは言うまでもないことで、ここに着眼したのがトッドだったし、現在の家族の在り方の内容が社会を変えつつある。多分、中国は分裂する。3つか5つかは知らんが統一中国は恐らく間もなく消える。都市化と少子化と核家族化が大陸の統治スタイルをいずれ崩すに違いないと思う。ロシアと同じことが北朝鮮と中国で起きるだろう。民主化とは欲望の毒薬であると思うから。
都市化は個人の力の有る無しが結果と直結する短期変動型と言って良いが、多くの日本人の頭の中は農民だから適応障害が多くの人で起きていると見れば良い。解決は元に戻るも良し、個人主義で走るも良し、どのみち国は面倒を見てくれるなどとユメユメ福祉なんて当てにすればあっという間に生活保護まで転げ落ちるという現実が待っている。それが恐いとお金は使えないという事になる。何も解決法が無いと思うからお金を使えないという状態で、それは老人になっても若い時と同じかそれ以上に個人で稼ぐ力がある必要という事だが、他者に頼るようでは(年金や組織に頼るのもの同じだ)おぼつかない。自立というのは自分で立つことで、その意味で自立している大人は実に少ないんじゃねーの?といつも思う。
だから仕事があって、年をとっても所得がある人は別に死ぬ前に大金を積み上げてみてもあまり意味がないと思えば、それなりの消費はするだろうし、そういうゆとりのある人が居ないと実際に文化的な付加価値のあるような商品の生産はおぼつかない。「人はパンのみに生きるに非ず」というが、人間の生活にはパン以外にもバラが必要だ。この種の贅沢(ラクシュアリー)が無いと生活は殺伐としたものになってしまいがちだ。どんな無駄が出来るかということは自分でしてみればすぐにわかるもので、無くても困りはしないが、贅沢は実に素敵なものである。

たとえばコーヒーだ。コンビニに行くと今では100円でドリップコーヒーが飲める。でももう少し美味しいのを飲みたいとすれば、カップオブエクセレンスという種類の厳選された農園の良い豆を買って、自分で好みの焙煎を選んで豆を引いて、好きなカップで飲んでみる。ジノリでもドルトンでもウースチャーでもミントンでも良いが、古道具屋でクラシックなアンティークの良いコーヒーカップを買ってゲイシャ種の豆を飲んでみる。コストはきっと10倍ぐらいはするだろうが、多分そんな美味しいコーヒーは毎日日本で数人しか飲んでないだろう。飲み方を知らないという事もあるし、道具や材料や方法が手に入りにくいといこともある。でもそれは彼にとって特別な味がするはずで、それを贅沢と言うのだがしてみた人は大抵「これは良い!値段以上の満足」と思うかもしれない。たった900円余計に支払うだけで幸せが100倍になるのなら僕は贅沢が大事だなと思うからそれなら余計な金でも稼ぐかという気になる。何かに凝るという事は、その事を大事に思うし、いろいろ調べてみたり自分で工夫してみてたりと能動的な発想になる。受け身である物や状態を受け入れるという態度を放棄して、自分で「リスクを取って成果を得る」という姿勢に変化しないと肝心の楽しみが深まらないからだ。だから好きな事や物が上達しやすいということが実際に起きるんだろうと思われる。
「これでいいや」というのは一番嫌いな僕の言葉で「これがいいのだ」が積極性、能動性ということだ。「で」と「が」の差が積もり積もると大きな結果の差になっていると個人的には思うからだ。「反復と差異」の決定的な差なんだろうと思う。そんな事を考えていたら33回目の結婚記念日が来て、ワガママ娘がバラの花束を送ってくれた。ハロウィーンに吉祥寺教会で式を挙げてからもう33年だ。あっという間に歳を取るものだ人間は。
これからいくつまで伸びるのかはわからないが、元気でいるうちは僕はきっと若い人よりたくさん稼ぐだろう。それは僕が駆け出しの頃よりも少しは仕事がマシになった当然の結果でしかないから、別に不自然な事ではない。隣のオッサンが月に20万の年金で暮らすなら、僕は年間2億相場で稼ごう。それでとても素敵な贅沢をしよう。需要の極端に不足する日本の社会で無駄をする以外に相場師の社会的な意味なんて無いんだろうと思うから。
