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猫次郎のなんたらかんたら書き放題
お山の上から鴨を食うノマドライフは極楽ね

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熱海の花火

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昨夜は熱海の花火を見に行った。2年ぶり。友人のH君がマンションを熱海湾のフロントに買ったので10階からのカブリツキの花火見物だ。
豪華絢爛の30分。今日は熱海が一年で一番賑わう日だそうだ。

ニュースの政治的意図


夜のニュースを付けていて、折れ線を書く間つけっぱなしにしていた。別に意識しないで画面をたまには見るという態度の見方で、音は耳に入る。いわゆるナガラという見かたである。ロクなニュースが無いのはロクなニュースはニュース価値が無いからだろうと思う。人は不幸なニュースや悲惨なニュースが好きだ。「ああ、あんなに酷い事が起きている。自分はそうではなくて幸運だ。」という心理で人は画面を見るんだろう。放映と視聴の心理的構図は多分そうなる。ニュースを知って実際の役にたつのは、近郊の交通情報と天気ぐらいのものだ。後の大半は関係が無いからニュースとして見れるわけだ。
 子どもが生まれてから20歳ぐらいまでテレビを買わなかった。テレビがあるとナガラでダラダラ見て、本を読まなくなるのがマズいと思った事と、テレビを見るというのは受動的な娯楽だから、あちらの発信を無意識に受動する思考習慣の人間を大量に作るという政治的意図があると知っているせいだろう。大学時代にジョージオーウェルの「1987」を読んで、情報による人民洗脳支配の構図という視点で若い時に物事を考えたという点も大きいのかもしれない。限りなく支配側に洗脳される愚民という構図はやがてこの国でも定着したから、相場の上達にはテレビやネットを止めるというもの良いのかもしれない。
 歴史的視点からは支配する側、洗脳する側はされる側より数段賢いというのが物事の構図であると思う。だからする側はされる側がそれを意識しないということに特段の注意を払う。「安くて、便利で、快適でお得」というされる側にメリットのある選択肢を持って待ち受ける。一旦、それにはまってしまうとそれ無しにはいられない状態になる。あとは骨の髄までしゃぶりつくすというわけだ。民放のお笑い番組とかバラエティーの後には、アコム、プロミス、などサラ金とビールのCMが必ず流れるような気がする。「ああ、面白かった。さあ、酒でも飲みに行くか。あ、金ないな。借りよう。」こんな流れなんだろうと思う。愚民化政策というのは、大衆を同じ方向に誘導するという政策が基礎になる。だから同時に同じ方向に流れてくれると支配側には都合が良い。「ウクライナで飛行機が撃墜されました。NY市場はそれを嫌気して160ドルの急落になりました。」というニュースは次の朝の東京で「ヤバイ、株が下がるから早く売っておこう」という愚民に強く訴えかける抜群の効果がある。100人いて、80人は何もしないだろうが19人は売る。一人ニュースを知らない人が「そろそろ安いから成り行きで買うかな、分割で1枚」と買い注文を入れる。すると19人の売りと一人の買いで値がつく。ストップ安である。下影に窓を開けて寄りつく。値がついた後はしばらく買いが入らないから、成立しない。少し時間が経過するとポツポツ出来始めるがあまり下げない。売った人は「しまった、下げないじゃないか?買い戻そう。」と今度は売り注文を引っ込めて買いを出す。安値で売る人はいなくなるから値はするすると戻る。結局、寄り付きが安殴れの突っ込み安の日足陽線で高値引けになる。こんなことの繰り返しが相場というものの値動きの代表的なものだろう。だから「材料は見るな、気にするな、値動きだけ見て売買しろ。値は成り行き一本だ。」というプロの方法論が次第に確立していったのだろうと思う。100人の馬鹿と1人のプロ。10000人の阿呆と1人のプロ。そんな構図で市場は成り立つと思う。
 昨日は「真夜中のガソリンスタンド」という変な番組で、夜中にさびれたガソリンスタンドに入れにくるお客さんにインタビューするのだが、仕事返りとかこれから仕事とか旅行中とかいろいろだ。あまり素敵な車に乗っている人はいない。外車は一台も映らない。まあ編集方針が、「不幸な人たち」とか「貧しく苦しい生活のひとたち」ということなのかもしれない。きっとこれを見た人は(時間的に寝る前のリーマンが大半だろう、午後11時過ぎぐらいだ)「やはり世の中はまだ大変なんだな。現実は厳しいんだなあ。」と思うのかもしれない。「おれは仕事があるだけマシかな?」とか「夜中に運転して仕事にいくのか。それで3000円の売上げかよ」とか人の不幸を見て安心して眠るということかもしれない。
 意地悪を言うと、仮に六本木のスタンドで、フェラーリやベントレーが次々にやって来て「派手派手のネーチャンを連れて違法ドラッグでラリって今夜も最高!」なんてどこかの芸能人みたいな絵をたくさん流したらどうだろうか?「夜中にまだ遊んでやがる、あいつら明日の仕事なんてしないで、これからHかよ!」ときっと悔しくて眠れないだろう。映像なんて編集一つでどうとでもなるが、見る側がそれをまず現実として受け止めるという習慣ができ上がっているから、その映像に素直に反射するという脳になってしまっているのだ。ここがポイントである。この差が全てと言って良い。気がついている人は賢いと思うが、多くないのだな。

