猫さん、こんばんは。 [ hcy*o*g ]
大阪の上手い相場師の人がコツコツ買い下がりをしていると聞いて、玄人は同じ事をやはりするもんだなと思った。彼はJUKIミシンの上げを当てたし、僕は蛇の目だし、同じミシンで狙い目が良く似ている。以前の神栄の買い下がりの大胆な譜を見て「あなたに似た人」というロアルドダールの小説の題名を思い出したものだ。イギリスの資産階級の趣味的な博打の話なのだが、諧謔でシニカルでちょっとメランコリック。人生を斜に見ているところが資本主義的に逃走線に沿っている。これをミステリー短編と読んだなら少しもったいないなと思うのだ。
彼もプロ相場師お二人に直接習って相場師になったらしいから、「本物」というのが実際に何を動作しているかという事を必ず見ていると思う。
200円台でミシンを30枚買っていたとしよう。それが450円に上がった。分割で売り上がって30枚繋いで 30-30スクエアとなってまた300円に下がれば,仮に400円の売り平均値なら300円で買い落ちすれば300万のキャッシュだ。それで新たに別の100円か200円のものの安値をコツコツ買うということである。利食いでしかも総数は増えるから僕と同じ事だ。
調整(下げ相場)でも買いで利食いになるという不思議な事は、アマチュアには到底理解不能な世界なんだろうが、なるものはなると言う他無い。僕は面倒だし、資金にゆとりがあるから今の所つなぎはしない(この値の位置ではしないという意味だ)。このゆとりとは現金と利食い可能な安値の仕込み玉があるから、それを利食いすればいくらでも下値を買い増せるという意味だ。先日の市光工業でも日本化学でも蛇の目でも何でも良い。売れば現金が出来るから必要に応じて買いたいものをゆっくりと止まるまで買い下がる。だから見込みが曲がって下抜けしたようなものでも投げないし固まらない。売買ごとに必ず総玉数が増えるから戻れば大儲けということに大抵なるのだ。彼の言う倍々ゲームとはつまりそういう事なのだが、やった事が無い人には理解不能である。そういう事が可能になるのには誰でも10年はかかるから、まずは2枚の等分割を死ぬほどやれという事なのだ。「練習は3枚目を建てたという時点で負けである。」という自覚がないのである。これをサル以下と呼ぶが呼ばれた人は何のことだか分からない.(笑)
ところが例えば現在一番下手な人は「死後硬直」と言って、値動きが見込み通りにならなかった時に「何も出来なくなってしまう人」「アハハ、こいつ死んでら!」という嘲笑の対象になるような人である。それを避けるには「投げと踏み」以外には無いのだし、それがスパッと綺麗に出来るならもともと固まるはずはないのだ。そのために2枚の分割を死ぬほど練習しろという事だが、実行しない人ばかりで、多分練習生の中でも出来ていない人が9割以上だろうと思う。男だから名前を出すが金勘という人など典型のド下手で2分割で仕掛けてチャンスで利食いも出来ずに固まって、ルールを守れずに3枚目を買って固まっている。1ミリも進歩していないばかりが悪いひかれナンピンの癖がつく。練習と言いながらちっとも真面目に練習をしてないから、このままでは100年たってもたった2枚の操作も出来ないで終わるだろうと思う。それは売買の根拠が感覚ではないからで、僕の書き込みや売買のタイミングを真似るのが上達だと信じているからだ。まさに「アホ丸出し」という他ないのだか、技量も感覚も資金も異なる人が仮に同じ銘柄を同じ時間軸で同じ方向で売買すれば同じ結果になるという凡人の思い込みにそれは起因している。俺に言われせれば「気が狂っている。」(爆)
逃走線がない人が同じになるはずがないという簡単な理屈さえ理解できない。資金一杯まで買い下がってその時点で仮にその会社が倒産したらどうだろう?彼は即死になるが僕は資金の中の数%を失うだけで済む。もともと最初から同じ土俵での相撲になっていないという自覚がないのだ。だからアマチャアを必ず寝技に持ち込めば死ぬに決まっている。それでも相場を始めて10年ぐらいは立つというのだからまるで今まで無駄な時間と金だったということである。「あんた相場辞めたほうが良いよ。奥さんのが向いている。」とマジ思う。 |
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