町の境に大きな河がある。狩野河という一級河川で、昔は反乱して大災害をたびたび起こした恐ろしい河だったそうだ。函南町と伊豆の国市という町の境に流れている河で、堤防の整備をして釣り人が鮎を釣る綺麗な水なのだそうだ。ただ一旦津波が起きるとこの河を逆流して 広範囲に床上浸水被害を起こすだろうという行政当局の監視マップ区域に指定されている。駿河湾という場所はちょうど深い海溝の先のU字型の湾であり、ここに一気に津波がくる予想なのだが、内浦地区など村落全部を集団移転しないと逃げ場が無いから大変な災害になる。沼津の御用邸のそばの区域で、普段はなだらかで風光明媚な海浜の一等地なのだがひとたび災害になると全てが水没の危機を免れないだろうと言われている。
この町の境の狩野河を横断する国道は伊豆半島を縦断する主要道で、下田、伊東、修善寺に続く生活道路で僕もよく温泉や山登りに行くのに使う道なのだ。このおよそ100キロ近い国道沿いに一番巨大な建物と駐車場があるのだが、それはMARUHANというパチンコ屋さんで、400台はあろうかという無料駐車場が平日の昼間でも満車になるというのは驚きできっと仕事の合間にみなさん一勝負ということなんだろう。パチンコの売上げは業界全体で9兆円と言われる巨大売上げだからトヨタの14兆に迫る勢いである。自動車に支払う金額(これには産業用車両も多く含まれるだろう)とパチンコ費用がほぼ同じということは、いかに日本人がパチンコ好きかがよくわかる。僕は大学時代に数回遊んだ記憶がある以来、もうあの懐かしい出玉の音を聞いていないが、最近はきっと台も複雑な電子化をしたらしく教略本がたくさん出ているらしい。すぐに数万円を使うらしいから、オトーサンやおカーさんもお小遣いを巻き上げれる人がきっと多いのだろう。それがきっと北朝鮮に行くのだろうと思うのだけれど、、。
地味で勤勉な静岡県でもこんな巨大なギャンブル産業が反映する。静岡に限らず、日本の地方の至る所で一番巨大で立派な建物と駐車場はこのパチンコ屋さんじゃないのだろうかとドライブをするたびに思うのだ。余暇の使い方という部分で他に目星しく楽しいものが無いということが最大の要因だろう。「賭ける」という行為はそれがパチンコであれ、競輪競馬であれ、宝くじであれ「幸運」に投企するという人間の原初的欲望を刺激するからだ。昔から男の遊びは「飲む、打つ、買う」というのが世界中の定番の楽しみであったし、それが倫理に悖ろうが無くなる事が決して数千年間も無かったということは、確かに大いなる必要性がきっと人類にとってあるからに他ならない。胴はこういう人々の欲望を上手に煽ってそれを立派な産業に育て上げたのだろうし、行政も法律の保護によって独占的にこの「賭け」の欲望市場をずっと手なずけて来た。僕はこの種のギャンブルのことを語る資格は全くないが、ハルトモさんは「車券師」になろうかと一時考えたことがあるぐらい上手い人だから、施設のお仕事のことも為になるのだが、この「車券師」の仕事のことももっと詳しく書いて欲しいなあといつも思うのだ。予想が結果に直結するという意味では、株式も上げる、下げるという2択だから似ている部分もほんの少しあるが、競馬や競輪ほど複雑な予想ではないから、確率は5割である。(動かないのは外して)僕から見て、ハルトモさんがこの種のギャンブルとか勝負事に滅法強い理由は、よほどの事が無い限り、「出動しない」という姿勢に勝因の最大値があると思う。『大きく勝てる見込み」がある場合にのみ絞って、ごく稀に徹底的に勝負に出る、という頻度とある種の禁欲的姿勢である。普段は休んで見ている。きっと8−9割はヤラナイ時間のほうが多いのだろうと思う。(詳しい頻度は良く知らないのだが、、)だから勝負事で無敗というのを歌うということは無駄な負けをしないという勝ち方をしていると言う事だから、競馬場とか競輪場とかに出かけてもやらないレースのほうがきっと多いのだろうと思う。
昨日、株式の分割売買の練習についての講義を初心者に行った。基礎の基礎の2枚の売りと買いとから入る一連の連続的な練習法で僕也に練った効果的な方法で、本気で教えるといういう意味では授業料が100万でも安いから教えたくない練習法である。練習生の失敗を見ていると、彼らは縦軸の値にしか意識が向かないという一般的な傾向がある。彼らは時間という横軸の動きを予測によってなんとか解決しようとするのだ。僕から言わせればそんな無駄なことをしているうちは永久に1ミリも上手くなんてなるはずないねと思うのだが、絶対に5割を超えない確率でそれを勝とうとしているうちはダメなのだ。ポイントは予想はほぼ確実に外れるから予想しても無駄であるという結論である。その無駄なことをしてもトータルで利益を生むというのがプロの仕事である。そのために必要なのは「休み」を入れる方法で、その休みの時間も具体的に指摘した。あとは練習によってその波の感じから波にどう乗れたのか、乗れなかった時にどうするのかという動作を徹底が出来るのか?ということである。
山種の2−2の外しの練習問題を過去に出したが出来たのはひよこちゃん一人である(プロは別よ)。アクセスが毎日500有ればきっと200−300人は僕のサイトを見ていてそれができる人は1/200−300である。率にして0.5−0.3だから1000人いて3−5人しか出来ないのが現実なのだ。予想した通りの確率で僕は満足している。つまりこの程度しか成功者は実際には生まれないという現実があるのだが、みんなそれに自分がなれること夢を見ている。多分、頭と身体を全部取り変えるないと無理だろう。それぐらいこの国の愚民化教育極まれりという現実が明白なのである。それでも昨日の7名で半分ぐらいはきっと教えた方法で1年位でそのうちなんとか出来るようになると思うから、再教育というのは重要だなと思うのだ。
ひよこちゃんは教えないで最初からそれが出来た特別な才能のある生徒である。彼女の才能はピアノレッスンが大きな要因だと思う。その指と音の結びつき、その反復する指と音の組合せ、音の余韻と和音、そういう聴覚と反響と指使いとの無限反復練習が相場にきっと役立ったのである。感覚というのはそういう共通したものなのだろう。でも1000円札や10000円札では不満らしい。それで札束の拾いかたを僕の所に聞きに来た。簡単だから教えたというのがいきさつだ。
「賭け」の市場規模は巨大だ。次々に新しい客は無限にやってくる。だからその中で1000人のトップ5に入れば良いわけだ。するとそこいら中にお金がたくさん落ちている。あそこに200万、ここに500万、むこうに1000万というわけだ。たまには億でも落ちている。(笑)なに頭を身体とを棄てればすぐなれる。僕がそうだったからである。株式市場にも年に何回か数年に何回かは津波が必ずやってくる。その時に練習が出来た人だけは命が助かる。でも溺れた後でしかその値打ちがわからないというのが相場の難しい所なのである。津波が来た時にはきっとハルトモさんは船を出す。そしていつもきっと大漁だろうかと思う.(笑) |
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