 さて3401帝人の45年月足を見直している。ベトナムさんが動きが鈍いのですこし苛ついていたようだがそんなに悪い動きでもない。昨日は59円まであってあと10円で高値更新だ。目先のネックラインは2011年2月の440円だ。これをぶち抜かないと上げ相場転換とは言わない。つまり現在は底練り継続中である。前回は2010年9月251が起点で6ヶ月連続陽線で12年2月に天井した。戻り高値である。TOPIXはとっくにネックラインをぶち抜いて倍返しなんだから3401が同じなら現在は600円ぐらいしていないとオカシイと比較するのが普通だろう。特段に割り安、出遅れであるのは明白でだからベトナムさんの主力なんだろう。きっと来年に向けて上げをハッキリとさせてくるのかもしれない。業種は異なるが
1332日水もカタチは近い気がする。08年にマツダと一緒に空売りして大きく取れた記憶がある。1332はようやくぴょんと上げてネックラインを越えて来た。循環的に人気が回るということだから3401もそろそろ来るんだろうと思う。
繊維株は総じて人気の圏外にあるものが多い。だからこそ「狙い目」というのが逆張りである。NYが高値波乱で暴落が起きても上げていないものはそもそも下げ余地がほとんどない。1−2割の連れ安を一時的にすることもあろうが、せいぜいそんなもので止まって戻す。もう売る人がいないからだ。一方の買い手は長期の現物の気長な投資家ばかりなら、簡単には投げたりしないから崩れない。暴落というのは上げているものしか(大きく利食いが出来る状態にある人がかなりいない限り)下げようが無いという当然の事実で構成されている。ニュースは単なるきっかけに過ぎないから内容はどうでも宜しい。
全てが値動き(値の時間的変化の分節)に現れるのが「資本主義の様態」であると思う。