週末は孫娘の七五三なので東京に行くことになっている。先方との午後の会食を横浜聘珍楼に予約を入れた。近頃はこのような家族の会食というのが流行なんだろう。遅かったせいかすでに満席に近く空いている時間帯が限られる。子供や孫はせいぜい小学生ぐらいまでしか親や大人と一緒に行きたがらないという風潮なのかもしれないから行けるうちに行っておこうと思う。僕もいつまで元気かはわからんし。それでも子供が独立して老夫婦二人になると平常の生活はいたって静かだが、たまに子や孫が山にくると、僕も猫もそれはもうてんてこ舞いになるので1日で「もう帰れよ」という気になる。エネルギーの量が老人とは比較にならないほど強いからこちらは直ぐに疲れてしまうのだ。半年に1回ぐらいで十分かなと思う。孫たちに何か服でも買ってやろうという話になって、御殿場のアウトレットモールに行った。ラルフローレンで孫娘二人にお揃いのパープルのワンピースを買った。スパッツのド派手なパープルも買った。男の子にはヨットパーカーにした。これで喧嘩はしないだろう。
 モールには巨大なバスがたくさん着く。どれもみんな中国人の旅行者だ。声が大きいし、北京語だからすぐにわかる。ブランドショップに入って大きな袋を持って出て来るから相当しっかりと買い物をしているようだ。円安のせいもあるんだろうが現在の日本の消費はかなり彼らアジアの旅行者たちに助けられてると思う。消費意欲が強いし、団体でごっそり買っていくので、お店は大喜びだ。モール場内の放送でも日本語に次に、必ず北京語のアナウンスが入るということは半分とは言わないが、1/3ぐらいは平日は彼らなのじゃないかと思うほど多い。香港の不動産もその良い物件の多くが大陸中国人に買い占められてきたと友達に香港人の不動産屋が言っている。数という部分で他が太刀打ちできない金のロットなのだろうと思う。ダイヤランドには以前岡本ホテルというヤーさんの経営のお色気ホテルがあったのだが、200億の取り込み投資詐欺で4年前に倒産した。その後、大阪の資本らしいがアジアや中国の団体向け専用観光ホテルとして先月から改装営業を始めている。ホテルアレクサンダーという名前だが日本人の予約は受けないそうだ。富士山が世界遺産になったから、ホテルから大きな富士が正面に見えるからだろう。静岡空港には富士ドリームエアラインが上海と韓国、シンガポールに直行便を飛ばしているから、そこからバスで来るんだろう.箱根も温泉があるから人気らしい。地方都市もこうして国際化が進んでいくのだろうと思う。
 僕が59歳で娘は30歳、孫の一番上が7歳だから、多分僕は人より少し結婚とか子供、孫が出来るのが早いのなんだろう。ベトナムさんのご長男は高校生だし、ハルトモさんのご長女は受験というから大学前ということだ。同年代の人より大抵何でも10年か15年か早い。定年が現在60歳から65歳の伸びるという話にしても40歳で勤めは辞めたから(もっとも会社を売っただけのことだが)平均より20年早めにリタイアしてしまったがこの20年は実に楽しかったし、困ったことは無いのだから、運が良い男ということになるんだろう。親父の死んだ年が61歳だったというのが大きいのだ。だから後半の20年は絶対に遊んで暮らすと最初から僕は決めていた。本当は30で引退したいと思っていたほどだが、それは金が無くて無理だった。でも40になったら出来たということは、狂ったように10年はマジに働いたということだんだろう。でもそういう働き方は長くは続かない。予定通り身体を壊した。それできっぱりと辞めたことが、次の僕の生活のやり方になったのだし、相場なんてやっていればなんとかなるものである。一番大事なのは、成果は別として、「自分がなりたい自分が何か?」という事なんだろう。その規模や評価は別として、まずは自分が納得いくような生き方が出来るというのが幸せに基本だろうと思う。「お金」はその次のお話である。無いなら無いなりに、有るなら有るなりに対処すれば良いだけのことだろうと思う。それよりも「時間」こそが一番貴重だろうと思う。お金で時間はほとんど買えないからだ。だから「嫌な事をする時間」を極力ゼロにして「好きな事をする時間」をなるべく極大化する。僕はそれが一番良かったと思っているし、これからも変らないだろうと思う。お金は嫌な事を人様に頼むために必要な記号なんだと思っている。だから頼む必要の無い人はほとんど要らないんじゃないかなと思う。自分で全て出来るなら自給自足が可能だからだ。
 さて1枚落として、1枚拾った。
5801   10/20  180 −1
       10/30  186 1−
5204   10/30  159  −1

なんな低位は戻りが鈍いなあと思うから、来月初旬に多分2番底があるだろう。その時にも当然拾う事に成るんだろうと思う。
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