明日はシェフと運転手

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下界は暑い!三島は39.5度もあった。気が狂うぜ。今日は買い物に言った。マダムと妹、義母が明日から避暑に来る。それでお酒、ビール、お魚、野菜とか必要なものを買い出しに出かけた。三島の「村の駅」という産直は酒以外の食品は全部揃う。お魚も良いのがあって、今日は大きなホウボウ2匹とまめ鯵、烏賊3杯、アサリを買った。明日アクアパッツアをコシラエル予定である。ホウボウは大きいから普通のフライパンで2匹は入らない。だから中華ネベでいつも作ることになる。アクアパッツアはイタリアの代表的なお魚料理で、このレシピは超簡単で実に美味しい!
まず魚に粉を振る。オリーブオイルにニンニクをスライスして香りが出たら魚を焼く。少し皮目が薄く漕げるぐらい強火で。そこに白ワインと水を一気に入れて煮るのだが、アンチョビ、トマトスライス、香味野菜(パセリ、セージ、唐辛子)アサリを入れて沸騰するまで煮る。オリーブとケッパーも追加する。
 材料だけしっかりと揃えれば慣れれば誰でも簡単に出来るから是非試して頂きたい。白身の大降りな魚が実に美味しく戴けるのだ。これをざっくり半分にして手でチューチューしながら食べるのだ。シャンパンか白ワインを冷やして一緒に飲むと旨いらしい。(俺は飲めないから金を払うだけだ、いつも。エビアンで安上がりだ。)これを作れるとネーチャン受けするのは確実だ。同時にパスタを茹でておくと、この魚のスープが抜群に美味しいからスープパスタにしても素晴らしい。味付けは塩とアサリとオリーブオイルだけだが魚と野菜の旨味が実に良く出るからネコ飯のようなものである。
 今回のホウボウは45センチの大きなものを2匹で1000円と馬鹿安!!青山のアクアパッツアで食べると2人前一皿で8000−9000円だったから2匹だと2万である。それが手間させかけるとそれより美味しい料理が4人分できっと2000円もしないだろうと思う。田舎は食材が実に安いのだ。伊勢丹のお魚売り場でこのクラスのホウボウは1匹2500円ぐらいである。やはり5倍もするということだ。
だから料理の好きな人は、田舎で暮らせば、安くて美味しいごちそうが何時でも楽しめると思う。もう少し僕が面倒くさがり屋でなければ、相場喫茶か相場ダイナーなんかやろうかなとも思うのだが、やはり仕事だと面倒くさい。義務感のあるものは嫌なのだ。好きな事だけして暮らしたいから、友達とパーティーはするけれど
商売はしたくないかな、やっぱ。
 野菜が少ないとマズいので、他にナス、ズッキーニ、エリンギを15ミリぐらいの厚さに切り、塩をふって10分待つ。水分を紙ナプキンで取って、表面に刷毛でオリーブオイルを塗って、魚グリルで色がつくぐらいに焼く。バットにオリーブオイル1/2カップ、ワインビネガー大さじ3、ニンニクスライス1掛け、セージ、パセリ、ローズマーを入れた液に熱いまま浸して3時間。素晴らしい野菜のマリネができ上がる。
これに赤、白のワインがあるとそれだけでもう立派なイタリアの食卓になるのだ。これはネーチャンにモテる料理である。
 
 今日はあまりに熱いのでアイスクリームを買い食いした。何年ぶりだろう、アイスの買い食いは。メルセデスでアイスを食っていたら、ネーチャン二人が前を通って笑われた。まあ絵にならんなと思う。サングラスとストローハットにアロハシャツのヤーサンみたいのがデカイメルセデスの中でアイスを食っているのは確かに面白いだろうと思う。
 魔がさす時というのはきっとあるんだろう。人間のすることだから、調子の善し悪しには当然周期がある。それが世界中で同じようなうねりで発生すると最近の飛行機の墜落事故や撃墜みたいな事になる。バイオリズムが狂って、突如戦争開始になったり、革命が起きたりすることもある。人間の呪われた部分であるから避けようがきっとないことだろう。そういう乱調時は、じっとしているほうが安全だが、折悪しく夏休みのシーズン開始だから、どうしても子どもが巻き添えになりやすい季節だ。くれぐれも親御さんは子どもの病気や事故に特段の注意を願いたい。子どもは日本の宝である。

 子どもが宝なら爺はゴミだから、都会にいるとみんなのお邪魔になるので自発的に爺捨山におこもりしているが、昼間はけっこう暑くなってきたが、日が落ちるとすっと涼しいのは助かる。沼津より3−5度低いので箱根の高い所と同じ位涼しいので寝苦しいという事は夏を通してほとんどないのだ。反面冬はとても寒いからおあいこという感じ。スタッドレスがないと凍結で路面が滑るのでFRは特にヤバイ。パワーがあるとクルッと回転してしまうぐらいヘアピンが多い道なのだ。だからワゴンを落として4wdにしようかどうかまだ迷っている。「これだ!」というのが無いのね。レンジローバーかな、カイエンかなでもデカイのは邪魔だしねえ、、。

 昨日は6000番台の機械株の30年の月足をずっと見ていた。「いいなあ、、これ」というのが沢山あって、お金が足りない。まあ足りないのに新規に足してもきりがないから諦めるという結論は見る前から決まっているが、「これは行くね」みたいのがドンドン増えているのだから、きっと年末ごろには日本中が「株、株」とウハウハ湧いているかもしれないなあ。景気回復で給料や賞与がきっと増えた人がたくさんいるんだろうし、そういう人が、新しく家を買ったり、車を買ったり、旅行をしたり、洋服や靴を買ったり、豪華な外食をしたりするようになると益々景気が良くなる。近所の火星人の子どもがラルフローレンに勤務しているらしいが、この7月の土日の売上げは昨年の1.8倍でレコードだったらしい。商品が足りないので棚がスカスカだそうだ。臨時賞与が出るらしいからよほど売れているのだ。ブランド的には若い人だから、きっと若者も少し高めの服を買い始めたのだろう。良い傾向だ。ケチケチしても誰も得をしない事がわかったら必要なものはちゃんと消費して楽しく暮らすのが普通の庶民生活というものだろう。日本人は異常に心配性で僕から見ればノイローゼに近いなあと思う。「棺桶にお金は持って行けません」というキャンペーンでもやって、老人シニア層の消費を促すのが景気対策になるだろう。時限立法で子どもと孫一人当たり2000万まで相続税無税とか2−3年やるときっと新築マンションがドンドン売れるね。銀行もリバースモーゲージをもっと積極的に売ればお金が都心部の不動産から市場に流れるからみんなが元気になる。「少しは頭を使えば良いのに」なんか9条の改憲解釈ばかりで辟易するなあ、、。なんで経済音痴の低能しかいないんだろう?議員は農民ばかりでアホ丸出しだ。
夏に仕込んで仮にたっぷりと貴方が儲けたとする。気合いを入れて5000万買った。すると年末か年明けに順調に上がって2倍になったとしよう。1億だ。売った。税金1000万払って9000万が手元に残る。増えた4000万で何をしよう。周囲でそれを見ていた人はどうだろう?たった半年で生涯努めた企業の退職金より多い金額を隣の男は儲けたのだ.大半の人は悔しがる。「俺もやろう」と思わないほうが変人だ。「あいつに出来るのに俺に出来ないわけがない」大半の人はそう考えるようにこの国の愚民化教育は徹底しているからやっと慎重な人でもそろそろと買い始める。するとまたスルスルと上がる。「やはり上がるんだ」そう確信する大衆はどんどん買う。うねりながら相場は上がる。やがていつか天井するまで。どんな時代も知覚に関する能力の人口分布なんて同じに決まっている。だからうねりが生まれるということなのだ。政策とはそれが刺激的か否かの差でしかない単純な方法論の組合せに過ぎない。誰がやっても同じになるのだ。

2011年3月と12年9−11月は歴史に残る安値のWボトムの両辺である。日本株の長期グラフの共通点とはそれだ。震災のショック安とその後の2番底である。戻り相場か上げ相場かは前回のネックラインに到達するかしないかで今後決まるが既に到達しているもの(大手不動産とか岩谷産業とか)を見る限り、戻りではなく上げ相場であるのは確実だ。上げ相場は3−4年は最低でも続くから2016年までは上げが続くことになるんだろう。グラフは現在もその予定調和のまま進んでいるからだ。
 サブプライムでこけたアメリカは既に大半の指数は史上最高値更新だから、日本株の超出遅れが際立つ。ここに来てブラジルが新値を取って来たが、アメリカで膨れた金が新興国に流れている結果だ。日本も投資国分類では新興国だからきっとそのうちファンドのお金がまた日本に大きく入り始めるということだろう。10月が秋の国会だからその前後に日銀が動くということになるのかもしれない。このままだとCPIの2%到達が少し苦しいから、ここでアクセルを黒田が踏めば言う事無しに円安株高の2段目というのが始まるのだが、さてどうなるか?
2005−2007年の高値を更新できていないものは全部そのうち更新するはずで、そうなれば大抵は最低でもここから2−3倍の値上がりだ。2年以内に全部そうなるんじゃないのかなあと個人的には思うので、低位株ばかり数をまとめて買っておく。買ったらしばらく売り惜しみで転がさない。何もしないほうが結局は楽で儲かるとになると思う。200円以下の株がなくなるという状況がそのうちにやって来る。そこまでが大体2段上げということになるだろう。そこから先は今考えても仕方ない。その時にゆっくり考えれば良い。まずは目先の上げを取る事に専念することだ。
 先週ぐらいから建設株の大型が新高値に進んでいるようだ。大成建設、鹿島などはしっかりで、前回9月にオリンピックで新値となって以来かな?,そこから5ヶ月後2月に底入れして反騰で先月には新高値で順調に青空遊泳中ということで、上げ相場は押しの日柄(5ヶ月)よりも上げの日柄と値幅が大きい(ライトトランスレーション)のが通常のうねりだから700円ぐらいの目先高値はあるんだろうと思う.(倍返しとして)
全体を牽引するセクターは順調に上げ波動を形成中であるから、2月以降に目先の年初来安値を叩いたものが順調に立ち上がるというのが循環物色の絵図ということである。その意味では全体の年初来安値の発生日柄の分布を見ておくと自分の狙い目がどこかもはっきりと日柄的に分かりやすいのである。
強弱ばかりを気にしがちなのだが、重要なのは「日柄とその変化」であるのは言うまでもないことだ。
僕がウルサくグラフ、グラフというのはそれを見て毎月更新しているだけで自動的に日柄の感覚が視覚に定着する習慣がつくからであるが、自分で素描しないとほんやりと市販グラフなど見ているだけではそんな感覚の変化は起きないのである。だからグラフを溜めておいて書くというのはダメなのだ。毎月、玉があろうがなかろうが同じ事をしないと感覚は無くなってしまう。「反復と差異」というのはそういう感覚の持続的習慣の微妙な変化を差して言うのだが、実行している人にしか体感できないものなのだ。ピアニストは楽譜なんて見ないでも演奏は出来る。でも天候や体調や心理で音は変る。だからこそ毎日何時間も同じ曲を練習するのだろう。相場も感覚と技術というのはそういう意味では同じ事だ。理屈では変化の様態を捉えられないからこそ、身体的な作業の通過がマストになる要素なのである。速度、強度、加速度、時間の分節についての変化の差異という要素が絡みあうから難しいし数式化してもあまり意味が無いのだが、フィボナッチ級数だけは自然のバランスだから近似値が出やすい安定する変化の様態のリフレインになりやすいという経験則なのだろう。酒田も同じことだろうと思う。時間と価格を分節化すること=このダブルバインドが相場の全てと言って良い。フランス現代思想が高級なのは資本主義の総体をこのように描き出していることによる。
 N字の比率と和って知ってる?月足グラフをたくさん見ていると様々な事を発見する。書き始めてもう20年以上が立つのだけれども、未だに毎年かなり新しい発見をして感動する。月足の線組は、日足の酒田ほど明確ではないが、やはり似たような傾向にあるし、離れ(ギャップ)とか1本立ちなどは明らかに強い相場が始まったのが明確にわかる。業種の循環性なども結局は「割安」の比較物色が長い目では起こるから、急騰銘柄の側でまだ小動きを拾っておくと思いの他、あとで大きく暴騰して儲けた記憶が何十度もあるから、小手先の戦法としても硬いと思う。すべて手書きのグラフや場帳でないと気がつかないから、手間をかけている人はそれなりに見返りがある。目先の利食いだけでも毎年1000万ぐらいはあるだろうが、もっと重要なのは利食いによって下値を厚く買い増しして総数の増加が効果的に出来る点が総合的な利益率と資金回転を早めるということに直結するからだ。東証株価指数の2倍取れているのがその例だ。

今月も3つ、ストップ高にひっかかた。三菱化工機、ダイジェット、協栄産業だ。グラフを書いていなかったら当たらないが、書いていると不思議に当たる。当て物でも当たれば良いので、競馬みたいで楽しいなあ!!散らして広く薄く買うとどれかに当たる。それで資金が転がって、また下値があるものを買い直しをする。単価をどんどん下げて総枚数を必ず増やせば馬鹿でも儲かるという事が起きるが、実際にやってみた人しか感じはわからないと思う。つまり低位株という一つの株と思えば簡単なのだ。いかに根玉の総数をうねりごとに増やせるかというのがポイントで、ストップ高はチャンスである。大抵100円以上上がるから(今回の平均利食い幅は160円だった)150円が310円になる。16万の儲けだ。そして310円を売って60円を買うと5枚買える。1枚売ったのが5枚になる。その5枚がまた120円になるまでじっと待つというような吞気な売買こそ儲かるのである。

 さて低位株の底練り付近の上げ初動の線組で月足の秘密でN字の比率というのがある。適当に月足を20−30枚出して、年初来高値(昨年12月と1月が多い)とその後の年初来安値(2−5月が大半)を見る。仮に1月高値4月安値だと日柄は3ヶ月だ。N時の斜めが3ヶ月ということになる。Nの左辺は昨年6月だとすると日柄は7ヶ月である。すると右辺は6から9になりやすい。次の高値は4月から6−9ヶ月後になりやすいとすると10月から来年1月が年初来高値に上影になりやすい。実際にそういう動きになってきているものが多いと思うので確認して欲しい。4−6月と連続短陽線、今月もまだ短陽線が多い。つまりジリ高で徐々に人気が出て戻って来たということで、前回のネックラインを上に切れば一気に動きが激しくなるというようなものが増えるのである。ストップ高は一気に抜くので200−300円も数日で走るからもう風景が全て変ってしまう。それでも発行株式数の数倍数日で出来るともうエネルギーは出切って枯れるということになる。この枯れたものがコツンとくるまで半年はかかるのが普通だ。信用買いした個人は全員が大損で資金が半減以下になることが大半だ。上げ相場で損をする人の典型的パターンである。そういう人が全員投げると、不思議にスルスルとすぐに戻るのだ。だって胴が売ったものの買い戻しが順番に入るのだから当然である。狙い撃ちされていることに自覚の無い人がきっと大半だろう。永久に勝てっこ無い人たちである。6335、8013とか6803などがそれに当たる。高値時は一日の鞘が20−30円もあったのが底では1−3円ともう動かない。そしてどこかでコツンとくれば後はフワーっと戻り始める。だからコツンの前後に分割で買ってあとは戻りを待つということだ。低位株は変動率がすごく高いのだ。
コツンの前後の出来高は天井の時の1/100ぐらいまで減る。8013は天井で1億株以上出来たが今日は67万だ。この100:0.67こそが勝敗の比率である。この0.67の安い時に買って100の天井で売るのがお仕事である。
6335なんて35円が270円に化けて79円まで押している。7倍になって7割引である。80円近辺で買って270円までなら3.3倍だ。高値クリアなら5倍ぐらいにはなるだろう。こういうのを30−50枚買っとくと蔵が建つと思う。
5.21 79円が年間安値だから年末には高値を取るだろうと思う。そんな馬鹿なと思うかもしれないが、270円を抜くと次は540円まで節は無い。ここが目先のネックラインである。270円からストップ3回で達成だが、相場というのは極端が出ないと天井しないのだ。その極端とは連続ストップということなのである。大型株では無理だが小型の低位株は出やすい需給にあると言えよう。
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